先週、5年生最後のテストが終わり、ようやく次のシーズンに向けた本格的なトレーニングがスタート。
とは言っても、まだまだ基礎構築の初期も初期ですので、質・量ともに余裕を持ってという感じです。
そんな先週末は土・日と芝生を使ったセット練習を実施。
土曜日は(1'-1')×16本のファルトレク。
ざっくり疾走部が3'10"〜3'15"/km、緩走部が4'20"〜4'30"/kmという程度で、追い込み過ぎない様にコントロールしながら。
余裕をもって切り上げましたが、それでも日中ジワっと全身を襲う疲労感に見舞われましたので、なかなかいい刺激が入った様に思います。
で、翌日はのんびり30kmのjog。
こちらは5時スタートで、漆黒の芝生を延々グルグルと。
(いつ見ても心が洗われる朝焼け)
因みに、土・日ともに使ったシューズはPUMAのスピード300で、
マラソンシーズン中(9月〜2月)はポイント・jogに関わらず、厚底ばかりを履いていましたので、この手の薄底が登場するのは久々だと思います。
別大以降は徐々に薄底、低反発シューズへの移行を進めていて、これは昨夏にブログで書いた「シューズの期分け」を行う為です。
(詳細は以下ブログを)
https://ameblo.jp/rikunokirin/entry-12689278490.html
久々に薄底や従来型の低反発シューズで走って思ったのは、ふくらはぎのダメージすごっ!という所で、
高反発シューズでは、jogでもロングランでもインターバルでもほとんど疲労する事が無かった部位に懐かしい痛みを感じました。
それと同時に一つ仮説として浮かんできたのが、防府、別府とここ最近のレースで中間地点前後で失速してしまった原因の一つに「厚底過適応」があったのでは?という事です。
厚底カーボンで走ると、どうしても大腿前方(大腿直筋、外側広筋)に負荷が集中してしまいます。そして、厚底カーボンへの馴化が進めば進むほど、その現象はより顕著になっていくと予想されます。
で、私の場合、ハーフまでの距離であれば、「厚底過適応」状態でも走り切る事が可能で、逆に大腿部を最大限に使う事はエコノミー向上に寄与し、実力以上の走りをもたらしてくれます。
一方、ハーフ以上の距離になってしまうと、大腿部が早々に限界を迎えてしまう為、最後までスピードを維持する事が出来なくなってしまいます。
(防府の反省は以下ブログを)
https://ameblo.jp/rikunokirin/entry-12717282852.html
薄底や従来型の低反発シューズもある程度履き回していれば、本番で厚底カーボンを使用した場合も大腿前方の負荷をハムや下腿に散らす事ができる気がしていて、やはりこの戦術がベターな気はします。
ただ、前回ブログで書いた様に、中途半端に履き分けをするのは故障のリスクにもなり得ますので、そこの判断はなかなか難しい所です。
一応、現段階の方針としては、
・厚底カーボンは勝負レース1ヶ月前から使用
・レース直前でもjogは薄底や低反発を併用
・特異性(レースペース)を意識し過ぎない
・大腿部の強化(筋トレ嫌なので下り坂走とか?)
という感じですが、ちょっともう少しじっくり考えていく必要がありそうです。
まぁそもそもの走力向上が大前提なのは言うまでもありませんね。あまり小手先の事に気を取られ過ぎず、しっかりトレーニングしていこうと思います。
3月3日