離婚うつからの回復カウンセラー原 つよしです。
1年半、SNSと電話での相談は、10代から70代まで幅広い年代の方の対応をしてきました。
相談内容は、人間関係での悩みが多かったですね。
職場、学校、夫婦、兄弟、友人、ママ友、ご近所などなど、
生きていればどうしても人との関わりがありますから、
なかなか難しいですよね。
逆に、コロナ禍で人との関わりがほとんどなくなり、
孤独感や不安感で悩んでいる人も多かったです。
さて、離婚後は寂しさを感じると思います。
でも、人と関われば関わるで、ストレスになったりすることも多々あります。
離婚前のような人間関係を保てなくなるケースもあります。
離婚後は人と接することが辛く感じる人は多いかと思います。
私の場合ですが、励ましの言葉や慰めの言葉を言われると、余計辛くなり、自分のことを理解してくれる人はいないと思ってしまい、意識して人と接することを避けるようにしました。
その結果、ひきこもりがちになってしまい、さらに孤独感が増してしまうという悪循環に陥ってしまいました。
人それぞれかもしれませんが、このブログの読者さんの中には、私と同様に人と接することがイヤになっている人もいるかもしれません。
ひきこもりがちになっている人もいるかもしれません。
でも、こういった現象が起こるのは当然のことですから、自分はおかしいいなどとは思わないで大丈夫です。
喪失体験後のプロセスを多くの学者が説いています。
ほとんどの説が「死別」のケースですが、サンダーズという学者の説は、離婚後のプロセスにも当てはまると思いますので、ご紹介します。
5つの段階です。 1.ショック⇒2.喪失の認識⇒3.引きこもり⇒ 4.癒し⇒5.再生 |
最初は大きなショック状態になり、その後、「これは現実だ」と認識し、次第に様々な感情に襲われ混乱、葛藤に直面し、
かなりのエネルギーを消耗し、絶望で引きこもる。
そこから時間をかけ、癒しを経験し、やがて再生へと向かう。
ざっくりですが、こんな感じです。
誰もが同じプロセスをたどるわけではないし、このプロセスを行ったり来たりを繰り返す人もいます。
時間はかかるかもしれませんが、誰もが再生という道を
歩み始めることができます。
このプロセスを「どのように歩んでいくか」は人それぞれ
違います。
それを一緒に考え、共に歩んでいくのがカウンセラーの役割だと思っています。
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