尾崎豊 | rikiのブログ

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4月25日、尾崎豊の命日。

 

高校生のころ大好きだった。毎日、毎日聴いてた。

 

「うるせぇ」って近所の誰かに叫ばれたこともあったっけ。

 

大人になって 大分離れてしまって そのうち命日さえ忘れたりして。

 

もう何年も思い出すこともなく 過ごしていた。

 

偶然か必然か 今年は違った。

 

夕暮れ時、クロスタワー(旧東邦生命ビル)を通ったら

 

花束や 尾崎の写真が飾られてて。ギター持ってる人たちがたくさんいて。

 

ただならぬ雰囲気で、何かを感じて、思い出したんだ。(あ。命日か)と。

 

それから、2時間も 見知らぬ人たちと 輪になって尾崎を熱唱。

 

ギター片手に歌ってたリードボーカルの人は

 

「今日は 僕たちのライブじゃないですから。尾崎の命日ですから。尾崎に届くように歌いましょう」

 

と何度も言っていた。

 

最後は声が出なくなって、輪の中にいた男の子が出てきて

 

「遠い空」を熱唱。

 

そのころには、あたりはすっかり暗くなっていた。

 

十七歳の地図、遠い空、forget-me-not、シェリー、クッキー、卒業、太陽の破片、十五の夜、誕生、etc

 

最高の2時間だった。

 

ビール片手に輪に加わった 隣のサラリーマン、ノリノリで。

音痴かと思ったらめっちゃうまかった (笑)

 

結構10代の男の子が多かったかな。やっぱりあの詞は刺さるんだよね、心に。

 

亡くなって30数年たつのに、色褪せない歌。

 

人を惹きつけ続ける尾崎豊ってやっぱりすごい人だったんだ。

 

たった一度だけ、東京ドームのコンサートに行ったことがあったっけ。

 

心の中には いつまでもあの時の24歳の尾崎がいる。

 

ありがとう。

 

あのとき 私の支えだった歌。

 

あのとき こんな人生を歩むとは知らなかった私。

 

それでも わるくはないんじゃない?って思える今。

 

なんだか クロスタワーの橋の上で泣きそうになったよ。

 

もうすこし がんばってみよう。

 

ありがとう 尾崎。

 

合掌。

 

ありがとう 今日橋の上でハーモニカ弾きながら 声が出なくなるまでギター弾いて歌ってくれた人。

 

ずっとチェロ弾いてくれてた人。

 

集まって一緒に輪になった人たち。

 

また来年、一緒に歌いたいな。