『千里の道も一歩から』 -4ページ目

次年度のための例会

いよいよ2008年度の事業方針・事業計画を発表する次年度のための例会が開催となりました。


8月の総会にて次年度体制が承認され、10月には各委員会の顔合わせが開催され、そして満を持しての発表です。


小澤次年度からの力強い所信表明に続き各役員がそれぞれの抱負を発表、その後、各室・委員会ごとのプレゼンテーションが行われます。


一人ひとりのプレゼンを拝見して感じたのは、誰もが堂々として自分の伝えたいことをしっかり話していたという点です。


いろいろな場面でプレゼンが行われ始めたのは、確か2004年頃からだったと記憶していますが、その頃から比べたら雲泥の差があります。


プレゼンを行っている担当者はそれぞれ初めてのはずなのに、他のメンバーがやっている姿を見よう見まねしながら、あるいは本日に至るまでに練習を重ねながら、質の高いプレゼンに仕上げたのでしょう。


これだけでも2008年度が楽しみになってきます。



予算に関しても、本日の短い時間の中ではなかなか詳細を発表することができなかったようですが、せっかく思いのこもった事業計画を打ち出しているわけですから、これからの予算折衝においてしっかりと主張して欲しいと思います。


目的を達成するための手法をできるだけ具体的にイメージし、どうしてその金額が必要なのかを説明できるところまで考え抜いて欲しいと思います。


せっかくいいものを作ろうとしているのだから、これから年末にかけて忙しいだろうけれども、実現するための手間を惜しまないで欲しい…どうかよろしくお願いします。



担当の次年度事務局のみなさん、また本年度会員委員会のみなさん、設営大変おつかれさまでした!



自転車インフラ

5月に、子どもの自転車の練習をしたことをブログで書いたところ、その後何人かの方から「自転車の練習はどうですか」という質問をいただいています。


JCのメンバーだけでなく、仕事関係の方や近所の方なんかからも聞かれたりするので、意外な方が読んでくれているのだなぁ、と驚いてしまいます。


中には、こういう練習をするといいですよ、という親切なアドバイスをいただける方もいらっしゃいました、本当にありがとうございます。



結論をいいますと、その後私も妻も特に練習時間を設けたわけでもないのに、娘はいつの間にか乗れるようになってしまっていました。


友達から何かコツでも聞き出したのか、それとも親の知らないところで地道な特訓をしていたのかわかりませんが、気がついたら立派に乗れるようになっていました。


親としてもちろん嬉しいことなのですが、乗れるようになったその瞬間に立ち会えなかったことは、それはそれでちょっと寂しい気もします。


先日サイズの合った自転車を買ってあげたところ大喜びで、本日も七五三を終えてあとだというのにまるで疲れを見せずに、近所を走り回っていました。



自転車といえば、先日の新聞にパリの貸自転車の記事がありました。


市営のレンタルサイクルで、市内300~400メートルおきに駐輪場が整備されていて、目的地に近い駐輪場に返却すればよいという手軽さと、地下鉄等に比べてはるかに安い、などから利用者が増えているそうです。


単純に自転車に切り替わることで排気ガス削減になりますし、渋滞緩和につながることによってさらなる排気ガス削減になります。


通勤や通学など、渋滞に悩みながら車を使うよりも短時間で目的地に着けることもあるでしょうし、運動不足解消という点も大きなメリットと思われますが、パリだけに観光という意味からも大きい意味を持っていることでしょう。


記事では、自転車利用者が増えることによって車の通行を阻害しかねない乱暴な運転が多くなったり、それによってバスの運行が遅れてしまったりなど、新たな問題も発生しているということですが、世界的に環境問題が待ったなしの状況にある中、他の都市でもこういった自転車利用のあり方は増えていくのではないかと思います。



群馬県は全国でも上位に入る車社会ですが、ハイブリッド車の技術革新も期待しつつ、自転車を中心にしたインフラ整備も考えていく時代になっていくべきなのかも知れません。


「鎌倉てらこや」5周年記念活動報告会

早稲田大学125周年シンポジウム「教育ボランティア活動と大学の使命」が昨日ありました。


サブタイトルが『「鎌倉てらこや」5周年記念活動報告会』で、先月28日に実際に鎌倉てらこや事業を見学してきた私にとっては、大変興味深いシンポジウムでした。


時間の都合上、冒頭の基調講演は残念ながら聴くことができませんでしたが、そのあと4時間半にもおよぶ活動報告とパネルディスカッションが行われ、地域総がかりで教育再生に取り組むその大きな一歩になった鎌倉てらこや事業の詳細と、それを取り巻く関係者の並々ならぬ熱い思いを生で聞くことができました。


