あなたは宝物。 | 男性に深く愛されたい女性のためのLOVEセオリー・占い師コウスイのブログ

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昨日書いた記事 は、反響がたくさんありました。

特別な日だからその日だけと思い、渾身の思いで書いたものなので、

伝わるべき人に伝わったように思い、うれしかったです。

特別な日だけの記事と思いましたが、あまりに反響があったので少し補足させてください。

私がなぜ、天皇陛下のことを書くか?その理由をまず。

正直、天皇陛下のことを書くことは、私にとってメリットはありません。

むしろ見る人によっては偏ってると感じる人もいるでしょうから、デメリットのほうが多いかもしれません。

では、デメリットがあるとわかっていながら書く理由って何かというと、

このことが人々の開運に、大きくつながる大切なことだからです。

開運、幸せ、成功、などを人々は望んでいます。

でも、その開運や幸せや成功は、人として普通に暮らせる日常があって、

はじめて活きてくることだと思うのですね。

もし日本がが戦地で毎日、銃弾が行きかう状態だったら、

個人の開運や幸せや成功なんて何の意味も持ちません。

つまり何がいいたいかというと、自分の足元、ルーツがしっかりしていてはじめて、

開運や幸せや成功があるということです。

大きい意味で、本当に開運するためには、幸せになるためには、成功するためには、

まず基本的に、自分のルーツを愛していて、大事にしていて、

誇りを持って感謝して、これからも守っていきたいと思っていることが

基本中の基本ということなのです。(好きで愛して守っていこうと思わないと、守れませんから)

日本が嫌いで、日本人の自分を卑しく思っていて、こんな国なくなったらいいのに!

と思っている人がいたとしたら、もはやその人は土台はぐらぐらなんです。

そこにやれ開運風水だの、やれ幸せの法則だの、成功セオリーだのと

くっつけて持ってきても、土台のところで自己否定してるのだから、

叶うわけないではないですか。潜在意識はまず、自分を否定しているのだから、

否定の上に肯定をいくら載せても、根底の否定がぐらぐらしてるのだから、

いずれ上に積み上げたものは、ばたんと倒れてご破算です。

日本が嫌い、日本人の自分は卑しいと思ったら、それ突き詰めたら

自分は生まれてこなかったら良かったのに、という思考にもなります。

もしあなたが、日本嫌い、日本人である自分は卑しい(と思っていたとしたら)・・・・・

でも生まれてきて良かった!感謝!

ってなりませんよね?(なるとしたら、思考がちょっと特殊すぎます)

つまり基本中の基本、当たり前のベースのところは、

まず、今いる場所、いまいる自分のルーツを愛していて、これでよし!これがいい!

と思っているのが大事なのです。それがなかったら何をやっても幸せになれないんです。

鑑定業を通じてそのことがわかったから、そういう法則を知ったから、

これは人々が幸せになるために大事なことだから、伝えなければと思ったのです。



さて、今日伝えたかったのは、もうひとつ昨日の補足です。

昭和天皇は病床に臥(ふ)したとき、お見舞いに上がった宮内庁長官に、

こうおっしゃったそうです。「雨が続いているが、稲の方はどうか?」

私はこの一言を聞いて、やっぱり涙が出てしまいます。

私もよく覚えていますが、天皇陛下はあのとき吐血を何度もされて、重篤な状態だったんです。

そんなときに自分のことよりも、その年の稲の作柄を案じておられたのです。

病床においても「私」を捨てて、国民の食べる稲の心配をしておられた。

ありえないって思いませんか?天皇陛下のことをあれこれ言う人はいますが、

この一言を聞いただけで、天皇陛下が日ごろからどのように思い、

どのように生きてこられたかが、わかるではありませんか?

天皇陛下に「私」がないんです。いつもいつも、どんなときも、

国と国民を思い続けておられたのだと思うのです。

だから重篤なときも、普通に「稲の状態はどうか?」という言葉が出るんだと思うんです。

そこまで「私」を捨てて、人のために生きることなんて、私は絶対にできません。

自分の夢とか目標は捨てられないし、自分のことだけ考えたい欲求だってあるし、

自分という人間の幸福を考えずに生きるなんて嫌です。

でも、天皇陛下は天皇家に生まれたというだけで、天皇として育てられて、

自動的に天皇になったら自分のことは考えず、国民の幸せだけをひたすら思い願うことに

だけ費やす人生なんです。断るとか拒否なんて選択がない。そういう宿命なんですね。

どれがどれほど尊いことでしょうか?あなたにそれができますか?

そんなこと誰にもできないからこそ、だからこそ天皇は特別な存在で、

国民から尊敬されるのだと思うのです。


古代から天皇陛下は国民を「大御宝(おおみたから)」と呼んで、

宝物のように守り、その幸福を祈ってこられました。

そして国民はその天皇の愛を「大御心(おおみこころ)」と呼んで、敬愛していたのです。

おおみたからですよ?私たちは宝物だって・・・・・。

あなたは宝物だよ、って言われたらどうですか?

心が温かくなって、なんだかわからないけどやる気が出てきて、ありがたいって感じませんか?

あなたはあなたのことを「宝物」って思って、「私」を捨てて祈ってくださる人がいる。

そんな国に生まれたんです。日本は戦争に負けたダメな国なんかじゃないです。

一人一人が宝物だよって、そういう愛に包まれたすばらしい国に生まれてきたのです。

大御宝・・・なんて美しい響きでしょうか。こんな綺麗な言葉、よその国にはありませんよ。

これが日本という国の本来の形です。

この言葉が残っていることだけを見ても、

天皇陛下がどのような存在であるかわかるというものです。

どうですか?このことを知ったら、なぜか心が温かくなって、生きる気力が沸いてくるでしょう?

それが開運の最も大事なベースの気持ちです。

その気持ちがベースにあったら、開運もするし、幸せにもなるし、成功もします。

当然です。だってあなたは宝物なんだから・・・・・。


長くなりましたが、今日書いたことが少しでも心に響いたら、

ずっと心に留めて、大切にしてもらえるとうれしいです。

多くの人々がさらに幸せになりますように。


                            幸粋