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僕たちは常に、
「呼吸」
という行動を何気なく行っています。
呼吸とは簡単に説明すれば
外気から「酸素」を体内に取り入れ、
活動エネルギーとして利用することです。
僕たちは酸素によって生命活動を行っており、
酸素という気体は言わば
「人間の生命の源」
とも言える物質です。
空気中に酸素が無くなれば人は死に、
通常20%の大気組成が10%ともなれば、
甚大な機能障害を起こすこともありえます。
酸素は僕達人間や地球上の動物にとって
最も必要なものであり、
これなくして生命活動を続けることなど出来ません。
しかし、
私たちはその「酸素」と呼ばれる気体について
どれくらいのことを知っているのでしょう。
実は
「酸素」が
第一次世界大戦で使用された猛毒ガスよりも
はるかに強力な毒性を持った超猛毒ガスである
という事実を、
みなさんは信じることができるでしょうか。
◎酸素は「超猛毒ガス」?
これは実に忌むべき話ですが、
第一次世界大戦で初めて「毒ガス兵器」というものが作られました。
これはドイツ軍が利用した「塩素ガス」がその発端です。
当時の塩素ガス兵器は一度の使用で半径5キロに渡り拡散し、
およそ15000人の被害を出しました。
塩素ガスの毒性は1000ppmで急性死亡とされており、
これは1リットルの空気に1mlの塩素が混入すれば死に至る…
という数値です。
塩素ガスの毒性は現在でも非常に危険視されており、
塩素系漂白剤と強酸系洗剤が混合すると発生する為
これらの洗剤を混ぜて使用することは絶対にしてはいけません。
↑塩素系漂白剤と強酸系洗剤
ところで、
ガスの毒性を判定するのに最も簡単な指標があります。
それは「電気陰性度」と呼ばれる指標であり、
実は化学の元素表にもその数値は記載されています。
簡単に言えばこの「電気陰性度」というのは
物質の「酸化力」を表す指標であり、
この数値が高ければ高い程、
その物質は有毒と言われています。
酸化力が高い、
というのはつまり
反応性が高い
ということです。
これらの反応性が高い物質は体内に侵入すると、
体内の各部と無差別に反応し
機能不全を引き起こし「毒」となります。
塩素の持つ電気陰性度は「3.1」であり、
最強の猛毒と言われている「フッ素」はその値が「4.0」です。
(単体の気体はガラスを溶かし、プラチナすら腐食します)
フッ素の持つ4.0という酸化力は全ての気体の中でも最強であり、
電気陰性度は「3」を超えれば
十分に「猛毒」と考えて差し支えないでしょう。
さてここまでの話は「塩素ガス」の話ですが、
肝心の「酸素」とは一体どの程度の毒性を持つのでしょうか。
Googleで「酸素 電気陰性度」を検索するとその数値が示されます。
酸素の電気陰性度は
「3.4」
この数値は塩素のそれを上回ります。
つまり単純な「毒性」を考えれば、
酸素は塩素を軽く上回る「超猛毒ガス」であるといえるのです。
なんと私たちはこのような猛毒ガスを
普段から大量に吸入して生きているのです。
◎「宇宙人」は地球に入れない?
さて酸素というガスは実は恐るべき猛毒です。
普段から酸素を吸入している僕達からすれば
そんな実感は全く沸かないとは思いますが、
およそ20億年前、
地球に生息していた生物達は
この酸素の発生によってほぼ絶滅してしまったという過去があります。
http://www.jspacesystems.or.jp/ersdac/Others/geoessay_htm/geo_text_05_j.htm
↑参考HP 酸素の誕生 地球史上最大の絶滅
実は当時発生した「ラン藻類」という植物の一種が、
現在で言う「光合成」を始めたことで酸素を生成し始め、
元々二酸化炭素の星であった地球はみるみる内に
酸素ガスに包まれるようになりました。
元々は酸素の大気組成はほぼゼロであった為、
当時生息していた生き物は酸素を必要としなかったのです。
つまり彼らにとっては酸素は僕らで言う「塩素ガス」以上の猛毒であり、
当時の生物たちはたちまちに死に追いやられたのですね。
現在ではなんと大気組成のおよそ20%という
高濃度の酸素が大気を占めており、
この酸素濃度は他の惑星と比較しても明らかに異常値です。
もし宇宙人がこの情報を知らずに地球にやってきたとしたら、
宇宙船から出たその瞬間に死に絶える程の猛毒の大気と言えるでしょう。
実は地球は猛毒の大気に包まれた惑星なのです!
そう言う意味で地球上でUFOの目撃はあっても、
実際に彼らにお目にかかれないのは当然なのかもしれません(笑)
◎「酸素」は我々にとっても時として有害
私たちにとって全く無害のような顔をしている酸素ですが、
実は許容量以上に取り込むと中毒症状を起こしてしまいます。
これは一般に「酸素中毒」と呼ばれ、
スキューバダイバーなどには有名な症例です。
猛毒の酸素を吸っても我々がなんの健康障害も起こさないのは、
地球上の生命体が「酸素」を吸っても生きていけるように
進化してきたからです。
厳密に言えば、
酸素のもつ高い反応性を逆手にとり、
その溢れるエネルギーを生命活動に応用することで
酸素の吸入を可能としています。
しかしこれはもちろん生命活動上では諸刃の刃でもあり、
酸素によって引き起こされる健康障害は
実は知らないだけでたくさんあります。
激しい運動直後の苦しさや、
ガンや心筋梗塞、脳梗塞
過呼吸や酸素中毒、
老化、酸化、酸敗(腐敗) など
これらの健康障害は結局の原因が酸素にもあるとされています。
酸素とは安全無害なようでいて、
実は非常に危険な物質でもあるのです。
もし私たちの周りの大気の酸素濃度が100%になったとしたら、
一体どのようなことが起こるでしょうか。
恐らく
瞬く間に火の手が上がり、
全てのものが燃え尽きることでしょう。
酸素の反応性とはこれほどのもなのです。
脂が「酸化」という話は解析などでよく書いていますが、
その酸化の原因も酸素ですし、
酸素は確かに僕たちが生命活動を行う上では必要なものですが、
実際には同時に酸素によって僕たちは常に蝕まれているのです。
界面活性剤や防腐剤が危険と言われることがありますが、
どんな物質もある側面を見れば危険であり、
同時にある側面で見れば安全です。
完全に無害な物質などこの世には存在せず、
極論を言えば「水」ですら危険物質の仲間入りです。
どのような用途でどれくらい使うのかで
物事の危険・安全は180度変わります。
普段何気なく吸い込んでいる「酸素」ですら、
見方を変えれば
「超猛毒ガス」と言うに事欠かないのですから。
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