さらに、その事業の中心を担うのが大学生であり、学生がボランティア活動を通じて何を感じ何を学んだか、そしてこれからは、こういった学生のボランティア活動を大学評価の指標となり、研究・教育・社会貢献の三位一体の実現が大学の役割となるだろう…そんな展望も聞かせてもらうことができました。



全体を通じて印象に残ったのが、関わっている学生たちがいかに本気で取り組んでいるか、という熱意でした。


事業内容を紹介する彼らのプレゼンは、今の子どもたちに何を知って、何を考えて、何を感じて欲しいのか、そのために自分たちがどんな行動を起こしたかを、表現は粗くともストレートに伝えてくれます。


初めは「楽しそう」「就職に有利になるかも」程度の動機で始めたけれども、他人のために汗を流すことが社会貢献につながり、そしてそれは結局は自分のためになるのだということが実感できた、という彼らの言葉は、私たちJCメンバーにとっても実感としてよくわかる言葉です。


「鎌倉てらこや」を立ち上げたのは大学教授であり鎌倉JCであったわけですが、その質を高めながら5年間の実績を積み上げ、さらに広島、埼玉、群馬、新潟、愛知へと拡がりつつあるという理想的な結果を出すことができているのは、間違いなく彼ら学生たちの力であり、さらにいえば、学生たちを本気にさせる仕組みを作った点にあるのでしょう。



高崎には高崎経済大学があり、ここ数年、経済や観光などのテーマで一緒に事業を開催したりしています。


JCが単年度制ゆえに、毎年同じ体制で継続していくことが難しいという現実はありますが、「地域総がかり」体制を築くためにも、学生を中心においた中長期的な取り組みにますます力を入れていきたいですね。


高崎都市内地域連携協議会

高崎都市内地域連携協議会に昨日出席してきました。


この協議会は平成17年から3年間、旧高崎地域と倉渕地域の交流事業を通じて地域の活性化を図るもので、国土交通省の「都市地方連携推進事業」にあたります。


全8回予定されているうちの第7回目となる今回、これまでの交流事業の振り返りや、1月に行われる交流事業の企画、さらに現在はまゆう山荘で行われている温泉試掘の経過報告と温泉が出た場合の利用促進について話し合われました。



交流事業について意見交換の際、倉渕地域の持つ水資源について話が出て、川遊びや川下りなどを安全に楽しめるよう整備を進めることができないか、という意見がありました。


中心街に住む人たちがおいしい水を飲めるのは、倉渕の川の水があるおかげといっても過言ではなく、その川の水を保つために行われている、行政レベル、住民レベルでの取り組みを子どもや子を持つ親に知ってもらえるような交流事業を積極的に企画しよう、というものでした。


そういえば国土交通省では「川の駅」を作っている地域もあり、舟運の推進によって温暖化ガス削減の動きも始まっています。


川を危険だから近づかない存在と捉えるのではなく、水の大切さや環境問題を感じてもらうための身近な存在にする、そのために全国有数の水源県でもあるこの地域が何を考えるべきか、重要な示唆をいただいたような気がします。


「力量不足」

ここ数日間、民主党小沢党首の話題で持ちきりでしたが、結局のところ民主党の格を下げただけ…という気がします。


大連立を誰がけしかけたとか、次期衆院選で勝てる見込みがあるかどうかとかということ以前に、自らが党首を務める政党を「力量不足」と切って捨てたことは、そのときは多少感情的だったとしても、党内に取り繕うことのできない綻びを生んでしまったのではないでしょうか。


同時に民主党分裂の危機感を露呈してしまったことも、相当なイメージダウンであることは間違いありません。



小沢党首が月刊誌「世界」の中で「国連の活動に積極的に参加することは、それが武力行使を含むとしても憲法には抵触しない」と書いたことはメディアに大きく取り上げられました。


当時の討論番組などで何人かの民主党の議員がこのことに触れ、憲法上可能な範囲で政策を構築する方法もあるはずだ、と主張していたのを観て、民主党は決して与党に反対するだけの政党ではない、と頼もしく感じたものです。


