『千里の道も一歩から』 -3ページ目

さよなら常任理事会

本年12回目となる常任理事会が開催されました。


2007年度としてはこれが最終の常任理事会となります。



一年前の予定者常任理事会のとき、理事長という立場にまだ不安と迷いを感じていた頃、常任理事会で大変勇気づけられたことがあるのを思い出しました。


情けない話ですが、理事長に就くことを決心してからもなお数ヶ月は、「やっぱりやめておけばよかった」とプレッシャーに押しつぶされそうになっていたときがありました。


55年の歴史、歴代理事長の功績、この地域のあり方、私たちがなすべきこと・・・考えれば考えるほど、自分にはとてもできない、と投げ出したくなることが何度もありました。


今振り返ると、このときこそ私にとって必要な時間だったし、覚悟を決めるために通らなければならない儀式のようなものだったと思います。


そんな不安に押しつぶれそうなときに、予定者常任理事会に上程された議案に勇気づけられたのです。


私が一人で悩まなくても、副理事長、室長、委員長がしっかりと青年会議所運動を見据え、こんなにも立派な事業を考えている・・・このときに「やれる!」という思いが湧き上がり、ひとりではなくチームで動いているという実感と確信を得ることができたのです。


本当の意味で覚悟を決めることができたのは、その瞬間だったと、今思います。



組織で動く団体だからこそ、役員である常任理事のみなさんの力は大きな意味を持っています。


07常任理事のみなさんには心からの感謝を申し上げるとともに、08常任理事のみなさんには、その重大な責務を今一度自覚していただきたくお願いいたします。


そして毎回きちっとした常任理事会の設営をしてくれた総務委員会のみなさん、本当におつかれさまでした。


ありがとうございました。



青年団体連絡協議会勉強会~全国都市緑化ぐんまフェア~

青年団体連絡協議会で年2回開催している勉強会のうち、秋の勉強会が本日開催されました。


勉強会は、来年3月という間近に控えた全国都市緑化ぐんまフェアを題材にし、高崎会場の実施本部長であり高崎市副市長でもある座間愛知氏、緑化フェア推進室長の藤本和子氏をお招きして1時間ほどのご講演をいただきました。


緑化フェア全体の話から、高崎会場での新たな試みや工夫などお話いただき、特に全国でも初の「まちなか」会場については、かなり力が入っていることが感じられます。



座間本部長は最後に、作った後の一部緑化施設をPFIを導入して市民の手で維持していく仕掛けづくりや、緑を残していこうという意識づくりにつなげたいとおっしゃっていました。


市街地を緑化するというコンセプトの中、フェア終了後は大半が撤去されることになります。


この点について賛否はわかれるところでありますが、駅前の市街地であるからこそ多くの市民あるいは観光客の目にとまる機会も多いのであり、そこから住民が自ら緑を残していこうとする意識を高める、というフェア後のことについては「なるほど」と思いました。



市民の税金、地元企業からの寄付金によって成り立つフェアだけに、いかに無駄使いせずに資金を投入するか、費用対効果はどうなのか、フェア終了後のことも考えて実施していかなければなりません。


残念ながら私たち高崎JCは本事業に絡んでいませんが、まだこれから細部が決まっていく段階ですので、ぜひ意義のあるフェアにしていっていただきたいと期待していますし、個人的に協力できることは検討していきたいものです。


植木監督

地元銀行の講演会があり、ザスパ草津の植木監督が講師でした。


先月、植木監督と高崎JCの何人かで食事をする機会などもあり、その真面目で親しみやすい人柄は存じ上げておりましたが、講師という形で登壇された姿は、緊張感もあってかかなり雰囲気の違う印象です。


パワーポイントで写真などを紹介しながら説明するのはあまり得意そうではありませんでしたが、後半、選手の話やトレーニングで心がけていることなどに話がおよぶと、身振りなども入って実に楽しそうな表情で話をされていました。


