【愛の抱擁 カーター】
昨日の夢と前世の続きです。
鳥のソウルメイト2 19世紀ヨーロッパの孤児
それから、彼と娘は休みの度に会っていました。
やがて、娘は妊娠しました。
彼は貴族で妻も子供もいます。
娘は彼のヒミツの別荘で子供が生まれるまで過ごすことになりました。
彼と一緒に、汽車と馬車で山の奥の彼の山小屋に行きました。
近くの村人に頼んで、薪や食料を届けてもらうことにしました。
やがて娘は男の子を出産します。
しかし、手紙で誕生を知らせても彼からは何の連絡もありません。
とうとう、娘はまだ首の据わっていない赤ん坊を連れて彼の家に行く決心をします。
そのとき、黒づくめの喪服姿の中年女性が山小屋にやって来ました。
彼女は彼の奥さんでした。
「主人は先月急死しました。心臓発作でした。あなたのことは彼の書類を整理していて知りました。その子が彼の子供かどうか、証拠もありませんから、このお金を受け取ってさっさと出て行きなさい。」
と、冷たく言い放って帰っていきました。
呆然とする娘。
仕方なく山を下りて、町で仕事を探しました。
小さな赤ん坊と一緒なので、なかなか仕事が見つかりません。
とうとう、宿屋の住み込み女中になりました。
朝から晩まで、働きづめの毎日でしたが、子供と一緒にいられるので安心でした。
中には彼女に言い寄ってくる客もいましたが、相手にしませんでした。
きつい労働で体をこわして30才で亡くなりました。
息子は10才でした。
亡くなってから上の方に上がっていくと、そこにとっくに死んだはずのあの彼が待っていました。
「やっとまた会えたね。迎えに来たよ。」 (^^)
「うれしい!!!とうとう会うことが出来たのね!!」
\(^▽^@)ノ
「しかし、私はあなたと一緒にはいられないのだ。次の星に行かなければならない。」
「えっ!!ここで一瞬会っただけで、もうお別れなの!!
私たちって、結婚も子供も縁が薄いのね。
いつになったら、二人で末永く添い遂げられるのかしら?」
(;>_<;)
「君の霊性が向上して、地球を卒業して次の次元まで上がることができたら、一緒になれるよ。それまで待っているよ。」 ヽ(^ ^ )ノ
そして、彼は次なる転生のために飛んでいってしまいました。
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夢から覚めてもあまりのことに呆然としていました。 ⌒( °°)⌒
残してきたあの子はどうなったのだろうか。
なぜ、なぜ、私だけが地球に取り残されたのだろう?
続きます。
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