もしかしたら遠くない将来、2大政党制が実現されるのかも知れない、とさえ思いましたが、しかし現状はやはり「力量不足」なのでしょう。



連立することで本当に国民のためになる政策が実現できたのかも知れないし、はたまた反米的とも取られかねない言動だけに煙たがられてしまったのかわかりませんが、辞意を撤回してもうしばらく党首を続けることになったのですから、その覚悟に期待したいと思います。



世界会議参加取り止め

本日より、トルコのアンタルヤで開催されているJCI世界会議アンタルヤ大会に参加の予定でしたが、現地の治安情勢に不安があり、いろいろ考えた結果、今回は参加を見合わせることにしました。


世界会議というのは、各国の会頭はじめJCメンバーが集まり、今年の活動成果の発表や来年に向けての運動を確認し合い、セミナーなども開催されます。


日本JCは他国と比べて約4万名という最大規模のメンバー数を誇ること、また「OMOIYARI」{MOTTAINAI」運動なども注目を集めていることなどから、世界会議において日本JCの存在感は際立っており、参加人数も期待されているといいます。



しかし、大変残念ながら参加人数は当初予定されていた人数よりも大幅に減ってしまったようです。


トルコ東部、イラクと国境を接する地域にて、クルド人武装組織(PKK)掃討のための軍による攻撃を10月17日にトルコ議会が承認し、その後21日には40人以上の死者を出す激しい戦闘が行われています。


報道によると、今年3月にPKK関連組織が「我々は地元と外国の観光業者、ホテル、旅行・観光代理店を標的にする」との声明を出しているとのことで、アンタルヤは戦闘地域からはかなり離れているとはいえ、危険であることに変わりありません。


参加を予定していた多くのメンバーがキャンセルに踏み切ったことは、仕方のないことでしょう。



2001年に、高崎JCの第47代理事長である広瀬先輩が日本JCの委員長を務められ、ニューヨークミッションに行かれたときのことを思い出します。


その年の9月11日に同時多発テロが起こり、広瀬先輩はそのときまさにニューヨーク市内に滞在していました。


もちろん、高崎JCからも数名のメンバーが一緒に行っていました。


事件を報じるテレビに映し出されたにわかには信じがたい衝撃的な映像、広瀬先輩をはじめ一緒に行っているメンバーの命は大丈夫なのか、その安否がわかるまでの長い時間、背筋が凍りついたままテレビの前から離れられなかったことを昨日のことのように思い出します。



今回の世界会議アンタルヤ大会ではおそらく、そのような心配をする必要はないのかも知れませんし、参加したメンバーもきっと何事もなく帰ってくることと信じています。


が、私個人としてはどうしても2001年の出来事が忘れられず、そんな不安を持ちながらの参加ではもったいない、そんな風に思い、不参加を決意しました。



<おわび>
諸事情によりブログの更新が滞ってしまったことをお詫び申し上げます。更新できなかった分につきまして、どうしても伝えたいものは順次遡ってアップいたします。今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます。


来年のまつりに向けての意見交換会

本年第33回高崎まつりが開催され、もちろん大成功ではありましたが、高崎市内の各青年団体にとっていくつかの課題を残しました。


それは事業そのものの運営に関わることではなく、企画の段階から青年団体も加われないか、という課題です。


高崎市内にある青年団体のうち、昔から高崎まつりに関わっているのは7団体ありますが、どの団体も概ね12月頃までには翌年の事業計画や人事を決めて動いています。


まつりはその開催時期が8月であるため、どのような内容になるかが決まってくるのが2~3月頃になってしまい、青年団体の計画としっくりこないことが以前から問題点として指摘されていました。


ならば、年内から翌年の企画会議を始めてもらって、そこに青年団体が加われる体制にしてみてはどうか…そんな投げかけをさせてもらう場を、高崎市の観光課の計らいで本日作ってもらうことができました。



高崎市観光課の方々、高崎まつり実行委員会の責任者の方々、そして青年団体から4団体の会長が揃いました。


来年のことだけでなく、5年後、10年後にまで話がおよぶ中、決して行政だけでつくる事業ではなく、まして一部の有識者だけでつくる事業でもないことが確認され、地元の青年団体が主体となって実施することが高崎まつりの本来の良さであることが共通の認識として明確になりました。


