日弁連家事法制シンポジウム「子の福祉のための面会交流 面会交流支援団体の実情から考える」 | 子連れ離婚で悩んだら 知っておきたい別居・離婚後の子育て「共同養育」

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子連れ離婚を迷われている方、別居離婚後の子育てや相手との関わりでお悩みの方へご相談や面会交流のサポートしております。

 
おはようございます。
 
一般社団法人りむすび 
共同養育コンサルタントのしばはし聡子です。
 
 

先週末はシンポジウム三昧でした。

 

 

まずは、

日弁連家事法制シンポジウム

「子の福祉のための面会交流 

 面会交流支援団体の実情から考える」

 

https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2017/171216_2.html

 
 
係争中に面会交流の取り決めをしたものの、
 
実際の現場はどのように行われているのか
支援においてどのような課題があるのか
子どもの福祉のために必要な面会交流のあり方とは
 
といった内容を
弁護士と支援団体が共有するという趣旨の
シンポジウムでした。
 
 
 
立命館大学二宮周平教授のご講演のなかで
 
入口:親ガイダンス
出口:面会交流支援、養育費履行支援
 
といったお話がありました。
 
 
 
講演を聴きながら
 
係争後、葛藤高い夫婦間において
出口である支援団体の存在はマストである
といった見解があるなか、
 
入口強化をすることで
出口へのしわ寄せは解消され、
 
 
仲介支援を頼らなくても済むくらい
共同養育のために
離婚後も親同士が関わることがあたり前
という社会にしていくことが大事
 
とあらためて認識する機会になりました。
 
 
 
りむすびでも、
面会交流や諸連絡の仲介支援も行っておりますが
 
支援がなくても
両親が直接やり取りできる関係になってほしい
 
それでも今、仲介さえあれば
親子の関係をとり持つことができるのであれば
 
といった思いで
両親の関係再構築のきっかけづくりとして
心の架け橋のお手伝いをしています。
 
 
 
面会交流仲介支援団体の数が増えるだけでは
根本的解決にはならず
 
共同養育に向けて、
両親が親としての心がまえを持ち、
係争激化させず、修復ないしは協議離婚を
促していくことこそが大事だと思います。
 
 
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また、パネルディスカッションの際に
 
裁判所は過去に起きたことを裁く機関であるため、
面会交流といった未来に向けたとり決めを行い
当事者が納得し継続可能な合意形成がなされるためには
裁判所・弁護士・支援団体の関係構築が必要
 
 
といったお話もありました。
 
 
判例をもとに裁く裁判所
法的知識をもとに依頼人側のサポートを行う弁護士
両親それぞれと関わり心の仲介も携わる支援者
 
 
親同士の関係再構築
子どもたちが両親から愛情を受けて健やかに育つために
連携が促されることを期待しますし
りむすびも一助となってまいりたい思いです。
 
 
<ご参考>
講演でご紹介されていた面会交流支援団体の全国map
(日本ファミリービジテーションサポートセンターさん作成)
 

次回は親子ネットさん主催のシンポジウムについて

掲載しますね。

 

 

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