ご訪問ありがとうございます! 2017年に婚活ブログ「アラフォーRikakoの婚活日記」を開設し、2020年に『ミドフォーRikakoの晩婚日記』へとタイトル変更しました。はじめましての方はクリックコチラ

 

今日、銀座に出かけました。

 

目的は「今昔きもの大市」に出かけるためです。

実はこのイベント、ポスターが大炎上したんです。

 

 

あろうことか、ポスターの着物イラストが「左前」になっていたのです!

 

↓炎上したポスター

 

私は独身時代、着物が好きでよく着ていたのですが、堅苦しいルールに囚われずに、自由に着物を着ていました。

 

そんな私ですら、着物は必ず「右前」で着るという最低限のルールは守っていました。

 

「左前」は死に装束なので、着物を左前で着ることは絶対に冒してはならないタブーだと思っています。

 

だから、このポスターが炎上した時、主催者がもっと着物は自由であるべきで、ポスターも変えるつもりがないと言っていてドン引きしたんです滝汗

 

しかし、その後「今昔きもの大市」のポスターは新しく変わっていました。

 

 

現在のポスターです。

ちゃんと「右前」になっていますね。

 

ただ、私はこの新しいポスターを見ても、なんか違和感を覚えたんですあせる

 

違和感の正体について考えてみたところ…

半襟が見えてないからでした。

 

通常、着物を着る際は下に襦袢を着るので半襟が出るはずなんです。

 

↓これが半襟です

 

ただ、浴衣は下に襦袢を着ないので、

このポスターはもしや着物じゃなくて浴衣なのかな?って一瞬思ったのですが、

襟をよく見ると縁が赤くなっていて、これは重ね襟っぽいんですよね。

 

 
重ね襟は、振袖などハレの日の着物を着る際に用いられます。

十二単の名残みたいですね。

 

だから、浴衣に重ね襟を付けるのは違和感があります。

 

 

ということは、やっぱりこのポスターは着物で、

それだとなぜ半襟が見えないのだろう……と謎が深まるばかりですが、

炎上した初代の左前ポスターは、どうやらAIが作成したぽいです。

 

だから、今回のポスターも急きょAI画像から引っ張ってきて、

これなら右前だから大丈夫だろう!って思ったのかも。

 

私は着物の細かいルールを知らないけど、

そんな私ですら違和感あるから、着物に詳しい人からすると

新しいポスターにも納得いかない人がいそうだけど、、、

右前という最低限のルールを守っているなら、

半襟がなくても重ね襟したっていいじゃん~って感じなのかな。知らんけど。

 

ポスターにこういう突っ込みを入れている時点で

私も遂に、着物ポリスの仲間入りなのかなぁ。。。

 

ほんと、年は取りたくないものですあせる

 

だけど、自由なファッションとしての着物と、

日本の伝統的な民族衣装としての着物。

 

この間には大きな壁が立ちふさがっていて、相容れない関係なのかもしれません。

 

私は今まで、ファッション感覚で自由に着物を着てきたけど、

最近、街でレースの付け襟で和洋ミックスした観光客の着物姿をよく目にするようになって、

ああいう着こなしは可愛いけど、やっぱり若い子じゃないと似合わないなーって思います。

 

↓こういう付け襟です

 

今はあまり冒険せず、オーソドックスに着物が着たいです。

 

いろいろ冒険してきて、最後に落ち着くという。

着物人生は、わが人生と重なります。

 

 

「今昔きもの大市」は、ポスターがかなり攻めててフリーダムな雰囲気を醸し出していたから、

奇想天外な着物ばかり売られているのかな?って気になっていました。

 

それで、怖いもの見たさと、久しぶりに着物イベントに行ってみたいという気持ちが高まって、

今回訪れてみることにしたんです。

 

 

実際、訪れてみると、出展者はちゃんとしていました。

今時なカラフルな着物を売っているブースもあったけど、

ほとんどが昔ながらのリサイクル着物を販売しているお店でした。

 

何十万円もする高価な着物もあったけど、

多くが1万円以下、高くても2~3万円台が中心でした。

 

リサイクル浴衣だと千円、二千円で買えるものも多かったです。

 

私はリサイクル着物に5千円以上出したくない派なので、

今回のイベントで2千円の単衣の付け下げと、着物に合いそうな千円の帯を購入しました。

 

着物はこれ以上増やしたくなくて、結婚した時にかなり断捨離したので、

今はもう、よほど気に入った物しか買わないです。

 

今回買った着物と帯は、ちょうど今の季節に着るのにぴったりなので、

近々、着ようと思っています。

 

 

「今昔きもの大市」は銀座で今週末の14日まで開催中です!

 

ポスターがあんな感じなので、堅苦しさは一切なくて、

着物の知識が全くない人でも気軽にフラッと訪れることができるイベントです。

 

高級な着物を販売員がズラッと囲んで買わせようとしてくるような圧迫した雰囲気は一切ないです。

 

今年の夏は全国各地で花火大会が開催されるらしいので、浴衣や帯を安くゲットできるチャンスですキラキラ

 

リサイクル中心ですが、新品の着物や浴衣を置いてるブースもありました。

 

入場無料なので、誰でも気軽に入れます!

 

 
6月には日本橋でもきものイベントが開催されるようです。
独身時代の私は、まさにこのポスターみたいな、大正浪漫なアンティーク着物が好みでした。
 
今回買った着物や帯は、落ち着いた色柄で
昔と比べてだいぶ趣味が変わったな~と自分でもびっくりです。
 
ちなみに、今回のイベントは着物ではなく、洋服で出かけました。
カシュクールワンピだから、なんか着物っぽくていいかなと思ったのですが、
着てみたら、このワンピは左前だったんです!
 
 

 

左前の着物ポスターで炎上したイベントに、左前のワンピで出かけるって、

挑発的だと思ったけど、着替えるのも面倒なので結局このまま行きました。

 

本当は着物で出かけたかったけど、この後、歯医者に行く用事があったので断念しました。

 

今回、買おうか悩んでいた着物を服の上から試着させてもらえたので、洋服で行ってよかったです。

 

昔の着物は小さめが多くて、気に入った着物があってもサイズで諦めるケースが多いです。

試着したら、ギリギリどうにか着られるサイズでした飛び出すハート

 

久しぶりに着物イベントに行くとやっぱりワクワクしますね!

あれこれ買いたくなる気持ちと、これ以上着物を増やしたくない気持ちがせめぎ合っています。

 

来月、日本橋で開催されるイベントも気が向けば行くかもしれません。

 

↓最近の浴衣コーデ

 

↓アンティーク着物コーデ

 

↓花嫁衣裳の黒引き

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