現場の第一線で活躍される、職人気質の人間像を感じることができました。


そして、言葉の端々に表れるのが「コミュニケーション」、選手とのコミュニケーションをとても大切に考えているそうです。


ちょっとしたことが日々の練習成果に影響したり、試合の結果につながったりするため、サッカーそのものはもちろん、趣味や友人関係などの私生活も含めて、様々な話をするようにしているのだそうです。


ゲームの結果はチーム単位でも、その結果を導くのは人間一人ひとりであることを、そして肉体的な面だけでなく精神的な面でもしっかりケアしていく監督の信念、主義は、スポーツのみならず、会社でもJCでも同じことが言えるなぁ・・・と感じました。


出向者準備会議

来年私と一緒に日本JCに出向してくれるメンバーに集まってもらい、準備会議を開催しました。


日本JCの来年度の方針と、その中で私が委員長を務める委員会の担いを理解してもらい、最大限サポートしていただきたい旨をお願いいたしました。


私の担当する「日本の教育力確立委員会」は、公教育での徳育教科化の推進や親学の普及推進、学校と家庭と地域が三位一体となって子どもを育てる仕組みづくりの研究などに取り組みます。


広範囲にわたる上に答えを見出しにくい「教育」がテーマなだけに、一人でも多くの知恵と力を集めることが運動の成否を握っており、高崎から出向してくれるメンバーにはいちはやくそのことを伝えたかったので、今回開催となった次第です。



全国各地よりメンバーが集まってくる中で、特に委員長が出向する地元からのメンバーは自然と注目を浴びるものです。


総括幹事の三浦君はじめ私と一緒に出向してくれる総勢10名のメンバーには、高崎の看板を背負って出向していることをしっかり意識してもらい、加えて、会議の設営や事業の段取りにおいても、私がちょっと困ったときに相談できる仲間として、力を貸して欲しいと思います。


どうかみなさん、よろしくお願いします。


地域のつながり

内閣府が発表した、少子化対策に関連する家族・地域のきずなに関する意識調査によれば、自分と地域の人たちのつながりが「弱い方だと思う」と答えた人が「どちらかといえば」も含め計52.5%と過半数に上ったそうです。


対して、同居している家族のつながりについては「強い方だと思う」との回答が「どちらかといえば」を含め87.8%とのこと。


同居家族との関係はかろうじてつながっているとして、地域とのつながりはあまりにも希薄な現状が、改めて浮き彫りになった調査結果です。



地域のつながりとかコミュニティの力といったキーワードはここ何年か様々なメディアで頻繁に見かけますが、たとえば身近なところで起こる犯罪とか、母親が子育ての負担を誰にも相談できずに精神的に疲れ切ってしまうケースなど、すべて地域との関係が希薄なせいではないにしても、何か綻びが生じていることを感じます。


4月に自立市民例会を開催していますが、挨拶ひとつだけでも犯罪抑止効果があることを警察の方がおっしゃっていました。


地域社会のために運動展開をする私たちJCこそ、小さなことでもできることから始めていかなければ・・・と改めて思います。


さよなら関東地区

第2回関東地区協議会、通称「さよなら関東地区」に出席しました。


午前中は来年度の日本JC事業説明会にオブザーブし、午後は本年度理事長として会員会議所会議に出席です。


会員会議所会議では本年度の決算報告と来年度の事業計画についての承認がありましたが、採決時の挙手もこれが最後と思うと感慨深いものがあります。


来年の田口地区会長の力強いスピーチも聴かせていただくことができました。


来年の関東地区協議会では、本年を受けての委員会構成に加えて、経済・経営のテーマが新設されている点が目を引きます。


「徳高い企業文化構築」や「地域政策・地域経営」をキーワードに掲げる新会長ならではの組織づくりで、どんな運動が展開されるのかが楽しみです。



日本JC役員による事業説明会では、来年の小田会頭による全体的な方針のプレゼンテーションが行われました。


歴代会頭の言葉「地域のJCを見ると、その地域の民度がわかる」を引用し、JCが地域にとって大事な存在であることを強調されました。


ともすればJC不要論なども叫ばれる昨今ですが、常に市民の視点で市民の一人としてその地域のあるべき姿を青臭く主張する団体、しかも日本全国に700を超えるフラットなネットワークを持つようなこの団体は、確かに二つとありません。


