こんにちは、山口りかです。
高校生の女の子のお母様で、
公務員としてお仕事をしているIさんから、
先日、個人セッションで、
「職場でのダメ出しのをコツを教えてください!」と言われました。
実は、「ダメ出し」という言葉を使うと
気分もコミュニケーションも悪くなってしまいます・・・。
「ダメ出し」は、
話した人も聞いた人も
ハッピー指数が下がることが多いからです。
それを感じてもらうために、
「ダメ出しとは、どんなことか、
具体的に教えてください」
と私はIさんに伝えました。
Iさんは、少し考えてから、
「ダメなところを指摘することです」と
答えました。
そこで、
「Iさんがしたいのは、
ダメなところを指摘することですか?」と聞きました。
すると、Iさんは、「違います。」と答えたので、
「Iさんがしたいことは、どんなことなのですか?」と
聞きました。
Iさんは、
「変えて欲しいところを言う」
「正しい方法を伝えてそのやり方でやってもらう」
「正しい結果になるように伝える」
と答えました。
そこで、
その行動に相応しい言い方を一緒に考えました。
色々と候補を挙げた結果、
「改善の余地を伝える」に決めました。
その言葉を話したとき、
その言葉を聞いたとき、
-10点から+10点の間で何点に感じるか
のハッピー指数を計測した結果、
候補の言葉の中で一番点数が高かったからです。
「ダメ出しをする」と言うと、
言った人は、
相手のダメなところを指摘します。
しかも、
言った人も聞いた人も、
ハッピー指数がマイナスになります。
反対に、
「改善の余地を伝える」と言うと、
言った人は、
「変えて欲しいところを言う」
「正しい方法を伝えてそのやり方でやってもらう」
「正しい結果になるように伝える」
などが目的となります。
言った人も聞いた人も、
ハッピー指数がプラスになることが多いです。
個人セッションを終えた後、
Iさんから、
ご感想を頂きましたので、
紹介します。
りかさま
昨日のプラチナセッションの感想を送らせていただきます。
◎ セッション前に感じていた気持ち
人にダメ出しするときのコツが気になっていた。
◎ セッション中に気付いたこと
・間違いを伝えることを、
私は「ダメ出し」と表現していたが、
ダメ出しとは、間違いを指摘することなので、
間違いを伝える本来の目的とは異なる表現だった。
・間違うことは、ダメなことだと思っていた。
・間違えるのは当たり前のことで、
間違えを繰り返さないように、
工夫することが大事。
・相手の間違いを伝えるときは、
目的を明確にして、
ハッピー指数が上がるイメージの言葉を選ぶことが大事。
◎セッションを終えての感想
・ワークで、
「ダメ出し」と「成長の幅を教える」の
違いを体験したことで、
相手の言葉をどう受け止めるかで
ハッピー指数が変わるということを
体感出来て良かったです。
・また、ダメ出しすることが目的なのか、
成長の幅を教えたいという
相手への思いがあるかどうかで、
相手への言葉かけが変わることに
気付けてよかったです。
◎行動すること
・人も自分も、
間違えることもある、
上手に出来ないこともある、
苦手なこともある、
という前提に立つ。
・間違いを伝えるときは、
「まだ成長の幅があるね」
という思いで伝える。
・間違いを伝えられたときは、
「成長の幅があることを教えてもらった」
と、受け止める。
今回も
大事なことに気づかせていただいて、
ありがとうございました✨
好きな自分になるために、
学んだことを
即、行動します。
次回も、よろしくお願いします。
楽しみにしています❗
心を込めて。
Iより
間違いは誰にでもありますし、
非効率なやり方をしている時もあります。
そんな時、
「ダメ出し」と「成長の幅を伝える」
言葉を変えるだけで、
気分も態度も変わります。
そして、
結果も大きく変わります。
どうせなら、
幸せな気分を感じ、
良好なコミュニケーションをできる態度を取り、
望んでいる結果を得られる言葉を選びたいですよね!