「不愉快」と「不安感」の選択 | 離婚からの立ち直り

離婚からの立ち直り

公認心理師/精神保健福祉士 離婚経験のカウンセラーが綴る「離婚から立ち直る方法」離婚後は、喪失感、孤独感、絶望感、後悔、憎しみ、恨み、怒りなど様々な感情に押しつぶされそうになります。でも、必ず新たな1歩を踏み出せる日は来ます。

離婚うつからの立ち直りカウンセラーの原 つよしです。

 

パートナーの浮気や不倫、あるいはモラハラ、DVが原因で離婚した相談者さんの場合です。

 

修復しようと努力しながらも、パートナーに対する不愉快な気持ちは消えず、じぁあ、離婚をしようかと考えると、離婚後の生活の不安があり、離婚にも踏み切れず「不愉快」と「不安感」の中で葛藤しながら修復の努力をしてきた相談者さんは多いです。

 

修復の努力をしながら、相当悩んだでしょうし、「離婚」の覚悟を決めるのは辛かったでしょう。

 

離婚を選択するということは、「不安感」を選択することになります。

「不安感」は、今後の生活のこと、お金のこと、住居のこと、子供のこと、いろんな不安で一杯だと思います。

さらにその「不安」の中には「ひとりになる寂しさ」もあったでしょう。

 

それでも「不安感」を選択したのは「不愉快」な生活を耐えるには、限界があったのだろうし、相当な我慢と努力をされた上での決断だと思います。

 

パートナーに対しての「不愉快さ」には「嫌い」という感情も含んでいるかと思います。

 

「不愉快」な気持ちのまま結婚生活を続けることは、自分の感情を抑えて、隠して、誤魔化しながら生きていくことです。

 

そういう生活が「幸せ」かどうかは、本人が決めることですが、自分の感情を抑えながら生きることは、少なくとも健康的ではないと思います。

抑圧をしていることは、うつ病にも繋がります。

 

相当悩み決断したとしても、やはりその選択は正解だったのかと、離婚後も悩んでいる相談者さんもいます。

 

でも、「不愉快」な気持ちを持ちながら生きていくのは、自分を抑えながら生きていくことですから、いつかは爆発すると想像できます。

 

「不安感」は、ひとつひとつ、どういうところが不安なのか、どうすれば軽減できるのかを考えていけば、いつまでも抱えていることはありません。

 

勿論、多少の不安はあるとは思いますが、「不愉快」な人生を送るよりは、精神的には健康かと思います。

 

少しずつかもしれませんが、不安感を軽減していくことはできます。幸せを感じる日が来ることを信じてほしいです。

 

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