修繕 | RikiStyle

修繕

んなわけで6日の夜に小樽着。

ずっと本州の最南端にいたから

しばらくぶりの北海道はやっぱ結構寒いわ。

 

 

とりあえず荷物掘り投げて

この日は就寝。

 

 

7日

船に荷物を運び入れる。

持ってきた

自分で編んだハンモックも吊るしてみる。

 

窓枠のビス穴を埋めて

そのまま放置していたところを

削って平に。

外のコクピットの床の木枠の一部も。

 

一艇のヨットが着岸。

場所がないので僕のヨットに横抱きさせて係留。

たまにそのおじさんとお話ししながら

水漏れのある窓を外し

 

 

強固なシーリングも剥がして綺麗に。

 

すでに交換用の

5mm厚のポリカーボネイトを購入していたのだが

ハマっていた窓はなんと10mmだった。

 

交換用の窓はハメるには薄すぎる。。。

ってことで新た厚いものをオーダー。

が、到着は6月20日頃になりそうな可能性。

 

一週間ほどで全てを修繕し

できるだけ早くに

南下をスタートさせたい!と

思っていたのだが

予定より大幅に長く小樽の滞在になりそう。。。

 

まぁしゃあない。。。

 

外してしまったものの

ハメる窓のない空っぽの窓にカバーだけする。

 

おじさんはコーヒー飲みながら読書。

 

いい時間過ごしてるなー。

 

 

 

僕は食料の買い出しをして

お世話になる港近くの家に帰宅。

 

シャワー浴びて飯食って就寝。

 

 

8日

朝からバックパック背負って

自転車に乗る。

 

以前紛失して

緊急で1本だけ作成した鍵のスペアが欲しくって

外しておいたシリンダーを持って鍵屋さんに。

 

鍵をあずけて

市場で買い物して

せっかく自転車乗って街に出たので

 

自転車屋さんと

植物屋さんを探してフラフラ。

 

たまたま観光名所も通過。

よく考えてみたらかなり長く小樽いたけど

こうやって街に出るのは初めて。。。

 

すんげぇ人いっぱいいるな。

 

旧国鉄手宮線の線路も端から端まで。

 

ホームセンターで必要なもの買い物して

ラダーのパイプのエンドキャップをつけたり

 

利尻の暴風で岸壁に打ちつけられ

ぶっ飛んでしまった

サイドモールのエンドのところや

ガッツリ割れてしまった

スタンション(手摺)の根本を

修繕の下準備でやすりがけ。

 

オートパイロット(自動操縦装置)の

オートとマニュアルの切り替えレバーが

勝手に外れてしまっていたので

テンション強度を上げた。

 

 

9日

午後から雨予報。

朝のうちからホームセンターに行って

窓のない窓を板で埋めて雨が入らないように補強。

 

先輩が手伝いに来てくれはかどる。

 

かつて燃料コックの切り替え時に

うまくいかないことがあったので

そこの確認。

 

前日に直したオートパイロットの

レバーの動作確認。

 

エンジンの冷却水がうまく出ていないので

針金突っ込んで改善。

 

飯食いに出たついでに

燃料タンク2本も満タンに。

 

エンジンカバーの開閉時に蓋が当たり

音がするので当たっているところを削る。

 

 

窓のない窓の内側のボルト穴周辺を綺麗に。

 

僕の部屋の照明が

なぜかつかなくなっていたのを外して分解。

 

うーん。つかない。

 

とここまでやって

ある程度できるところやったので

ヨット会社のみんなの作業を見に行き

他にやることもないし先輩とそれを手伝う。

 

 

それによって少し早く終わった作業。

少し余った時間でいまいち直し方に悩んでいた

照明器具を見てもらい、もっと分解。

さらに分解して

最終的についた!!!

 

大満足でこの日も終了。

 

 

10日

資材が届かないとすることないので

特に何もしてないはず。覚えてない。

きっと買い出しやらなんやら。

夕方に友人が遊びに来てくれた。

 

 


11日

沖縄に船を置き暮らす先輩が

札幌の自宅にあったもう使わないという

造水機を持ってきてくれた。

10万円で売ってやる。と。

たっけ!

っと思ったけど

海水から真水作れるなら最高。

 

防舷材を木工で。

んでテーブルソーで指を切った。。。

血がだくだく。

あぶね。。。

 

そうこうしてるとBBQするぞ!

