こんにちは。
神のお取次ぎ、人生導き鑑定士 幸粋(こうすい)です。
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今日は、お正月についてちょっと書いてみたいと思います。
正月とは、単なる年初のことではないんですね。
正月とは本来、日本古来の宗教行事であり、
仏教伝来以前にすでに存在していたといわれるものです。
正月をお祝いするということは、日本古来の神道の宗教行為なのです。
正月とは、家に「歳神様(としがみさま)」をお迎えし、祝う行事です。
元来、日本人はあらゆるものに霊魂があるという「アニミズム」を信仰し、
作物の霊魂(いなだま)と、人間の霊魂(たま)は一つのものであると考えていました、。
※アニミズム・・・宗教の原初的な超自然観の一。自然界のあらゆる事物は、具体的な形象をもつと同時に、
それぞれ固有の霊魂や精霊などの霊的存在を有するとみなし、諸現象はその意思や働きによるものとみなす信仰。
人間が死ぬと魂は別の世界に行き、一定期間が過ぎると個人の区別がなくなり、
祖霊という大きな集団、いわゆるご先祖様になります。
この祖霊が春になると「田の神」に、秋が終わると「山の神」になり、
子孫の繁栄を見守ってくれるのです。
そして正月には、「歳神様」となって家にやってきて、
その年の豊作と家族の健康を約束してくれるといわれているのです。
今日はついでにおせちの意味も書いてみますね。
おせち料理も本来は、歳神様に供えるための料理でした。
日本では古来より、収穫したものをまず神様に供える慣習がありました。
そのお下がりをいただくのを直会(なおらい)といい、
神様の持つ力をいただくことを意味しました。
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黒豆・・・マメに働きマメに暮らせますように。
海老・・・腰の曲がった姿を老人に例え、長寿の願いがこめられています。
紅白かまぼこ・・・赤は魔よけ、白は清浄を意味しています。
栗きんとん・・・黄金色の小判をイメージした栗きんとんは、
財産がたまるようにという願いがかけられています。
紅白なます・・・人参と大根で紅白のおめでたい色を表し、祝いの水引をあらわしています。
伊達巻き・・・巻き込んだ形が巻物に似ていることから、進化、教養、文化が深まることを願っています。
昆布巻き・・・ 昆布は「喜ぶ」、巻は「結び」を意味しています。
田作り・・・江戸時代に高級肥料として片口いわしが使われたことから豊年豊作を祈願します。
数の子・・・数の子はにしんの卵で一度にたくさんの卵があるということから、子孫繁栄を願います。
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おせちもちゃんと一つ一つ意味や願いがあって、
それは全部神様につながっています。食べることは生きることで、
日本人は食べることを通じて、神様の力を頂くという知恵を持つ民族なのですね。
こういったことを一つ一つ知っていくと、日本人に生まれたことを嬉しく思います。
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幸粋開運鑑定事務所