前編より続く。
おじいちゃんは、隣のバルがバスの乗降所を兼ねていることと、イニエスタのお家までの行き方を詳しく説明してくれました。
その説明の仕方に、土地の育てたお人柄と、イニエスタへの誇りが感じられたのはうがちすぎでしょーか。
お礼を言って隣のバルに入り、時刻表をもらおうとしますが、お兄ちゃんに口頭で「3時40分と5時10分だよ」と答えられる。
要はそれくらいバスの本数が少ないのですね。
それでは!いよいよイニエスタの家へと参ります!
さっきのおじいちゃんは、「まずこの坂を下って、工事してるところがあるからそこを右に曲がって…」っておっしゃっていた。
「工事してるところ」
どんな目印だ?と思っていたら(スペインではやたら工事してるとこが多いので)、ありましたありましたw
重機が置いてあってすぐにわかりました。おじいちゃん、あなたは正しい。
後半、正確に聞き取れたか自信がなかったのだけど、とにかくそこを曲がった後もう一度「右」と「左」、そして「おじいちゃん」って単語だけは確信が持てたので、しばらくまっすぐに歩くと、
おお!TVでみたことのあるバルが!!
イニエスタのおじいちゃんが経営している「バル・ルハン」です。



↑髪が合成みたい…(笑)
残念ながら、試合の日しか開かないそうなので、この日はお休み。
でもここで試合を見るとしたら、泊まり込みだよなあ。
宿泊施設あんのかなー。ひょっとして『田舎に泊まろう!』状態?
中はこんな感じです。
真ん中の人がイニエスタのおじいちゃん。
これらの切り抜きは全部おじいちゃんが集めたんだとか。
余談ですが、上の動画を撮った人は猫を飼っているみたいで、そのうち一匹が「ロビン」というらしいw
閑話休題。
「右」に「おじいちゃん」ち…ってことは「左」には?
それらしき建物は見当たらないので、もう少し先の角を左に曲がってみる。
すると…

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!



おおおお~、本物だあああ~…。ついに来たぁ…。たどり着いたぁ…。
お母さん、りるはやりました!遙か極東の地からここまで来ましたよ!
EURO2008の優勝後、おうちの前の通りは「アンドレス・イニエスタ通り」と名前を変えたそうです。
おうちのお隣には、なぜか野良化したにわとりがw

近寄ってきました。

猫もいました。共存関係はうまくいっているらしい。

しばらく周囲をうろつきましたが、はっきり言って何もない村です。
時期的なものもあったとは思うのですが、人影もまばら。
ラマンチャ地方ということもあり、産業の中心はやっぱりワイン作りなんだろうと思います。
イニエスタは、自身でもワインの栽培と工場経営を手がけており、村に雇用を産み出しているのだと聞いたことがあります。
偉いね…。
おうちのすぐ横の通り。

小さな教会。

これは教会の跡かな?使われてないみたい。

イニエスタが通っていた小学校。

ここがお祝いが開かれた、役場の前のマジョール広場。


犬が戯れてました。


にゃんこ発見!!(人´∀`)♡ラぶv




ほんの1時間で村全体を歩いて回れるくらい、小さい村でした。
すれ違う人たちは、怪訝そうな表情をしつつも、「Hola(Hello)」と挨拶をしてくれました。
人口900人程度の小さな小さな村から、世界一のクラブのプレイヤーになったイニエスタ。
彼のおかげで、村の生活に少し明かりが点ったのではないでしょうか。
最初のバス停兼バルに戻って、帰りのバスを待つ。
地元の方たちで賑わってました。
働いてるお兄ちゃんは、きっとイニエスタと同じ小学校に通ったのでしょうね。
時間の少し前に支払いを済ませ、席を立つと、お父さんがさりげなく
「まだ10分あるよ」って言ってくれました。
なんとなく、イニエスタの誠実で朴訥なお人柄の理由がわかりました。
そのバルのペーパーナプキン。
フエンテアルビージャへ行かれるご予定の方は、このバルを目印にw

バルの前に貼ってあった地元のクラブチームの試合予定。
ここからまた次世代のイニエスタが生まれるかな?