全国の青年会議所を束ねる会頭が、このような市民視点を真っ先に強調されたことは、関東地区の160の青年会議所にとって大きな勇気づけになったのではないでしょうか。


前年度を踏み台にするくらいの心構えで

来年の日本JCの関係で、07年度08年度のグループ単位での引き継ぎ会議に出席してきました。


単年度制で組織が替わっていくJCでは、今の時期のこのような引き継ぎはとても重要な意味を持っています。


本年担当された方々が、どのような取り組みをしてどのような成果を上げたか、あるいはどのような悩みにぶつかり、どのように解決したか。


報告書類からは決して伝わってこない、当事者でなければわからない一年の重みが言葉の端々から伝わってきます。


近現代史の協働運動を担当した委員会は特に、思うように運動展開できなかった悔しさをにじませていました。



ある役員の方が、挨拶の中でこの引き継ぎを飛行機の給油に例えていました。


07年度を飛び終えた飛行機が、本来空港に着陸して給油をし再び08年度に向けて離陸するのが通常ですが、JCの場合はいちいち離着陸している暇など無く、飛んだまま給油を済ませるものだ、と。


なるほど、確かにJCのこの時期の忙しさからいったら、この例えはしっくりきます。


ところが、さらに進んでロケットに例えられた方もいました。


宇宙に向けて発射されたロケットが、燃料を使い切った07年度を切り離し、2段目のブースターが噴射されるときが、この引継ぎだという例えです。


飛行機のように同じ高さで引き継ぐのではなく、さらに高いところへ飛んでいくのだ、という思いが込められています。


そして、そのためには前年度を徹底的に踏み台にし、あらゆることを引き継ぐくらいの心構えを持たなければならない、と話されました。



単年度の組織ではあるけれども、個々の運動を単発的なものに終わらせないために引き継ぎの重要性を改めて感じさせてもらったとともに、アドバイザーとしての前任者がいかに大事な役目を持っているか、気づかせてもらう場となりました。


森オケ引継ぎ会議

来年開催予定の第29回森とオーケストラに向け、本年度から来年度に引継ぎを行う実行委員会が開催されました。


おおむねこの時期にJCの担当者がはっきりするということと、4月開催のイベントなので年が明けてからの引継ぎではちょっと遅いということで、年末ではありますが例年この時期に開催しています。


まずは来年も開催するということを互いに確認し、本年度の反省点をおさらいしながら、次回はどのように工夫していったらよいか、それぞれの立場から意見を出し合います。


ここ数年アイデアを出し合っている小口協賛金の手法が、本年ようやく形になり始めたことを受け、来年は早い段階からみんなで募っていこうということと、時期を同じくして開催される全国都市緑化ぐんまフェアとのコラボレーション、さらに市民ボランティアが企画から参加できる下地づくりを始めていこうという方針が決まりました。



さて、市民ボランティアに企画段階から参加してもらおうという取り組みは、実は5年前くらいから話が出ているのですが、その都度諸事情により保留にしているという経緯があります。


企画までやってもいいと考えるボランティア募集の手法は? とか、現在の実行委員会が行っている会議の手法ではせっかくのアイデアを活かせないのでは? とか、あるいはそもそもその年度の担当者が否定的な見解だったり・・・様々な心配から二の足を踏んでいた感があります。


