前回の記事で読者様に結婚相手と出会った場所についてお尋ねしたところ
いろんな出会いがあることを知り、本当に参考になりました
その中で興味深かったのは、
医者と患者という関係から結婚に至ったケース。
禁断の恋だと思っていたけど、結婚した人も実在するんですね
実は私、35歳の頃
かかりつけ医に本気で恋していました
恋愛スイッチは人それぞれだと思いますが、
私の場合はすごく単純で、
それは・・・ボディタッチです。
今まで意識していなかった人でも、ふいに肩を抱き寄せられたり、手を繋いできたり、キスされたり。
そういうことをされると、一瞬で恋に落ちてしまいます。
もちろん、生理的にムリな人は近寄られるだけで拒絶反応が出るので
ボディタッチを許せる人は、本能的に好きになれる人なんだと思います。
でも、交際前にサラッとボディタッチできる人って、かなり恋愛慣れしているから、
結局は上手くいかないですけどね…
かかりつけの先生を好きになったきっかけも
ボディタッチ（診察）でした。
でも、だからといって病院に行く度に、いろんな先生に恋しているわけではありません
この先生の場合、ちょっと特殊だったのです。
私がそのクリニックに行こうと思った理由は、
体に蕁麻疹が出てしまったからです。
皮膚科のある病院をネットで調べて
複数の科が入っている、大きめのクリニックに行きました。
しかし、その日は皮膚科の先生の診察がない日で
私は内科にまわされました。
そのときに出会ったのが、S先生だったのです。
診察室に入り、先生の顔を見た瞬間・・・
「わかっ！！」と、思って、ちょっと心配になりました。
S先生は、まるで大学生のような、若々しい風貌。経験が浅いことは見た目でバレバレです。
でも、私好みのイケメン先生でした。
「今日はどうされました？」
「体に蕁麻疹が出てしまって・・・」
「では、見せてもらえますか」
「あ、はい」
私が服をまくって肌を見せると、S先生はギョッとした表情になりました。
そして、おそるおそる、患部に触れたのですが、
その際に指先が震えていました。
チョンっと軽く肌に触れると、
S先生はすぐさま、くるっと背中を向けてしまい・・・
「もう、大丈夫ですからっ」
この先生の反応、可愛いと思ってしまいました。
今まで、いろんな医者にかかってきたけど、
みんな事務的に診察していて（それがプロの仕事なのだと思うのですが）
S先生の診察は、妙に異性を意識してしまい・・・
こっちまでドキドキ
してしまったんですね。
「経過が知りたいので、来週も来てもらえますか。私は水曜の午後に勤務しているので、また水曜日に来てください」
この先生は非常勤で水曜の午後にしかいなかったのです。
自分の出勤日をアピールしてくるのも、可愛いと思いました。
それに、S先生は内科だから、普通だったら「次は皮膚科に診てもらってください」って言うはずじゃ？
もしかしたら、また私に会いたいのかな？って思ってしまったんですね
ikako
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