子供のいない私が子持ちに対して思うことを書くと、不快に思う人がいるようです。
今の世の中は子育て家庭が最優先で自治体からも補助金がもらえたり、街でも子連れに対して寛大な温かい対応が求められます。
もちろん子連れに配慮するのは当然だけど、それを笠に着て他人に迷惑をかけてる子供や親に対して思うことを書くと、心が狭いとかイライラしてると言われてしまう
だから、私たち子なしはひたすら我慢し続けるしかない。
これが子なしの生きにくいところですね。
先日の取材で語ればよかった！
とにかく、もうこれ以上、子連れに対して意見することはやめますね。
今回は犬の躾をテーマに、私の実体験を書きます。
私が飼っていた愛犬は、ペットプロダクション（ペットの芸能事務所）に属していて
一時期、ペットフードやペットグッズの広告に出ていました。
私はかなり親バカだったので、うちの犬は世界で一番かわいいと思っていました
愛犬のことはペットとは思っておらず、私にとってはわが子同然でした。
でも、やっぱり世間の認識でいうと愛犬の属性は「犬」なので、
人ではなくペットとして扱われます。
当初はそれが上手く理解できなくて、
電車に乗る時に愛犬の顔がキャリーから出ていた時がありました。
その際、犬嫌いの人から怒られたことがあって、
電車や公共の場を利用する際は、犬の顔を出さずにバッグの中に入れてフタをしなければいけないと学びました。
↓こんな風に顔を出すのはNG
上フタを閉じて、犬の体が全部バッグの中に入るようにしないと公共の交通機関は利用できません。
バッグのフタを閉じると愛犬は寝てしまう性質だったので、特にトレーニングの必要はありませんでした。
でも、バッグの中に入れると不安で鳴いてしまう犬だったら、ムダ吠えのトレーニングが必要だったし、
バッグに入れてお出かけすることを諦めていたかもしれません。
私にとって愛犬はわが子同然だったけど、他人から見たらただの犬。
中には犬嫌いの人や、動物アレルギーの人がいるかもしれない。
だから、公共の場に愛犬を連れて行く時は、周りに迷惑をかけないようにすごく気を遣いました。
でも、中には犬がずっと吠え続けていても、犬を制止させようとせずに放置している飼い主もいました。
公園で犬のフンを拾わない飼い主に遭遇したこともあります。
あと、小型犬の前を通り過ぎた際にいきなり噛みつかれたことがあります。
その際、飼い主は決して謝らず前を通った私が悪いみたいな反応でした。
おー、よしよし、怖かったね〜。
うちの子は悪くないもんね、的な。
そういう飼い主を目にした時は、同じ愛犬家として悲しい気持ちになりました。
でも、堂々と注意する勇気はありませんでした。
とにかく、私の愛犬は周りに迷惑をかけない犬に育てたいと思いました。
コマンド的にはオスワリとマテくらいしかできない、物覚えの悪い犬だったけど、
私が力を入れたのは犬の社会化です。
独り暮らしだったので、愛犬に寂しい思いをさせたくなくて、
子犬のうちからいろんな人や犬に慣れさせてきました。
毎日同じ時間帯に公園に散歩に出かけると、他の犬たちと仲良く遊ぶようになって、愛犬に友達がたくさんできました。
飼い主の私は人見知りだけど、愛犬はとてものびのびした社交的な性格になりました。
人や犬に警戒して吠えることがなかったです。
あと、小さいうちから留守番トレーニングをしてきたので、
ひとりで過ごす時間や、ひとりの空間に抵抗ない犬に育ちました。
だから、キャリーバッグの中に入れても、静かに寝てくれる子になったのだと思う。
やっぱり、幼少期のトレーニングはとても重要です！
子犬の頃からきちんと躾ていれば、問題行動を起こさない犬に育ちます。
大人になってから躾をしようと思っても、なかなか上手くいきません。
唯一後悔していることは、
以前も書きましたが、歯磨き嫌いな犬にさせてしまったことです。
7歳くらいから歯周病にかかり、2回も抜歯手術することになったので、
子犬のうちから歯磨きに慣れさせておけばよかったと、激しく後悔しています
他人に迷惑をかけることがゼロだったとは言い切れませんが、
犬連れの時は周囲に気を遣っていたし、自分なりに努力して愛犬の躾ができたと思っています。
ただ、これからまた新しい犬を飼って、一からトレーニングする気力が湧かないです
犬がいる生活はとても楽しくて幸せだったけど、
犬がいない生活のほうが身軽だし、お金もかかりません。
独身時代は愛犬が人生のパートナーだったけど、
今は夫がいるから寂しくないです。
愛犬がいた頃は愛犬のいない生活なんて考えられなかったけど、
愛犬がいなくても、毎日楽しく幸せに生きてます。
25歳から42歳までの間、
普通の人なら結婚して子育てしている期間だと思うけど、
私は愛犬を子犬からシニアになるまで一生懸命育ててきました。
それが、私にとっての子育てだったんだなって思います。
一人で犬を飼うのは初めてのことだったし、最初はわからないことだらけで手探り状態だったけど、
問題行動をしない犬に育ってくれたし、愛犬と過ごした時間は私にとってかけがえのない思い出です
本日1日はワンダフルデー！
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