ジョージとの付き合いが長くなるにつれ
彼は本当に結婚願望がないんだな、って思えてきました。
家飲みで使用したグラスやお皿は
翌朝ジョージが、私が身支度を整えている間にサッと洗っています。
そんなジョージの家事力の高さをリスペクト
しているけど、
「洗いものは普通、彼女がすべきでは？」といった保守的な意見もあったので、
それじゃ、試しに私が洗いものをしてみようかなと思って、
今朝はグラスやお皿を持ってキッチンに向かおうとしたんです。
そしたら、ジョージに
「いいよ、そのままにしといて」って制されて・・・。
ジョージは私のことをお客様扱いしてくれて、
洗いものなんてさせたくない、と思ったのか
実はジョージの中に洗いもののルールが存在して、
他人にやってほしくない、と思ったのか
理由は、わかりません。
とにかく、ジョージは私に洗いものをさせたくないことが心底伝わり、、、
「いいよ」と言われて、あっさり引き下がったのでした。
ジョージの家のキッチンは、生活感が漂っていて、
みりん、ビネガー、オリーブオイル、ごま油といった調味料が一通りそろっています。
ほとんど自炊をしない私の家に、こういった調味料類は一切ありません・・・
ジョージはしっかり自活ができている。
以前、読んだニュース記事で
妻に先立たれたくない夫が8割以上もいて、
その理由が、奥さんがいなくなって寂しいというよりも、
「自分一人じゃ家のことを何にもできないから・・・」と答えていた人が多くて絶句しました。
私が結婚後の家事分担にこだわるのは、
旦那さんのお世話係にはなりたくない、という思いが強いからです。
互いに自立した関係が理想で、夫婦で協力し合うことで仕事や家事をがんばっていきたい。
だから、家事ができるジョージはとても理想的だけど、
そういう男性は、結婚願望がない人が多いですよね。。。
子どもが欲しいわけではなく、
一通り、身の回りのことができる。
そんな男性が結婚するメリットって、正直思いつかない
結婚したら、いろいろ面倒なことが出てくるし、
週１ペースで会える恋人がいれば、十分なのでは。
すでに生活の基盤ができあがっている人は
今の生活リズムを崩したくないんですよね。
だからジョージと付き合ううちに、
彼の結婚願望のなさを理解できるようになり、
私が努力したら考えが変わるとか、そう簡単なものではないと思うんです。
人生のベクトルが私とジョージでは異なっている。
簡単に言えば、そういうことで。
だから、ジョージを諦めない限り結婚はできないけど、
そもそも、私にとって結婚が幸せと言えるのか？と、疑問です。
私たちは結婚＝幸せと刷り込まれて生きているけど
人それぞれ性格やライフスタイルが違うから、幸せのカタチは一つではありません。
だから、「結婚したら幸せになれる」とは断言できないと思うのです。
結婚以外にも幸せになれる選択肢がある中で
なぜ私は、結婚したいのだろう。
その理由を明らかにすることが
婚活の第一歩なのでは、と思います。
ikako
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