こんにちは、山口りかです。
自分の娘が「お父さん臭い!」と言ったら、
あなたはどうしますか?
コミュニケーション能力や、
幸せに感じる力などは、
持って生まれた個性もありますが、
家庭や親など後天的な影響も大きいですよね。
後天的な影響とは、
一見ネガティブに感じる人が多い言葉を
我が子が話したときの
大人の対応は特に重要です。
例えば、最初に紹介した、
もし、あなたに女の子のお子さんがいて、
「お父さん臭い!と言った時、
あなたはどうしますか?
・「そんなことを言ってはいけません」と、
子どもが言ったことを否定して、
怒る人がいるかもしれません。
・「お父さん臭いよね」と
子どもが言ったことに共感する人がいるかもしれません。
・聞かなかったことにしてスルーする人がいるかもしれません。
他の対応もあるかもしれません。
人の反応に正解や間違いはありません。
ただ、そうすることで、
子どものコミュニケーション能力や幸せに感じる力には、
影響はあります。
例えば、
親が、子どもが言ったことを否定して怒るのであれば、
その子は感じたことを素直に言えなくなるかもしれません。
大人になったときに、
誰かが話したことを無意識に否定かもしれません。
私は、
娘たちが「お父さんの匂い、臭い」と言ったときに、
喜びました。
そして、その理由を夫に話すと、
夫も納得をして、洗濯物は離して干すなど、
快く協力をしてくれました。
では、
娘たちが「お父さんクサい」と言ったときに、
私が喜んだのはなぜだと思いますか?
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女性は
「遺伝子が近い男性の匂いを不快に感じる」
と知っていたからです。
つまり、
できるだけ異なる遺伝子の男性の子供を産むために、
似ている父親を避けようとしているのは、成長した証です。
私は8歳の時に父親が亡くなったので、
父親の臭いについての経験がありません。
だから、
以前主催していた「楽しい子育て実践会」の
会員の方達にこの話をしました。
すると、
「確かに、中高生くらいから父親の臭いが気になりました」
という体験談を多数いただきました。
しかも、
「出産後は父親の臭いが気にならなくなった」
という人も多かったのです。
これらのことから、
女性は妊娠可能な時は父親の臭いが気になる人が多く、
妊娠したり出産後は気にならなくなる人が多い。
と言えるのではないでしょうか。
「お父さんクサい」のように、
誰かに向かって「臭い」というのは、
失礼と感じる人がいるかもしれません。
言われた人はショックを受けるかもしれません。
でも、知識があると、
「遺伝子が近い(=自分の子である証)」や
「妊娠可能な年齢になった(=成長した証)」のように、
納得、安心、喜びなどポジティブに感じられるますよね。
そうすると、
子どもに対して穏やかな気持ちで対応できるので、
子ども達も穏やかな対応をする人になる可能性が高くなりますよね。
ポジティブに対応するために、
私達子育て中の親も学ぶことが重要ではないでしょうか。
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