しかし他方では、厳しい都市間競争の中、多くの労力と費用をかける高崎を代表する事業を今後どのように活用していくのか、たとえば観光資源として活用することで効果を上げるとしたらどのように展開していったらよいのか、中長期的に考えていかなければならない面もあります。


毎年毎年やっとの思いで開催していくような体制ではなく、中長期的なビジョンを持って10年後の方向性をしっかり示した上で、その年度の実行部隊として若手の青年団体が責任ある役割を担い、さらに当日の運営面で多くの市民が参画できる…そんな流れを作っていきたいという大きな目標を、本日の会議の出席者全員が共有できました。



これから具体的な組織案を議論していくことになりますが、今回の高崎まつりに限らずどんな事業にしても、このように発展的に議論ができる余地があるかどうかがとても大切なことだと感じました。


どんなに叩いても響かなかったり、石を投げ込んでも波紋が広がらないような硬直化した組織になってしまったら、時間と費用を無駄使いするだけの組織になってしまいます。


変化できる可能性を持つ組織であるうちは、高崎まつりは第34回以降も大きく発展していくであろうと力強く感じさせてくれる会議でした。


チャイナフリー

アメリカの一部食品に「China Free」と表記されて販売されているものがあるそうです。


このフリーは「自由」ではなくて「~が入っていない」という意味で、「中国産の原料は使っていない、という意味になります。


食品のみならず、薬品、玩具など、あまりにも不誠実なその有様に死亡事件まで起きているものもあることを思えば、このような表示をすることで消費者に宣伝しなければ安心して買ってもらえないのも仕方ないのかも知れません。


私自身も一消費者ですから、もし店頭に同じくらいの価格で「China Free」のシールが貼ってあるものとそうでないものとが並んでいたら、前者を選びたくなることでしょう。



ただし、中国全体を排除しているともとられかねない表示が、商品の差別化になっていることには違和感を覚えます。


アジア全体の印象が悪くなり、不利益をこうむることにもつながるでしょう。


中国が自ら信頼回復に努めなければいけないことは確かですが、隣国でありこのエリアのリーダーたる日本は何ができるのか、問われているともいえます。


「Japan Free」ではなくて良かった…ではなく、自分のこととしてこの問題を捉えることが私たちには必要でしょう。


政策リテラシー

今週末に行われる全国会員大会帯広大会で発表される、日本JC協働運動のプレゼン資料をたまたま見る機会がありました。


マニフェスト型公開討論会の内容に関するページで、政策リテラシーというキーワードを見つけました。


リテラシーは、読み書きできるくらいの知識や能力を持つという意味ですので、政策リテラシーとなると、政治経済を中心に社会問題全般に対して相応の知識や見識を持った上で、現在行われているまたはこれから行われる政策がどんなものなのか理解していることが求められるでしょう。



本日、群馬から4人目となる総理大臣が誕生しました。


全国各地からこの群馬という地域が注目され、そこに住む私たちには当然のように政治に対して関心が高いだろうという目が向けられています。


実際、ここ1週間、日本JCに出向している各地域のJCメンバーと会うと、政治に関する話題になることが頻繁にありました。


高度な専門書を読むほどではないにしろ、日々ニュースで取り上げられる時事問題や、国政の場で起こっていることなど、これまでよりもアンテナを高く張っていかなければなりませんね。


セレンディピティ

ある雑誌に、脳科学の専門用語で「セレンディピティ」というのが載っていました。


「思わぬ幸運に偶然出会う力」とか「偶然を捉えて幸運に変える力」といった意味の言葉で、たとえば科学の分野などで、Aという研究を続けていたら偶然Bという幸運に出会い、重要な発見につながる…といったことを指します。


この場合のAは何でもいいのですが、しかし一生懸命に取り組んでいなければBとの出会いはないのであり、目標が見つからなくて意気消沈しているよりはとにかくまず何かやってみよう、そんな記事でした。



JCをやっていて、一生懸命やればやるほど色々なことがいい方向に動いているような気がすることがあります。


「徳を積めば積むほどいいことがある」などと説教めいたことを書くつもりはありませんが、JCに限らず日々懸命に何かに取り組んでいると、このセレンディピティに出会うことができ、思わぬところで幸運につながる…のかも知れません。