世の中には様々な寝かしつけのテクニックがありますよね。こんな風に揺らすといいとか、こんな風になでるといいとか…。
確かにそういうテクニックは、その場その場では役立つと思うのですが、もうちょっと根本的に問題を解決する、寝かしつけの大原則も、ぜひ知っていただきたいと思っています。
それは・・・「目が覚めているうちにお布団に置く」ことです。セルフねんね、という言葉もほぼ同じ意味ですね。
「目が覚めているうちにお布団に置かれて、そこから自分で寝つくことができる」というのが、夜泣きを防ぐ・改善するための最重要目標なのです。
今日は、その目標に向かって、どのように寝かしつけを変えていけばいいのか?を月齢別に解説してみたいと思います。
●新生児〜
母乳・ミルクを飲みながら寝ることもありますが、少しずつ、まだ起きているうちにお布団に置くようにしましょう。
泣いたらもちろんあやしてOKですが、起きているうちにお布団に置く練習をできるだけ行っていきます。3か月頃までは特に、おくるみやホワイトノイズもおすすめです。
●1か月半頃〜
少なくとも1日1回は、目が覚めているうちにお布団に置いて、寝かせられるといいですね。そして徐々に、抱っこ、トントン、声かけもなくしていきましょう。
こちらも参考にしてください→過去記事『低月齢のセルフねんね練習』
https://ameblo.jp/riko-1987/entry-12381683856.html
●3か月〜
このあたりはグレーゾーンです。3,4か月で、すでに抱っこや授乳で寝つくのが習慣になってしまっている場合は、寝つくまで時間がかかっても、ある程度一貫性を持って教えてあげる必要があるかもしれません。
●5、6か月〜2歳
抱っこや授乳で寝つく癖がついていて、寝ぐずりや夜泣きで困っている場合は、きっぱりとねんトレするのがおすすめです。6か月以降は、厳しめのねんトレを行うことも可能です。
ねんトレの方法は、おやすみを言ったら部屋を出て、泣いていたら数分ごとに部屋に様子を見に行く方法が一番スタンダードです。様子を見に行く間隔は特に決まったものはなく、少しずつ長く伸ばしていけばOKです。
正しい寝かしつけの方法は、最初から教えてしまうのが一番楽です。とはいえ、一旦癖がついてしまっても、ねんトレをすることで改善することができます。あきらめないでチャレンジしてみてくださいね。
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