娘、弁護士になる | Muscariの育児日記

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一姫二太郎、2歳差の姉弟の育児記録をしてます

地方裁判所で模擬裁判を体験する催しがあったので、娘と2人で行ってきました。対象が4年生以上だったので、3年生の息子は祖母とお家でお留守番です。


申し込む時に、裁判官、裁判員、証人、検察官、弁護人から好きな役を選ぶとの事だったので、娘は弁護人を選んでいました。


今日の裁判は、浦島太郎殺人事件です。被告人は乙姫様。争点は玉手箱を渡す時に殺意があったかなかったか…


実際に法廷で争います。台本を読んでるだけとは言え、上手に弁護人を務めていた娘。検察官が懲役10年を主張し、弁護人は無罪を主張した所で閉廷になりました。


法廷から出て会議室で集まり、有罪か無罪か挙手します。また、どうしてそうなるのか意見を言い合い、判決は出さずに終わりました。「玉手箱を開けないで」と繰り返し言うにも関わらず渡すのは不自然だという意見や、そもそも竜宮城で殺した方が完全犯罪ができそうだから、これは殺意がなかった…など、面白かったです。娘は「好きな相手を殺す訳ない」と主張してましたが、愛憎という言葉があるのだよ…と私は心の中で呟きました。娘はまだピュアな所がいいわ〜ハート


そして裁判官が登場して、裁判官に質問タイムがありました。判決をする時胸が痛まないか?との小学生からの質問に、その裁判官は「判決よりも前の審議の時が一番メンタルに堪える」との回答でした。「判決は審議を重ねた上で責任を果たすのでそこは自信を持つので大丈夫」だそうです。また、休日の過ごし方や、初めて判決を下した時の心境、裁判官になるに至るまでの経緯などを聞いていました。


また、法廷で法衣を着て記念撮影もしました!


真面目パターンと、笑顔パターンの2枚撮りました。


テレビ局もたくさん入っていて、私は取材に答えました。私なんかよりも娘を撮って欲しかった(笑)


娘は将来裁判官になりたいそうです。あれ?前までお医者さんじゃなかった?お医者さんになりたくて散々苦しんでたのに…まぁ、子どもの夢はコロコロ変わるのが常なのでいいでしょう。裁判官も難しいぞ…と思いながらも黙って聞いてました。


娘が2学期の終わりに学校からチラシを貰って「やってみたい!」との事で軽い気持ちで応募したけど、いい体験になりました。