足を踏み外して転倒した。
毎晩お風呂に入る前に大玄関と玄関付近の木戸を閉めに行く。カギをかけるわけではないが、ダンナが出入りした時に閉め忘れたり、きちんと閉めていない時があるので確認のためだ。
木戸は風の強い日にはドタンバタンと大きな音を立てるのでしっかり締まっているか確かめる。そして隣の義姉の家の電気のつけ方を見て生きているかの確認もする。
昨晩もまず木戸を点検して大玄関に行こうとした時、左足が平らな所に着地せずくじいた形になり、バランスを崩して前に倒れてしまった!
倒れた瞬間、胸にあてていた左手がぐっと胸を圧迫して〈ああ、骨折してしもたなぁ〉と思った。胸の軟骨骨折は10回以上経験済みだからわかる。
しばらく立ち上がれずに石畳の上でうつむけに倒れたまま、しばし大後悔。〈なんでもうちょっと足元見んかったやろ…〉時計を5分前に戻したかった。
倒れていても誰も気づいてくれないので、痛みをこらえて自分で起きあがって、家に戻って身体を点検。
心配した足首近くは少し腫れていたが骨折ではなさそう。両ひざ共、擦り傷で出血していて、左腕に3カ所の内出血。
スニーカーを履いていたのがよかったのかどうかわからない。サンダルだったらそこまでバランスを崩すことは無かったようにも思う。そんなこと言っても後の祭りなのだが…。
ゆっくり歩けば大丈夫だったので、足の捻挫(?)がひどくなくて安心した。
お風呂はシャワーだけにして傷口を洗い流し、くじいた部分に冷水のシャワーをかけて冷やした。
足首と打ち身の部分に消炎鎮痛の湿布を貼って、出血していた傷口には薬も何もつけないでこれを貼っておいた
胸にはコルセットをして、全ての応急手当てを終えてベッドに横たわったが、寝起きする動作がいちいち胸にこたえた。
昨晩は、寝返りしたり、トイレに起きたりするたびに胸と足に痛みが走って睡眠不足。
今日は一日ベッドで安静にしていた。居眠りしたり、読みかけていた本を読了したり、超多忙だったここ数週間の疲れを「休めなさい」と警告されたのかも知れない。
大難が小難になってありがたいが、胸の骨折が治るまであと3週間。