【1年の計は元旦にあり】の言葉の出典を調べてみた。
毛利元就の言葉から(という説):
一年の計は春にあり
一月の計は朔(ついたち)にあり
一日の計は鶏鳴(一番鶏が鳴く早朝)にあり
毎年、小さな新年の決意(計)をしているものの、実行されないまま虚しく1年は過ぎていた。折々に様々な決意もしていて、それらをブログにも書いて公言しているというのに…。
予定も無く、好きに使える時間というのはとても贅沢な時間ではあるが、その時間を充実させるのは自分なのだ。
〈今年からは…〉というささやかな決意は、〈自分を優先する時間の使い方をしたい〉ということだ。無駄な動きのために時間を浪費していることが一番の改善点。
74歳の今、すでにキャパがかなり狭まっている。今持てる能力以上のことをこなそうとすることに無理があること、そして抜け抜けのミスに無自覚になっていること、昨年から痛感していたことだ。
〈今日もまた何もしなかった…〉と、何の達成感も無くベッドに入る虚しさ。寝る前に開けた本が1ページも読まないうちに顔の上に落ちてくる。そこまで疲れていないはずなのに…。
昨日、ふと「自分の(仕事を課する)タスクを毎朝決めよう!」と思いついた。一番鶏が鳴くような時刻には起きられないが、朝食を食べながらその日のタスクを考えることにした。
昨日のタスクは【ビーフシチューを作ること】だった。夕食のおかずにはなるが、夕食づくりではなく、思い切って凝った料理をするということ。
年末に買った雑誌の付録のレシピ本で見つけた市販のルーを使わないレシピ。作り方を読んでみると案外シンプルだったので挑戦してみることにしたのだ。
シチューが出来る頃に焼きあがるようにパン・ド・ミをホームベーカリーにセットして、この日の夕食のメニューはビーフシチューと焼き立てパンとサラダに決定。
前日に材料は揃えておいたので、昼食後、早速取り掛かった。たいして複雑なプロセスは無く、レシピ通りの材料と量で、書かれてある通りの作り方で完成した。
ところが、材料の切り方のせいか、写真のような出来上がりにはならず、ボリュームアップのため、後からジャガイモをレンチンして加えた。
お肉はホロホロで、ソースの味もトロトロ感も上手く仕上がったが、お肉の質がイマイチだったのが残念。写真のような高級感は出ず、フツーのお惣菜のビーフシチューとなった。
煮込んでいる時間が長かったので、その間に、DVD用にWOWOWで録画しておいたアニメ映画を3種類、ディスクにプリントしてダビングした。これは今日のタスクではなかったが、待っている間の思わぬ副産物。
お正月に会った孫たち(長男家と次男家)と約束していたDVD で、もう1セット作成予定。これらの映画はコピーワンスなので1回しかダビングできないが、2回放映されたので2回録画している。
昨日のタスクはコンプリート。まあまあ満足の日。このタスクはミッションと言ってもいい。ミッションクリアだ!
ミッションという言葉はこのコミックが影響したか?孫たちがハマっているというこのコミック。英語版を書店で見つけたので、買って読んでみた。コミック一冊がペーパーバック1冊と同じような価格で痛い出費だったが…。
設定や登場人物は荒唐無稽ではあるが(当たり前?)、面白くて案外読み応えがあった。WOWOWのオンデマンドやプライムビデオでも放映しているので、孫たちとの共通トピックとして時間があれば観てもいい。しかし私にそんな時間は無い。
4人分の材料で作ったビーフシチューは量が多く、今日のお昼にも食べたが、今夜の夕食にもなるほど余っている。リメイクしてハヤシライスにするか、ドリアにするか、考え中。
そして、今日のタスクはすでにコンプリート!
≪タスクについてのブログをアップすること≫
いつまで続くか分からないが、先延ばしにしていたことや、思い切りが無ければできなかったことをタスクとして、我がお尻を叩いていこうと思う。