6.21 英露サロンコンサート in イギリス館 | 永井李枝のブログ

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Гадкий Утенок...

いつの間にか春を通り過ぎ、梅雨の気配を肌で感じる時期となりました傘

さて、コンサートのお知らせです音符






6月21日(金)、横浜のイギリス館にて、ヴァイオリンの小野唯さんとコンサートをさせていただきますむらさき音符

今回のプログラムは、
前半は会場に因んでイギリスの作曲家を取り上げ、
後半は私たちの留学先であるロシアの作曲家を取り上げるという、
なんとも珍しい内容なんですが、
考えに考えた結果やっと纏まったプログラム!!
聞きどころ満載です照れ


ご紹介したいことは山ほどあるのですが…
今回は前半のプログラムについて電球


まずは、イギリスといえば、やっぱりエルガーキラキラ

有名なヴァイオリンソナタもありますが、会場の雰囲気に因んで、サロン風の小品をチョイスしましたロゼワイン
エルガーのなんとも言えない充実した響きと愛に溢れた旋律が、夜のイギリス館に鳴り響くのが楽しみですコーヒー


次のクロフトとフィールドは、ピアノのソロで演奏しますクローバー

グラウンドは、長らくパーセルの作品だとされてきましたが、近年、クロフトの作品だったということが明らかになりましたマカロン

ジョン・フィールドは、ノクターンの創始者であり、イギリスからロシアに渡りましたダイヤモンド
彼の弟子の中には、“近代ロシア音楽の父”と呼ばれる、ミハイル・グリンカがいましたリボン
まさにイギリスとロシアを繋ぐ、今回のテーマにピッタリの人物です赤薔薇


そして!!

ご注目いただきたいのは、ジェラルド・フィンジ乙女のトキメキ

作曲家であり、園芸家という、異色の経歴の持ち主チューリップピンク
それぞれの旋律が複雑に絡み合い、その絡み合う様が何とも美しく、この作品と向き合う時間は、まるで高貴な知恵の輪を解いているようですおすましペガサス

ぜひご一聴いただきたい作品です照れ


そして、前半の最後は、映画音楽の「ラベンダーの咲く庭で」

ガーデニング大国といわれるイギリスピンク薔薇
チラシにもあるイングリッシュラベンダーは、ちょうど6月頃に咲き始め7月頃に見ごろのピークを迎えるそうですキラキラ

(ちなみにチラシの裏は、ロシアをイメージしたライラックウインク)

イギリス館の素敵なお庭と共にお楽しみいただけたら幸いですコスモス



♫6月21日(金)  横浜イギリス館にて 19時開演
「ヴァイオリンとピアノで奏でる英露サロンコンサート」

E.エルガー:愛の挨拶、朝の歌、夜の歌
W.クロフト(H.パーセル):グラウンド ZD221
J.フィールド:ノクターン H.58D
G.フィンジ:エレジー
N.ヘス:ラヴェンダーの咲く庭で
C.キュイ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ Op.84
S.プロコフィエフ:バレエ「シンデレラ」より5つの小品
S.ラフマニノフ:ヴォカリーズ

vn.小野唯、pf.永井李枝

全席自由 3,000円 (当日券3,500円)
お申し込み、お問い合わせ:atelier.malus.halliana@gmail.com