本日の会議でふっと思い出したのですが、ここ2年ほど、高崎経済大学の友岡教授をはじめとするゼミ生のみなさんが、積極的に当日ボランティアで参加をしてくれています。


すでに当日の流れや事業の雰囲気をわかってくれている彼らなら、次回の森オケでは企画会議の段階から入れるだけの理解が備わっているのでは・・・そんなふうに思いました。


折しも先だっての鎌倉てらこや事業であったように、学生に本気で関わってもらえることの恩恵は計り知れません。


もちろん先方には何の話もしておりませんが、そんなことをふっと思いついた森オケ会議でした。



第1回となる会議が例年より1ヶ月前倒しで12月に開催される運びとなりましたが、第29回森とオーケストラがさらなる進化を遂げることを心より期待しております。


群馬県民政治大学講座

昨日、群馬県、群馬県選挙管理委員会、群馬県明るい選挙推進協議会主催の群馬県民政治大学講座に参加してきました。


「これからどうなる! わが国の政局の行方」と題し、(社)中央政策研究所主任研究員で政治ジャーナリストの角谷浩一氏による講演です。



まずは地元群馬から4人目の総理大臣が出ていることから始まり、福田赳夫元総理から福田康夫総理に至るまでの大まかな政治の流れについて話をされました。


福田赳夫元総理は、周囲を煙に巻く言動をしながらも、どこかで本音を言っていた政治家であり、福田康夫総理もその点でよく似ているとのことですが、しかし福田総理は落ち着いているように見えて実は、一人でいるときにイスやゴミ箱を蹴ってばすほど激情することもあるらしい・・・という裏話は、どこまで本当かは別として、福田総理の人間味溢れる一面を想像させてくれます。


その後、大連立の話題や鳩山法相のアルカイダ発言、解散総選挙の可能性、ポスト京都議定書をめぐる主導権争い、アメリカ大統領選挙の行く末と日本の関係などなど、話題は多岐に亘り、ジャーナリストならではの深い考察に大変興味深い1時間を過ごすことができました。


道州制の議論や中選挙区制の議論が進む中、国会のあり方も大きく変わる可能性があり、もしかしたら国内の政治の仕組みが変わろうとするときの大きな調整期が今なのではないかという示唆もありました。


政党のねじれ、人間関係のねじれは最近始まったことではなく10年以上も前から続いているとする氏から見ても、今の国の枠組みが変わろうとしている流れは大きな時代の変化だと言えるようです。



こういった話を聞くといつも思うことですが、国が、世界中がこれだけ大きく動いているときに、閣僚の不祥事や官僚の汚職によって政治の議論がストップしてしまうことのリスクがどれほど大きいことか。


確かに、どんなにくだらない不祥事だとしても政治に携わる立場として簡単に済ませることはできませんが、そのことを突いている時間がどれだけ国益のロスにつながるか、不安と憤りを感じる次第です。


ジェイコム関東 放送番組審議会

1113 ジェイコム番組審議会


ジェイコム関東(株)群馬局の放送番組審議会に出席してきました。


放送番組審議会というのは、放送法により放送局が設置しなければならない審議会で、年1回以上の開催が義務付けれらています。


ジェイコム関東群馬局では、前橋JCと高崎JCの理事長がその委員に入っており、ジェイコムの様々な取り組みを聞きながら議論したり、すでに放送されている内容について意見を出したりします。


JCの考える地域社会の問題や、普段の仕事で感じている経済的な問題などを、放送というなかなか縁のない分野で話が出来るというのは、理事長をやっていなかったらまず経験できなかったことでしょう。


ちなみに、ジェイコム関東群馬局は、コミュニティチャンネルに力を入れていて、前橋、高崎で活躍する地域の人を紹介する番組があったりします。


昨年末、私自身も高崎JCの理事長という立場で、ほんの数分ですが出演させてもらいました。


収録の際、スタッフの方には大変お世話になりました、ありがとうございました。



さらに今回は、いつもは関係者以外立ち入り禁止のはずの設備室を見学させてもらう機会もありました。


ガス式の自動消火設備を持った設備室は、その消火ガスの特性上、あらかた密閉された仕様になっています。


放送局ですから、おびただしい数のケーブルが這っているわけですが(這っているといっても床ではなく、なんと天井です)、壁に穴を開けてケーブルを通したあとにできる隙間が、すべてモルタルのようなもので埋められています。


天井を「這う」ケーブルも驚きましたが、特殊なタイプの消火設備を導入する姿勢にも頭が下がります。


なにしろ、万が一火災が起きてそこにある機器・ケーブルがダメージを受ければ、1万世帯以上のテレビと電話が使えなくなるとか。



放送局の華やかな表向きとは違い、こういった裏方の苦労を見せてもらえるのも、放送番組審議会というちょっと変わった場所に参加させてもらえる理事長職の役得といえるでしょう。