関西との境目 | アブエリータの備忘録

アブエリータの備忘録

Yesterday is history,
Tomorrow is a mystery,
Today is a gift.
That's why it is called "present".

 

ダンナが熱田神宮からの帰りにウナギを買ってきた。

 

 

三重県の亀山市関町にある有名な老舗うなぎ店に寄ってきたそうだ。今は行列の出来る店となったのだが、もっと小さなお店の時から実家の父によく連れて行ってもらった。

 

 

ダンナは長男家にも次男家にもお土産に2本ずつ買ってきた。それぞれの家へ持って行くと、お嫁さんが二人とも「うわっ。初音のうなぎ!」と大喜び。〈みんな知ってるんやなぁ〉と驚いた。

 

 

ウチは二人で1本。写真を撮り忘れたが、この箱にコソッと入っていた1本のうなぎは3700円だそうだが、それを5本も買ったって…。

 

 

 

うなぎ丼にしていただいたが、うなぎ自体もタレもかなり醤油辛くて残念。以前もこんなに濃い味だっただろうか?ダンナが「名古屋の味になっとるなぁ」と言っていたが、その通りだと思った。

 

 

何十年も前だが、近くにファミリーレストラン【あさく○】が出来て、食べに行ったことがあったが、味が濃すぎて二度と行かなくなった。聞けば愛知県発のチェーン店だったようで、関西人には受け入れられずにほどなく撤退した。

 

 

我々関西人(兵庫、大阪、京都、奈良、和歌山、滋賀)は、三重県は関西地方ではなく、中部、又は東海地方という認識だ。滋賀県の甲賀と三重県の伊賀は隣同士だが、あまり親しみを感じない。

 

 

うなぎに関しては、ウチの学区内にあるお気に入りのうなぎ屋さんの味にすっかり慣らされてしまって、他のどのうなぎを食べても満足できなくなっている。

 

 

実家は三重県に近いので【関のうなぎ】に馴染んでいた。ある日、私が持って行った大津のうなぎを母も弟家族も大絶賛!「上には上があるんやなぁ」と感動していた。〈なっ?美味しいやろ?〉

 

 

掛川で友と食べたうなぎもやっぱり味が濃かったと思う。一度蒸したタイプなのでフワフワとやわらかかったが…。

 

 

東の濃い味の侵入をストップしてくれているのは鈴鹿山脈?

 

 

新幹線で境目を越えて、美味しいモノを食べながらゆっくり友と語れる日はいつになるのだろうか?