この酷暑の中、京都へ出かけた。京都駅は人、人、人ですごい混み様だった。
前夜にまたもや肋骨骨折してコンディションも良くない中、お盆前の忙しい時期でもあり、当分出かけられそうもないので、意を決して出かけた。
さほど重要な用事でもないのだが、なんだか気が急くので済ませてしまいたかったのだ。
先日来の整理中、家のチェストの引き出しで発見したのは、誰かにもらったこのパスポートポーチ
中には、2010年に発行以来一度も使っていないパスポートと、トラベラーズチェック、そして外国紙幣が入っていた。
引き出しにしまっておいたのは覚えているのだが、中味を検めたことはなかった。同じ引き出しには四つの財布があり、それまでに訪れた国の硬貨が国ごとに分けて入れられていた。
英ポンドのトラベラーズチェックと英ポンドの紙幣、ユーロの紙幣は換金可能のはずなので、レートを調べてみると結構な額になる。そんなにあるとは思っていなかった
トラベラーズチェックの販売を終了したという記事を見たこともある。また、ヨーロッパへの旅行の可能性について考えてみると、どうも自信がないので、とりあえず日本円に換金することにした。
無駄足にならないように、まずキーワードを打ち込んでネット先生に聞いてみた。取扱いのある銀行等、その他。
英ポンド紙幣の中にはスコットランドの銀行製のものもあり、ロンドンのタクシー運転手にその紙幣で支払おうとした時、受け取ってくれなかったのを思い出した。
紙幣の件で同じ経験をされた方のブログに、英ポンドの旧紙幣は他銀行で拒否されたが、三井住友銀行で、テープで貼られた紙幣を除いて全部換金できたことが書いてあった。
トラベラーズチェックに関しては、銀行によって取り扱う銘柄が異なり、私の持っていたトーマス・クック社のものは三井住友銀行では扱っておらず、【トラベレックス】で可能だということが分かり、電話で確認した。
これらの情報から営業所を調べて、まずは京都駅改札口のすぐそばにある【トラベレックス】でトレベラーズチェックを、四条河原町の【マルイ】横にある三井住友銀行外貨両替コーナーで紙幣を換えてもらうことにしたのだった。
【トラベレックス】では、鍵のかかったブースの中に女性社員一人。トラベラーズチェックを一枚一枚探知機みたいなものを当てて確認後、何回も何回も枚数を数えていた。
パスポートの情報も三回は確認したと思う。パソコンの画面に出てくる不審情報を本社?に問い合わせ、…換金してもらうまでに案外時間がかかった。換金を待つ外国人が並んでいなくてよかったこと!
そして四条河原町をめざすものの、この人混みと暑さ。外貨を換金して臨時収入?が入ったので気が大きくなり。タクシーで行くことにした。
大きな荷物を抱えた外国人観光客も多く、タクシー乗り場は長蛇の列。しかし回転が速くてほどなく乗車。
運転手さんの外国人観光客への愚痴を聞きながら、目抜き通りの歩道を広げたために慢性的な渋滞の河原町通りをノロノロ進んで到着。障害者手帳を出せば一割引きなのだが、とても出せる雰囲気ではなく…。臨時収入も入ったことだし
愛想のよい外貨センターの窓口で現金を差し出すと、3人の行員が頭を突き合わせて分厚いファイルを調べ出した。確認した結果、一枚だけ受け取ることが出来ないと返された。
<表>
20ポンドだから、この日のレートで換算すれば¥3679!イギリス本国の銀行へ持っていけば換えてくれるかもしれないが…。
両替の計算を待っている間、パスポートポーチを点検していたら、芯の厚紙だと思っていたものを引き出すと、トラベラーズチェックだった!英ポンドで200ポンド!
帰りは久しぶりに河原町を歩いて京阪電車で帰ろうかと考えていたのだが、また京都駅へ逆戻りすることになった。暑いし疲れてるし、その方がいいかもしれない。
臨時収入も入ったことだし、またタクシーで京都駅へ戻り、また【トラベレックス】で同じプロセスを経て換金した。
何度も言うが、臨時収入も入ったことだし、構内のおにぎり屋さんで高級おにぎりを買って帰った。ダンナも大絶賛の美味しいおにぎりだった。
本日の収入?
T/C 700ポンド (×187.14) ¥130998
ポンド紙幣 170ポンド (×183.96) ¥31273
ユーロ紙幣 190ユーロ (×132.23) ¥25123
合計 187394円なりぃ
いやあ、うれしい暑さも吹き飛ぶ