永井李枝のブログ

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Гадкий Утенок...

今や私にとって、音楽を奏でるということと同じくらい、音楽を教えるということは、欠かせないことですキラキラ


ふと、振り返ってみると、

“教えること”の原点は、中学生の頃の部活動にあったと思います音符


私は中学生の頃、吹奏楽部に所属していましたブルー音符

その時初めて、後輩というものができまして、

もちろん、先輩は後輩の面倒を見て教えないといけないわけですアセアセ


なかなかリズム感の掴めないパーカッションの子がいて(パーカッションなのに…笑い泣き)、

あの手この手を使って、試行錯誤しながら教えて、やっと出来た時!!


すっごく嬉しかったんです照れ


自分が練習して出来た時とは、また違った味わいがありましたおやすみ


その感動というか、快感が今の講師としての自分の原点になっている気がしますクローバー


でも実際やってみると、“教える”って本当に難しい笑い泣き


自分が頑張るより、人を頑張らせることの方が何千倍難しいことかゲッソリ



私が教える上で大事にしたいと思っていることは、何かを“表現する”ことおすましペガサス


例えば、どんなに作曲家が“子犬のワルツ”だと言ったとしても、弾き手がどうしても“子猫のワルツ”としか思えないのであれば、私は“子猫”を表現することを勧めます猫


どんな巨匠であろうと、どんな大御所の先生だろうと、自分の中のイマジネーションは、自分だけのものだからですスター

そしてそれは、人から強要されるものではない赤薔薇


音楽を奏でることは、ある意味、自分だけのミクロコスモスを創造することです地球


その面白さを、快感を、出来るだけたくさんの人に味わってもらいたいリボン

そんなお手伝いが出来たらいいなぁ、と思いながら、今日も試行錯誤する毎日ですあせる


ちなみに、お教室ホームページは右差しこちら



写真は小田原の藤棚キラキラ

すっかり5月の陽気を感じられるようになりましたねクローバー

とはいえ、朝晩は肌寒いこともしばしばコーヒー

どうぞ皆さまご自愛くださいジンジャーブレッドマン