3月19,20日の「セロ弾きのアーヤ」、
4月10日の「三の丸の春」…
短い期間での大仕事でしたが、無事終えることができました
ホッとしながらも、新年度が始まり、あれやこれやと追われる毎日を過ごしております
新しいホールでの演奏、最初は試行錯誤の連続でした
ピアノの配置、チェロがどこで弾くべきか、トリオのバランスは?照明は?
かなり残響の長いホールでしたので、いかにクリアに、しかしうるさくなくできるか、
というところは、一番苦労しました
幸い、リハーサルの時間をたっぷり用意していただけたので、
あらゆることを試せたのは、貴重な経験でした
お陰で、4月の方のコンサートでは、前回よりスムーズにホールに馴染めた気がしました
やはり、一度経験すると、準備の段階から響きや感覚が予想できる、
というのは、とても大きいと感じました。
ホールって、使っていくとだんだんと変わっていくものなんですって
楽器も誰がどんな風に弾くかで、どんどん変わっていくので、
ホールも楽器と一緒なんだな、と思いました
これから小田原の人に愛され、大切に使われることによって、
より素敵なホールに成長していって欲しい、と思います
写真は3月のコンサートのものです
↑こちらは開館記念事業の参加者限定で、ホールの壁に名前を書かせていただきました
ホールの壁にワタクシの名前が刻まれるとは‼️
恐れ多い でも嬉しい
✨
♫♫♫
音楽はお薬と一緒だよ
今回ご一緒させていただいたヴァイオリニストの方が話して下さいました。
彼は、ある精神病に悩まされていたスポーツ選手に出会い、ヴァイオリンを教えていたそうです。
その方が徐々に回復していく姿を見て、“音楽は薬だ”と確信したそうです。
私はこの言葉に、なにか背中を押されたような気持ちになりました
悲しいニュースが多く目につく昨今ですが、
より良い“お薬”をお届け出来るように、これからも努力したいと思います