「否定」の解釈 | 離婚からの立ち直り

離婚からの立ち直り

公認心理師/精神保健福祉士 離婚経験のカウンセラーが綴る「離婚から立ち直る方法」離婚後は、喪失感、孤独感、絶望感、後悔、憎しみ、恨み、怒りなど様々な感情に押しつぶされそうになります。でも、必ず新たな1歩を踏み出せる日は来ます。

離婚うつからの立ち直りカウンセラー原 つよしです。

 

前回は、「19のケアステップ」の最初のブロック「否定」について書きました。

 

本の中に、次へのブロックに進む前に、各ブロックのチェックリストが書かれているので、それもご紹介します。

 

1.愛情関係が終わったという事実を受け入れることができる。

 

2.愛情関係が終わったことを、友人や親戚に気軽に話せることができる。

 

3.うまくいかなかった理由を理解して、否定の気持ちを克服できる。

 

4.離別は苦しいが、プラスになる経験だと信じることができる。

 

5.なりたい人間になるための準備を、なんとかできたように思う。

 

6.新しい愛情関係に入る前に、独立した人間として、幸せになることを学びたい。

 

7.新しい愛情関係に入る前に、人間的な成長に関心を集中するつもりである。

 

私の言葉で言い換えると、現実を受け入れ、この経験を人間的な成長に繋げることができると信じる。

そして、ひとりの人として、幸せになることを学ぶ。

という感じかな。

 

とはいっても、

私は、どん底の精神状態の時には、現実を受け入れることも苦しいし、成長に繋がることなどまったく信じられるどころか、考えもしなかったです。

 

でも、今はこのチェツクリストの内容には、納得できます。

 

「受け入れる」ということは、「否定をするな」ということではありません。

「否定」することが悪いわけではありません。

「否定」の感情を持つのは当然のことです。

でも、その「否定」をしている自分を素直に認めましょう、ということです。

ややこしいですが、「否定している自分」を「否定」しないことです。

 

長くなりましたので、次回「不安」について書きます。

 

                                                                      「離婚うつ」「喪失体験」「依存症」 

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