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鴻上尚史さんの人生相談は、いつもハッと考えされられることが多くて
ついつい読みふけってしまいます。
今回、考えさせられたのがこちらのお悩み。
相談者は22歳の息子を持つ、46歳の女性。
息子をいい大学に入れたくて、小学校の頃から塾に通わせて
中学受験でいい学校に受かり、母子の二人三脚で頑張り続けてきたのに
息子はだんだん反抗的になって勉強がおろそかになり、一年浪人の末に無名の大学に進学。
息子の大学が恥ずかしくて、誰にも言いたくないそう。
このお悩みに対して、鴻上さんは意外な切り口で解決策を提案しています。
ごもっともです!としか言えない素晴らしい解決策です
この女性、46歳で22歳の息子がいるということは、
24歳の時に出産されたということですよね。
ということは、あまり社会経験がないまま家庭に入った可能性がありますよね。
いい大学に入り、いい会社に入るという、自分の成し遂げられなかったことを息子に託したいのかもしれません。
私の母はスチュワーデスになることが夢でした。
今はスチュワーデスという呼び方はされなくて、
客室乗務員やCAと呼ばれていますが、昔はスチュワーデスとかスッチーと呼ばれて
女性の憧れの職業でした。
しかし母は目が悪かったので夢をあきらめ、
自分が叶えられなかった夢を私に叶えてほしかったみたいです。
私は何の目的もなしに大学に進学したので、卒業後の進路について迷っていました。
この時、母からさりげなくCAを勧められたのですが、当時は就職氷河期だったのでCAの正社員採用がありませんでした。
それでCAへの道はあっさり断念したのですが、
今となって考えると、CAにならなくて本当に良かったです。
CAは今でも人気職だし、男性ウケも抜群ですが、
人への細やかな配慮が求められる職業です。
私は他人に気を配れる性格ではないです……
もし私がCAになっていたら、仕事ができずに悩んでいたと思います。
もし私がCAだったら、絶対乗客にドリンクをこぼしてそう。。。
大学時代が就職氷河期で、就職が上手くいかなかったから、
最終的にフリーランスという自分に合ったスタイルにたどりつくことができたので、
私はこの時代に生まれてラッキーだったと感じています
結局何が言いたいかというと、
親の言いなりではなく、自分で選んだ道を進むことが大切なのだと思うのです。
私の子供時代を振り返ってみても、親から勉強しろと言われたことが一度もなくて、
自主的に勉強をしていました。
もし親から口うるさく勉強しろと言われていたら、きっと反抗的になって勉強しなかっただろうし、大学にも行かなかったかもしれない。
大卒という学歴があっても、フリーランスの仕事では全く関係ないけど、
私の場合は大学に進学することで家を出て、東京に行くことができたので、
大学進学が大きな人生のターニングポイントになりました。
私には子供がいないけど、
自分の人生を振り返ってみて、何かやり残したことがあって
子供に託したい気持ちはなんかわかる気もします。
でも、子供には子供の人生があるから、
自分がやり残したことは今からでも自分が叶えればいいと思う。
年齢的にもう無理なこともあるけど、
今からだって努力次第で叶えられることだって、たくさんあるはず。
だから、鴻上さんがおっしゃっていること、本当によくわかります。
子供は基本的に親孝行したい気持ちがあるから、
親の言うことに逆らえないケースも多いと思うんです。
子供が本当に望んでいることだったらいいけど、
他にやりたいことある場合、夢を潰してはいけないと思う。
あと、自分に学歴や収入がないからと
結婚相手に高学歴・高収入を求める女性も多いけど、
今からでも努力次第で高学歴・高収入を手にすることができるので、
同じ土俵に立ってから相手探しをするほうが、マッチング率が上がる気がします
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