『後発白内障に対するYAGレーザー嚢切開術』という手術を受けた。
後発白内障というのは白内障手術後に再び濁りが生じて視力が落ちる症状。そして、濁った嚢にレーザーで穴を開け、光の通り道をつくるのがこの手術。
一応手術なので同意書にサインするのだが、<病状>と<手術>について説明された後に以下が書かれていた。
<手術に伴う副作用、合併症、危険性>
緑内障、角膜混濁、黄班浮腫、黄班変性、網膜剥離、炎症遷延、硝子体混濁、感染、出血(前房出血、硝子体出血、網膜出血、結膜下出血、眼球出血など)、眼内レンズ偏位、眼内レンズ損傷、薬物アレルギー・ショック、その他予期せぬ出来事などによって視力低下をひきおこす危険性もあります。
そして、説明の内容について(いずれかを○で囲んでください)
① わかりました。納得して同意します。
② わかりましたが、同意しません。
③ よくわかりませんでしたので、同意しません。
以下に署名してください。
要するに①しかないということやん②とか③に○したらどうするんやろ。①に○するまで説明を繰り返すということやろか
あれだけ副作用やらなんやらいっぱい恐ろしいこと書かれたら、①に○するのがちょっとためらわれる「何が起きても責任とりませんよ」と言われてるようで…。
なんとも中途半端な同意書やなあ。それでも手術は受けるしかない
コンタクトレンズをはめられて、頭を固定されて、目に見えるのは赤い二つの玉。それを的にしてレーザー銃で撃っているような感じ
1,2分で痛みもなく終了。「5分から10分かかる」と言われて覚悟していたので、あっという間に終わってほっとした
2年前の手術直後の視力が戻った世界が明るくなった
病院からの帰りに友人と会って食事をした。やっぱり彼女の発想と直観はすごい想定外の視線を持っている私の眼からまた数枚のウロコが落ちた
「目」も「心の眼」も一段とクリアになった
見えすぎちゃって困らないだろうか