昨日は、毎月のスタッフ報告会と施行面談の現場と、お子さん面談と1日が忙しい日でした

 

私たちの団体では、施行面談のご依頼が増え、更に忙しくなっています

 

私も施行面談の現場に入ることがありますが、

調停、裁判中で面会交流の取り決めで揉めている最中のご夫婦が多いので、難しいケースが多いと感じています…

 

とはいえ、触れ合う子どもたちは本当に可愛く、葛藤しながらもがんばっているので、少しでも力になりたいと思ってやっています

 

もちろん、第三者機関の卒業は目指していって欲しいけど、あと10年経って、この子たちが高校生や大学生になるときまで、陰ながら見守り続けられたらいいなと思っています

 

優しくて素直なまま育った姿を見れたら幸せだな…「あの時はこんな可愛い発言してたんだよ!おもしろ発言してたんだよ!大人になったね!」なんて笑いあえたらなぁとか、勝手に夢を抱きながら見守っています

 

前置きが長くなりましたが、今日は「離婚後に子供に会わない父親の心理」がテーマです

 

以前に同じような記事も書きましたが、第二弾



私たちのところにご相談に来る方の中にも、少数派ではあるけどいます

 

お母さん側は、離婚後も子どもと交流を続けて欲しいと思っても、お父さん側が乗り気ではない、もしくは拒否してしまうケースです

 

理由は、前回に記事にプラスすると、、

 

・離婚した元妻(子どものお母さん)と関わりたくない

 

・連絡を取り合うと、いろんな文句をつけられるからストレス

 

・小さなことでもモラハラのように責めてくるから接点を持ちたくない

 

・子どもが赤ちゃんのときに別居しているので、愛着がない

 

・別居して数年子どもに会えなかったので、愛情が薄れてしまった

 

・現在のパートナーとの生活を最優先したい

 

・再婚して子どもがいるので、ややこしくしたくない

 

などです

 

そして、最初は面会交流をしていても、途中から段々と疎遠になっていくケースもあります

 

お金と気持ちと健康に余裕がないと、続ける気持ちがなくなってしまうこともあります

 

疎遠になる理由に、再婚も大きな要因になっています

 

再婚=子どもに新しい親ができる

 

と認識されがちですが、子どもにとって親は、古い親・新しい親という立ち位置ではありません

 

血のつながった親と、いま現在育ててくれる親

 

の場合もあれば

 

血のつながった親と、親のパートナー

 

の場合もあるし

 

血のつながった親と、同居人

 

と感じている子もいます。人それぞれです

 

でも共通して言えるのは、親が再婚したからと言って元の親が頭の中から消えて、新しい親にアップデートされるわけではありません

 

大人は、そうしたいと思うかもしれないけど、そうではありません

 

なので、大人の気持ちの都合で、子どもから親を無理に消し去ろうとしないで欲しいです

 

そして、子どもに会いたくないという自分勝手な感情で、子どもの存在を消し去ろうとしないでください

 

子どもは忘れません

 

たとえ、今の生活でいっぱいで今の瞬間は忘れていたとしても、思春期になったときに思い返したり、悩んだりします

 

忘れたフリをしていても、親を気遣って言えないだけのこともあります

 

どうか最後まで責任をもって関わり続けてください

 

養育費も面会交流もどちらも必要です

 

夫婦が分かれても、親としての責任を手放さないでください

 

そう伝えたいです

 

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