筋肉層までアプローチしちゃうオイルトリートメントこれ一押しのちか先生です。
ごきげんよう！
今日は、クリニカルアロマトリートメントについてお話しします。
クリニカルアロマトリートメント
クリニカルとはなんぞや？？？と誰しもが思われますが、
こちらのメニューに関しては、ICAA協会が支援してくだっさってます。
インター・メディアリー・クリニカルアロマセラピー・アソシエーションの略です。
私たちはこちらの協会の資格を取得しております。
ICAA：クリニカルメディカルアロマ認定セラピストという資格があります。
医療現場で使える施術ということを推奨している協会で作られた施術です。
といっても、医療現場で使えるのは、医療資格を持った方だけで、
リラクゼーションのICAAの資格を持っているちか先生は、
インストラクターの先生の補助で入ることは可能ですが、医療現場では使えません。
医療現場というのは、主に緩和ケア部門で使う施術で、
もう手の施しようがない重篤な症状の方、
少しでもアロマで血行促進して少しでも長く生きられるサポートをする
そのような運動をやっている協会のリラクゼーション施術になります。
※緩和ケア施術とリラクゼーション施術は別物です。
コロナ前は、ラポールという緩和ケアグループを作って、
医療現場で活動は出来ませんが、ご自宅の出張や老人ホームの依頼を受けておりました。
老人ホームなどでご依頼があれば、緩和ケアの出張サポートにいってました。
また、リラクゼーションで来られた方のご家族に
脳梗塞などによる高次機能障害などになってしまった方のサポートなどもしておりました。
そういう医療的な施術もサポートしながら、
リラクゼーションでは、アロマトリートメントというと、
リンパを促進するために、皮膚の表面層を流していく施術というコンセプトがありますが、
クリニカルアロマトリートメントは、筋肉層までアプローチするメディカルディスチャージ法を使って
筋肉を温めながら、筋肉層まで優しいタッチで流していきますので、
芯からポカポカと温まり、大人気です。
メディカルディスチャージ法とは、
筋肉を温め弛緩させ、血流をよくし、筋肉のポンプの働きで老廃物を排出させるという手法です。
【受けて頂くときの服装】
肌に直接アロマをブレンドでしたキャリアオイルを塗布しますので、
衣服は脱いで頂きます。
リラッサンテでは、長袖のガウンに紙ショーツというスタイルになっていただきます。
紙ショーツは2タイプあり、
比較的大きめの標準Lとゆったり5Lの2種類。
ご本人のサイズと言うより、
ショーツに分厚いタオルを挟み込んで施術しますので
余裕のある状態で締め付けず着て頂く事が大切です。
目安としては、ご本人サイズがS～Lくらいの方なら標準L（茶色の紙ショーツ）
L～５L（男性まで履けます）とにかく締め付けたくない人用なので
安心して大きいサイズをどうぞ（紺色の紙ショーツ）
常連様にはご指定のものを、
初めての方には両方を置いておきますのでどちらかをどうぞ。
着替えてから、フットバスに入って頂いても、
着替える前に入って頂いてもどちらでも。
ご案内します。
【アロマオイルブレンド】
当サロンのアロマ精油は33種類ほどあります。
お好きな香りやお体の不調にあったオイルを毎回ブレンドします。
こちらのメニューでは、お一人様約４種類のアロマをブレンドします。
キャリアオイルに希釈しないと使用できません。
キャリアオイルは、保湿効果の高いマカデミアナッツオイルという透明のオイルで、
若返りのオイルとして有名なオイルです。
浸透力が早い（経皮吸収）のでぐんぐん美肌になっていきます。
また角質層にすばやく浸透後、成分のパルミトレイン酸がコラーゲンを増加促進します。
さらにオイルが長く肌に残るように、ホホバオイルも一緒にブレンドします。
これらのオイルはすべてオーガニックのケモタイプのアロマエッセンシャルオイルと
オーガニックキャリアオイルを使用しております。
アロマエッセンシャルオイルはフランスのプラナロム・ルコントワールを使用
国産精油では、AEAJ推薦のイノセント（株）、生活の木、雄琴ハーブガーデン、りんねしゃ、フレーバーライフなど使用
特に柑橘系の精油は７種類もあります。
リラッサンテ精油は、皮膚のことを考えて仕入れています。
いろんな精油が沢山あるのでなく、
使いやすい精油を細分化してこれだけの精油量になりました。
