今の世界情勢を連想してしまった
私の好きなヘビメタ。
もちろん聞いているのはヘビメタばかりじゃなく
この頃は「トラッド」と呼ばれるジャンルが多くなってきた。
聞いているのは主に北欧系で、特に最近は気が付くとドイツのバンド中心
例えば、以前紹介した中世の騎士をコンセプトにした「dArtagnan(ダルタニアン)」
近未来の「Orden Ogan(オルデン・オーガン)」
最近のお気に入り、元気なお爺バンド「SANTIANO」
息子に「聞き飽きた!」と文句言われるほど、お爺たちを聞いています。
そして、今夜紹介するのは、同じドイツのバンドの
「Versengold(ヴェーゼンゴールド)」
音楽ははヘビメタと言うより、トラッドとかフォークロックとか呼ばれるジャンルです
大鎌を持った死神が出てくるMVは恐ろし気で
実際歌詞の内容も、混迷・死を連想させるものです。
明らかに戦いを表したダンスの映像から
真っ先に浮かんだのは、世界各地で起きている戦争や紛争。
それらを思うと、かなりメッセージ性が強いMVです。
彼らの楽曲には死を扱ったものが多く、旅立った人々への追悼の
沢山の遺影に囲まれたこのMVも、強く迫ってくるものがあります。
特にエンドロールに次々とアップされる写真と共に記された数字(生年と死亡年)は
長生きした人もいれば、短い人生だった人もいて、色々考えさせられます。
死を扱った楽曲を並べると、そんなバンドかな?と思われそうですが
楽しい楽曲も多く、MVも楽曲に合わせて楽しげです