明日は福岡国際前のスピード総仕上げという事で、佐賀の記録会で5000mに出場予定です。
そんな訳で、今週は火曜日に部活に参加させてもらって、特異的な刺激を入れておきました。
メニューは1000m×5(r:70")で、設定ペースは2'58"と中々にハードルの高い内容。
ただ、アップの時点で調子の良さを感じていたので、自信を持って臨めました。
スタートは18時20分で、気温は17℃。風も穏やかで絶好のインターバル日和です。
シューズはドラゴンフライ。
1本目、2本目は引っ張ってもらって、リラックスしながら追走(2'59"-2'59")。
3本目は私が引っ張り担当でしたので、それなりに神経は使いましたが、ここも余裕を持ってこなす事ができました(2'58")。
4本目は救世主とばかりに別メニューを終えた部員が引っ張ってくれて、ここも無難にクリア(2'59")。
ラスト1本はコーチから「ペース落としていいよ」と指示があり、1周目こそ落ち着いたペースで進みましたが、
ラストにかけて徐々にペースが上がっていき、結果的には2'59"と同じペースでした。
そんな訳で結果はこちら。
(ラストは手元が狂ってしまいましたが、2'59"→70"くらいです)
久々に3'00"を切って5本揃える事ができ、仕上がりの良さを感じています。
直近で同水準の練習がこなせたのは3年前で、
https://ameblo.jp/rikunokirin/entry-12534514458.html
https://ameblo.jp/rikunokirin/entry-12538077771.html
この時は3週間後に14分台が出せましたので、ポテンシャル的には同じくらいのタイムが出せそうですし、
今回はオールアウトせずに、かなりの余裕を残してインターバルをこなせた事を踏まえると、もう少し上のタイムも狙えそうな気もしてます。
ただ、残念なのは明日のスタート時間で、勝手に夕方〜夜にかけてのスタートになると思っていた所、実際には15時40分スタートと微妙な時間帯…
しかも明日はここ数日の中でもかなり気温も高めの方で、ちょっとタイムを狙うには厳しいかな〜と既に白旗ムードです。
まぁタイムというのは出る時は出ますし、出ない時は出ませんので、あまり気にし過ぎても仕方ありません。
14分台というのを一つのモチベーションに夏から秋にかけてトレーニングを積んできましたが、こういう時に冷静さを失っても良い結果が得られない事は明白で、
明日も普段通りレースの流れに乗る事だけ考えて、最後まで出し尽くせる様に走るのが吉というものです。
その結果15分10秒でも20秒でも、はたまた30秒かかる様な事があっても、これまで14分台を目指して積んできたトレーニングは無駄になりません。
いつかなんらかの形で花が咲く。それが小さな花なのか、大きな花なのか、1日後か1ヶ月後か1年後か10年後かは分からなくても、いつか必ず咲く。
そう信じて、進み続けるのがアスリートってものでしょう。
まぁ自分に対して保険をかけている部分もありますが、タイム云々よりもレースを楽しみたいという思いが最近は特に強くなっていると感じていて、
やはり昨年の防府で、「サブ20」に囚われ過ぎて途中棄権してしまった教訓が今も生きているのだと思います。
https://ameblo.jp/rikunokirin/entry-12717826053.html
ただ難しいな〜と感じるのが、「タイムにこだわり過ぎるとレースが面白くなくなる」と思う一方で、「タイムにこだわらないと競技として面白くない」と思う自分も存在する事で、この板挟み状態にどう折り合いをつけるかは悩ましい問題です。
このバランスを上手く調整するのが長く競技を楽しむ秘訣な気がしますが、なかなか自分なりの答えは見えてきませんので、
引き続きタイムにこだわって撃沈したり、タイムにこだわらずに走ったり、そしてたまには快走したりを繰り返しながら、探っていければと思います。