余談:村では、メインの通りから入り込む新しい道路を建設中でした。
次にここへ来るときは、新しいバス停ができていると思います。
スペインのことだから、完成がいつかはわからないけど…(笑)
(この項終わり)
(続く)
おじいちゃんは、隣のバルがバスの乗降所を兼ねていることと、イニエスタのお家までの行き方を詳しく説明してくれました。
その説明の仕方に、土地の育てたお人柄と、イニエスタへの誇りが感じられたのはうがちすぎでしょーか。
お礼を言って隣のバルに入り、時刻表をもらおうとしますが、お兄ちゃんに口頭で「3時40分と5時10分だよ」と答えられる。
要はそれくらいバスの本数が少ないのですね。
それでは!いよいよイニエスタの家へと参ります!
さっきのおじいちゃんは、「まずこの坂を下って、工事してるところがあるからそこを右に曲がって…」っておっしゃっていた。
「工事してるところ」
どんな目印だ?と思っていたら(スペインではやたら工事してるとこが多いので)、ありましたありましたw
重機が置いてあってすぐにわかりました。おじいちゃん、あなたは正しい。
後半、正確に聞き取れたか自信がなかったのだけど、とにかくそこを曲がった後もう一度「右」と「左」、そして「おじいちゃん」って単語だけは確信が持てたので、しばらくまっすぐに歩くと、
おお!TVでみたことのあるバルが!!
イニエスタのおじいちゃんが経営している「バル・ルハン」です。



↑髪が合成みたい…(笑)
残念ながら、試合の日しか開かないそうなので、この日はお休み。
でもここで試合を見るとしたら、泊まり込みだよなあ。
宿泊施設あんのかなー。ひょっとして『田舎に泊まろう!』状態?
中はこんな感じです。
真ん中の人がイニエスタのおじいちゃん。
これらの切り抜きは全部おじいちゃんが集めたんだとか。
余談ですが、上の動画を撮った人は猫を飼っているみたいで、そのうち一匹が「ロビン」というらしいw
閑話休題。
「右」に「おじいちゃん」ち…ってことは「左」には?
それらしき建物は見当たらないので、もう少し先の角を左に曲がってみる。
すると…

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!



おおおお~、本物だあああ~…。ついに来たぁ…。たどり着いたぁ…。
お母さん、りるはやりました!遙か極東の地からここまで来ましたよ!
EURO2008の優勝後、おうちの前の通りは「アンドレス・イニエスタ通り」と名前を変えたそうです。
おうちのお隣には、なぜか野良化したにわとりがw

近寄ってきました。

猫もいました。共存関係はうまくいっているらしい。

しばらく周囲をうろつきましたが、はっきり言って何もない村です。
時期的なものもあったとは思うのですが、人影もまばら。
ラマンチャ地方ということもあり、産業の中心はやっぱりワイン作りなんだろうと思います。
イニエスタは、自身でもワインの栽培と工場経営を手がけており、村に雇用を産み出しているのだと聞いたことがあります。
偉いね…。
おうちのすぐ横の通り。

小さな教会。

これは教会の跡かな?使われてないみたい。

イニエスタが通っていた小学校。

ここがお祝いが開かれた、役場の前のマジョール広場。


犬が戯れてました。


にゃんこ発見!!(人´∀`)♡ラぶv




ほんの1時間で村全体を歩いて回れるくらい、小さい村でした。
すれ違う人たちは、怪訝そうな表情をしつつも、「Hola(Hello)」と挨拶をしてくれました。
人口900人程度の小さな小さな村から、世界一のクラブのプレイヤーになったイニエスタ。
彼のおかげで、村の生活に少し明かりが点ったのではないでしょうか。
最初のバス停兼バルに戻って、帰りのバスを待つ。
地元の方たちで賑わってました。
働いてるお兄ちゃんは、きっとイニエスタと同じ小学校に通ったのでしょうね。
時間の少し前に支払いを済ませ、席を立つと、お父さんがさりげなく
「まだ10分あるよ」って言ってくれました。
なんとなく、イニエスタの誠実で朴訥なお人柄の理由がわかりました。
そのバルのペーパーナプキン。
フエンテアルビージャへ行かれるご予定の方は、このバルを目印にw

バルの前に貼ってあった地元のクラブチームの試合予定。
ここからまた次世代のイニエスタが生まれるかな?

余談:村では、メインの通りから入り込む新しい道路を建設中でした。
次にここへ来るときは、新しいバス停ができていると思います。
スペインのことだから、完成がいつかはわからないけど…(笑)
(この項終わり)
(続く)