漂流教室を読み直す④ | 生きてる缶詰

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楳図かずお著 「漂流教室」(1972年~1974年)
 
川田咲子を描く。途中まで。
 
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咲っぺは 一番頑張ったのに一番報われなかった女子。
目前で弟が死に、女だからと殴られ、病人だからと殴られ、女番長からも(以下略)
ベタ惚れの翔に尽くすものの想いは届かず、逆に彼を何度も殺そうとした大友に突如告白される始末。
そら泣くわ;^^

イザとなると簡単に手のひらを返す大友はまたまた問題を起こすだろうし
咲っぺはこれからも業火の上で生きてくのだ。
 
咲っぺの翔への想いは崇拝に近いようで、彼が投票でリーダーに決まった時の台詞など教祖に話しかける弟子のようだ。
このあたり、当時の女キャラの扱い方の差別、、、とか思ったが、翔を張り倒す女キャラもいたんだし。
ちゃんと性格を描き分けてたわけですね。
 
 
 
                続く