「九十歳。何がめでたい」 | 子どもからシニアまで♪厚木市すわピアノ教室

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お子さまからシニアのかたまで、楽譜の読みかたや指の動かしかた、表現する意欲を、生徒さんがそれぞれのペースで身につけ、末永くピアノを楽しむことを目標とした教室です。

昨日 時間ができたので

映画を観に行こうと調べてみたら

「九十歳。何がめでたい」

をやっていました。

「ぼっち・ざ・ろっく!」もやっていて

迷ったけど


今後シニアさんのピアノ指導をする際

コミュニケーションの

きっかけになったらいいな~と思って

「九十歳。~」に決定。


※ネタバレになるので映画の内容は

書きませんよ😁




平日の映画館って

よほどの人気映画以外は

上映の10分前に到着すれば間に合うので

昨日もそんな調子で行ったら


甘かった...!!

 

この映画

高齢の方々にすごい人気なんですね。

 (帰るとき知ったけどほぼ満席)


チケット発券機6台全部に

購入されるかたがいて

その全員が高齢者の方々。

 

タッチパネルの操作に慣れないのか

スムーズにいかず

列の進むスピードがゆっくりでした。

 

私も列に並びながら

隣のチケット発券機をなにげなく見たら

 

お一人でチケットを購入していた女性が

座席を選ぶ画面で「黒」をタッチし

何度も、何度も、前の画面に戻って

やり直し...

私、思わず横からそっと

「空席は白ですよ。」

とお伝えすると、ハッとされ

そのあとスムーズに購入していました。

 

私がチケットを買い終わって

スクリーンへ向かおうとすると

今度は立ちつくす別の女性(お一人)。

映画館の若いスタッフさんが

声をかけると


「九十歳。~という映画を観たいんですけど

どうすればいいんですか?」

 

たしかに...この映画館数年前までは

対面でスタッフさんが

チケットを売っていたんですよね。

でもあるときから機械になったんです。

戸惑う高齢者さんがいても

おかしくないです。

若いスタッフさん

親切に教えてあげていました。

 

私がスクリーンに入ると


座席を探せず

階段通路に立ちつくす高齢男性が

いらしたり

 

上映が始まったあと

座席を間違えて座った高齢のかたが

他のお客さまとのブッキングに気づき

スマホの明かりをたよりに

本当の座席を探す...といった

プチアクシデントも。

 


昨日は他にも

私にとって初めての経験や気づき

と言いますか、

新鮮な気持ちにさせられる出来事が

たくさんありました。


 

6/19の記事

「私、ピアノを習っておけばよかったわ...」

にも書きましたが

わが家は

活動的で社交的だった夫の母が

不自由になったので

 

それに比べると昨日映画館で見た

高齢者のみなさんは

本当にスゴイとしか言いようがなく

羨ましかったです✨

 

「黒」を押していた女性も

スタッフさんにサポートされていた女性も

ちょっとおしゃれしていて

一人でお出かけ🧡

とてもカッコいいし素敵でした

 


高齢になると

どうしても動作に

時間がかかるのだと思います。


それを待ってあげられるだけの

心の余裕を持ちたいです。


虫に食われながらも
やっと咲いたキキョウ。3年目。
後ろ姿なのが残念ですけど😅