基本的に高濃度で濃い精油はあまり扱っておりませんが、
イランイラン、レモングラス、ウィンターグリーン、ローレルなどはあります。
濃いので少量使用となります。
ハーブ系、柑橘系、ウッド系、花系の部首のアロマが中心ですが、
どんな肌質の方でも、どんな症状の方でも使いやすいものを中心に扱っております。
例えば、柑橘系は普段フロクマリンという、
紫外線にあたるとシミの原因になると言われているこの成分がもとで
夏には正直セラピストとしてあまりオススメしたくないので
冬本番で使うことが多いですが、
本来は春や夏にリフレッシュしたいと一般的には思われるので、
いつも成分を考えるときに悩んでいました。
フロクマリンを人工的に取り去っている
フロクマリンフリーの精油もあるのですが、ちょっと香りが違います。
国産精油を始めとして圧搾法抽出でなく、
水蒸気蒸留法抽出が主流になりつつあり、
フロクマリンが出なくなりました。
それで、私としては水蒸気蒸留法抽出の精油をみつけては購入していたので、
７種類も増えてきました次第です。
これにつきましては、
和精油は大変興味深く人気が高いです。
土佐文旦、土佐ユズ、ライム、レモン、グレープフルーツ、オレンジスイート、べルガモットですね。
レモン、グレープフルーツ、オレンジスイート、ベルガモットは圧搾法ですので注意しながら使います。
他にもサイプレスが2種あったり、
ローズウッドは部首が違うところ（葉の精油、樹香の精油）などで別れていたり
ローズマリーも2種類、ペパーミントも2種類（国産薄荷含む）
ラベンダー系は3種類あります。他にもいろいろと取りそろえております。
ゆっくりお話ししながら、香りを嗅いでもらいながら決めていきます。
他にちか先生には、
JAA協会のアロマコーディネーターの資格も取得しております。
【お時間】
90分と120分がありますが、いずれも全身です。
リンパはおからだ全体を巡っているので、全身を流さないと意味がありません。
90分は、背面足、上半身、肩甲骨上を念入りに。
前面足、デコルテで終了です。
120分は90分の部位にお腹の腸マッサージと腕の施術がプラスになります。
90分は、初めてのオイルトリートメント、全身が重くだるい時におすすめ。
120分は完成型なので、
腕のお疲れ、お腹の動きが悪い方などにオススメしております。
クリニカルアロマトリートメントはなんでトリートメントなの？
マッサージじゃないの？？
リラクゼーション業界では、医療系の法律用語と混乱しないために、
マッサージという言葉をなるべく使いません。
オイルで流す施術をトリートメントと呼びます。
やむなくオイルマッサージといわれているリラクゼーションサロンもありますが・・・
同じ意味です。
通常のアロマトリートメントは、だいたい表面層だけのアプローチになりますが、
クリニカルアロマトリートメントは筋肉層までメディカルディスチャージ法でアプローチするので、
凝りがきつい方にも、筋肉を温め、柔らかくほぐしていきます。
ほぐしが好きな人でも、流しやすい体にするという意味で、
シーズンに1回は、オススメする場合があります。
むくみで分厚い水分代謝の悪い肌になっている方、
こっているというより重くだるいと感じる方には、オイルで流しやすいお体にすることも必要です。
クリニカルアロマトリートメント、受けてみたくなりましたか？？
【ちか先生とクリニカルアロマ】
以前おうちサロンでは普通のアロマトリートメントをやっていましたが、
すごい施術があるのよ！と師匠から情報を聞いたときは、
なんじゃそりゃーな不思議な筋肉層までふわふわになるアロマトリートメントなんて
今までなかったものだから大変驚きました。
その時取得したチームは、4人。
大体が2人ずつアイモデルで半年かかって、全手技を覚えました。
すでにがっつりリラクゼーション店に勤務していてのしながらの資格取得でしたので、
試験前に休みなしで倒れたこともありました。
しかも全員倒れた。
施術内容云々より、体重移動の姿勢施術が一番難しかったです。
ツボなども刺激していくので、つぼなどの場所や、
少し細かい動きの施術も難しかったのを記憶しています。
今はもう慣れで出来ますが、最初の頃は体力消耗が激しかったですね。
さて、次回は、英国式リフレクソロジーについて語りますね。
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