近所の電器屋のお兄さん(私より三つ年下)から「もっと痩せなあかん!」と言われた
このオッサン声がでかい
「体重は何キロあるんや?」
「55きろ」
「身長は160もないやろ?」
「10年前は152せんちやったけど今は151せんち」
「減ってるやないか!」
「リウマチもあるし、それに骨粗しょう症やて言われてん」
「ほんならますます痩せなあかんやないか!」
「身体が不自由やと、たまには美味しいもんも食べたいやんか」
「魚を食べてるか?」
「たまにはお肉も食べる」
「その年でまだ肉食べてるんかいな!」
「お肉好きやもん」
「とにかく腹八分目にしとかなあかん!それにその(出っ張った)腹なんとかせな!」
ほっといてくれあんた私のなんやねん
この電器屋さんは東芝の代理店で、ウチは「東芝製品のモデルハウス」といってもいいくらいの長い付き合い
彼のお兄さんがダンナの同級生で、お姉さんは私の同級生。彼も同じ高校の出身。
相性が良いのか、お互いにズケズケと遠慮のない物言いをしている。それに、なぜか私の「するどい指摘」を喜んで聴きたがるのだ。
ダンナと一緒に仕事することもある彼は、ダンナの「偏屈ぶり」に振り回されている様子で、私とはその点で意気投合する。
健康を目指す生活のために今日からウォーキングを始めた。太陽を浴びながら近くの公園まで万歩計をつけて歩いていたら彼と出会って立ち話。何ともタイムリーな会話
体調が戻ったら二人で飲みに行く(お酒は許せるらしい)約束をした。飲んでダンナをこき下ろすことになっている
軽トラックで追い越し際に「もっとちゃっちゃっと歩かんと」の檄が飛んだ