こんにちは、ゆうこです。
保育経験9年、小学生の娘を子育て中です。
様々な親御さんや子どもたちと関わってきた中で感じたこと、考えたことをお伝えします。
「こういう見方もあるよ」という、子育てのヒントになったら嬉しいです。
以下は、個人的見解や意見ですので、ご自身の判断と選択でお願いします。
今日のテーマは
基盤作りは日々の積み重ねから
です。
近年、体幹が弱い子どもが多いかも???
おんぶのように
しっかりと大人の背中にしがみついたり
手押し車のように
大人に両足首をつかんでもらい、子どもは両手で全身を支えたり、
といった日常生活の中で本来、培われていくはずの体幹が弱い子どもたちが見受けられます。
考えられる一つの理由に
抱っこの仕方
にあるような気がします。
近年、目にするのは乳幼児を連れて行く時、親の前でだっこする姿が多いのも無関係ではない気がします。
エ●ゴベビー(以下エ●ゴ)のように作りがしっかりして安定している抱っこ紐が主流のような気がしますが…。
私も娘が小さい頃、エ●ゴは重宝しました。
なので、否定する気はないです。
エ●ゴはおんぶでも使いましたが、抱っこよりもおんぶは紐をグルッと半回転させて移動しないとできないので、手間がかかるのです。
その分、前抱っこは親がかぶったらすぐ載せてハメられますからね。
安全面を考えて、前に見えて安心というのもあるのでしょう。
しかし、型にはめるだけで抱っこできるということは
身体がダラ~ンとしてても乗れる訳です。
つまり、手足を使わなくても抱っこされる状態になるのです。
おんぶのように、手足で背中にしがみつく経験をしないことは、
本来持っている身体機能が生かしきれず、運動機能の発達、さらには脳の働きにも影響があるのかも?と考えます。
また、抱っこは親と子どもだけの密室の世界に留まるおそれがあります。
おんぶは背負われている子どもが周りの人たちや風景を見渡せて視野が広くなります。
また、周りも子どもの存在に気づきやすくなり、社会での子育てにも繋がるのでは、と考えます。
エ●ゴベビーのようなのはおしゃれでスタイリッシュというイメージもあるのかもしれません。
おんぶは生活感が溢れて抵抗感があるのかもしれません。
昔(昭和の大家族のイメージ)は子どもが一家に多かったので、
おんぶしてしながら家事や畑仕事したりしていましたよね?
便利さと引換に失ったものが大きいのかな?とも感じます。
体幹が弱るということは、その後の身体の使い方にも影響します。
ハイハイを十分にせずに立ち始め、
鉄棒やうんていを使う運動でしっかり握ったり、身体を支えたりすることができない。
足腰で踏ん張ることができない。
体力や基礎体力の低下の原因にもなるのでは?と考えています。
ここからは子育て経験です。
…自慢でも何でもないのですが
我が娘は鉄棒やうんてい、懸垂が大好き。
一人歩きは1歳2ヶ月と決して早くないですが、ハイハイはかなりやっていました。
かなりのハイスピードで夫は「ハイハイ選手権があったら優勝できる!」といつも話していたほどでした(笑)
体力のありあまる娘を疲れさせたくて、手押し車も自然とよくやっていたものです。
料理をする時や山登りした時はおんぶだったし、今どきにしては抱えておんぶしていた方かも。
両手でだっこより後ろでおぶる方がラク、というのが単純な理由でしたが、無意識のうちに体幹を鍛えてたんだな。
ホント、あまり褒められた子育てはしている感じはないんだけど、気づかないうちにそれなりにやっていたらしいです😂
てことは、ですよ。
躍起になって何かをさせようとしなくても
基本をやっておけばしっかり育つ
ってことなのかなぁ・・・。
子育ても身体作りも今日明日やったから成果や結果が出るものではなく、日々の積み重ねなんだなぁ、と実感しています。
米国元駐在妻・ゆうこ