と号令がかかり

早めの時間から倉庫前でBBQ。

 

うんめぇ。

最高です。

夏を感じる。

 

暗くなり

擦り切れて穴の空いた天幕から

漏れる光がプラネタリウムのよう。w

 

 

12日

ヨットの会社のみんなの休日。

28℃まで気温上がる予報だったので

船出して遊ぼう!ってなり

ようやく修繕や移動だけじゃない

僕の本来やりたい船遊び。

 

釣りしたり

SUPで誰もいない浜に上陸したり

潜ったり。

 

初のアンカリングも学びになった。

 

どうせ潜ったなら船底のお掃除も。

想像以上に船底塗料とれてるな。。。

やっぱり1年に一回は上架して

塗りなおし必要だな。

 

上から覗いてる限り

そうでもないと思ってた海洋生物の付着も

想像以上に一番底にびっしりついてた。。。

ゴリゴリ剥がした。

てか久しぶりに潜水したら

息続かないもんだな。。。

いかんいかん。

もっと潜水という瞑想をせねば。

 

日が暮れる頃帰宅し

 

 

みんなで釣った魚などを調理して

飯を食う。

うまし!!

 

 

13日

朝から防舷材製作の続き。

だいたい形もでき

 

今度はセールをリーフ(小さく)させる

2ポーン目(2段階目)のロープが

ちょっと短くって干渉していたのを

長いロープに入れ替える。

 

そして係留中に岸壁の角で

こすれて切れないように

一部チェーンになっている係船ロープの

チェーン部が船の揺らぎで船体に当たり

かなり擦れていたようで

船首の塗料を剥がし傷をつけ

その傷に塗料が入って真っ青になっていたのを

SUPで浮かびながらアセトンで拭き取り

それでも傷に入ってるからとれず

耐水ペーパーで研いでキレイに。

 

夜に造水機の取り付け方を調べたり

情報集めてたら

この機械、80万円越えだった。。。

10万で「高いなぁ」って思ってたのに

全然安いわ!!

こりゃ買いだな。

 

 

14日

前日に窓の交換用

ポリカーボネイトが届いたので

いよいよ窓の加工作業。

古い窓に合わせて型を抜き

合わせる。

これだけでほぼほぼ1日が終わった。

 

仮ハメして

 

翌日のイメージだけして終了。

 

米がないので買い出しに。

でももう帰ってから作ったら

遅くなるので夕食は珍しく

近くのレストランチェーンで。

 

そしたらおふくろから連絡が入った。

お婆ちゃんが亡くなった。と。

 

お世話になってるヨット会社みんなに

とりあえず帰省することをメッセージして

家に戻ってからフライトを探す。

 

100歳の大往生ではあるが。

なんだかな。

この間まで笑い動いてた人間が

魂が抜け、冷たく、動かない。

生命って不思議だ。

奇跡だ。

悲しいってか、虚無感。

 

 

15日

朝から窓の加工。

 

昼前に

ここからは2人じゃないと

できない作業だから、と

ヨット会社の仲間が手伝いに来てくれる。

一気に進む。

 

昼も挟んで

昼明けに一気に窓のはめ込みまで。

 

入ったー!!!

 

って、めっちゃキレイな窓になったから

漏れてはいないからと

変えていない曇った古い窓が

逆に非常に気になる。。。

 

去年に

一番の水漏れを起こしていた

フロントの窓は交換したのだが

それにしたって

使ったポリカが薄すぎたのか

陸あげされていた状態で施工して

海に浮かべたから、圧のかかり方が違ったのか

もうすでに5カ所くらい割れ始めてて

なんなら1カ所は強い雨の日は

ポタポタ水漏れするレベル。。。

 

あぁ、気になる気になる。。。。

 

なんて思いながらも急いで片付けして

4時には撤収。

シャワー浴びて着替えて

電車に飛び乗って千歳空港へ。

すんごい人。。。

あ、そっか週末だ。。。

 

空港到着しても人がごった返してる。。。

 

ついでに飛行機も遅延。。。

 

無事に関西空港着いたと思ったら

そこから実家の最寄り駅までの

電車がない。。。

 

バスで行けても京都まで。

京都到着0時30分頃。

どこかにホテル取るにしても

駅前は観光客爆増により全部高額。

 

大阪なら0時まわる前には

到着して早めに休めそうだし

駅の近くのカプセルホテルで

6000円の宿が空いていた。

ので、バスで大阪へ。

 

カプセルで6000円って

それでも高いけど。

他に選択肢はない。

 

駅に到着し

ホテルまで歩いてチェックイン。

ザッとシャワー浴びて即布団にダイブした。