神道と宗教の違い。 | 男性に深く愛されたい女性のためのLOVEセオリー・占い師コウスイのブログ

男性に深く愛されたい女性のためのLOVEセオリー・占い師コウスイのブログ

恋愛の悩み相談、四柱推命・霊感・守護霊・風水・吉日・神社・神様や男性心理についてまで。

こんにちは。


神のお取次ぎ、人生導き鑑定士 幸粋(こうすい)です。


写真は伊勢の五十鈴川です。そろそろ行きたいんですけどね。


1月は混むけれど、もう空いてるかなぁ。。。

鑑定士幸粋の開運ブログ


時々神様のことを書かせていただいていますが、それにまつわる話を少し。

神社や神様といえばわかる人でも、神道(しんとう)という言い方をすると

きょとんとされることも多いです。(神道という言葉が何を指すかわからない方も多いです)

神社に参ることや神様に祈ることなど全体を神道といいます。

一般的に神道は宗教と一緒にされている雰囲気がありますが、神道は宗教ではないんですね。

ではどう違うかということでを、少し書いてみたいと思います。

まず宗教は通常教祖がいます。そして教典となる文書があって、

その教えを信じる信者がいる、といった形になっています。

一方神道は教祖もいませんし、教典もありません。

古事記や日本書紀という、神道のなりたちを記す古文献はありますが、

これは歴史書であって「教え」ではありません。

また、神道には信者というものも存在しません。

神道には「氏子(うじこ)」という言葉がありますが、

神社の近くに住む人はみんな氏子であって信者とは異なります。

ご神体を祀っている神社もあるようですが、

神道全体として共通するご神体はありません。

「八咫鏡(やたのかがみ)」「草薙の剣(くさなぎのつるぎ)」

「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」の三種の神器はありますが、

これらも神話上の神宝で誰も見たことがなく、実物が本当にあるのか

ないのかも確認のしようがありません。

このようにいつのまにか日本古来から発祥した神道は、

先人たちから脈々と伝えられ、日本国民の生活の一部として

浸透している民族的な信仰体系です。

神道は特定の教祖をもたず、自然を神だととらえて畏敬の念を持ち、

調和して和する心があらわれたものをいうのだと思います。



先日、ある宗教を信仰されている方が相談にいらっしゃりました。

その宗派は、他宗教はすべて否定という考え方で、もちろん神道も否定しています。

私が「初詣は行きましたか?」とお聞きしたら、

「宗教で禁止されているので行っていません」とおっしゃりました。

「でもおせち料理は食べたのでしょう?」とお聞きすると、

「はい、食べました」とお答えになられました。

「だったら、神社に行ってなくても禁止を犯していますよ(笑)」

と私はすかさずつっこみました。

相談者様は、知らなかったととても驚かれていたのですが、

おせち料理はそもそも、神道にのっとった慣習で、

神様に献上したものを、お下がりとして皆で頂くというならわしです。

その神様というのは、神道の神様のことです。

このように、日本の神道というのは、知らない間に国民の生活に浸透していて、

それがそうだと気づかないほど自然な形でそこにあるのですね。

夏祭りも同じく神道の神事です。

ですからもし、神道を否定するなら祭りは行ってはいけないはずです。

でも、それが神事だと感じないくらい、自然な形で存在するので、

無意識に参加している人も多いものです。

先の相談者様には、

「もうおせちも食べてしまったことだし(笑)神社に行っても同じですよ」

と伝え、神社に行ってみてくださいねとおすすめしました。

神道は宗教ではなく、自然崇拝ですから、

宗教を信心していても参ったらいいんですよ。

同じものとして比較するものではありませんので、

どんな宗教の方もお参りされたらいいと思います。

日本の神さまは、とてもおおらかでらっしゃりますので、

他の宗教を信じている人は来るなとはいいませんよ。

本来、宗教は人を救うものであり、その宗教を信じているならば、

その宗教で救われなくては意味がないと、個人的には思うのですが・・・。

その宗教で救われないのなら、日本の神さまを頼ったらよいではないですか。

どんどんお参りして、どんどん良くなっていかれたら良いと思います。



3人に2人は泣く魂を揺さぶる占い

幸粋開運鑑定事務所

http://www.rikopin.com/