【アメリカから見えた日本の教育の現状】子どもの意見を尊重する | マムズスマイル 母親の学び会【茨城・日立市】

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毎月第三水曜の午前10時より子育ての分かち合いをしています。

在米時、就学児は我が家にいなかったので、

以下は、周りの友人の子どもたちを見た印象です。
※イメージでモノを言っている部分もあるので、違っていたらご指摘下さい

学校に通っている子どもたちを見ていると、

プロジェクトやプレゼンテーションが宿題に出るようです。
 

中には子どもだけで手に負えないようなプロジェクトも。

 

調べたり、親や周りの人の手を借りて成し遂げます。

達成するためには、たくさんのプロセスが必要なことを身を持って体験します。

日本だと、夏休みの自由研究 ぐらいでしょうか。
ここも違ったら教えて下さい。

自分の意見を言う場が与えられてる

論理的に自分の主張をする必要がある

本当に自分が求めていること、主張していることを口に出して言う


そういう事を子どもの頃から、 訓練してる訳です。

全く受け身じゃないんです。
 

 

 


周りの親や大人は とにかく褒める

その褒める 基準が低いんです。

その服、可愛いね!
素敵だね!

とかちょっとしたことで褒められるんです。

とはいえ、褒めれば何でもいいわけではない。

よくないのは

子どもが褒められることを目標にしてしまう
さじ加減が難しいですが

↑これでは本末転倒です。

子供の意見を尊重する

「口答えする」

 

だとか

 

「逆らいやがって」

 

親の支配下に置こうとする 

 

これが良くない

子供の意見を受け止める、受け入れる

それだけでいいと思います

子ども自身が

「自分が大切にされた」

「自分は自分でいいんだ」


という実感が持てることが大事。

最悪なのは

✖「 あんたは何をやってもダメなんだから」

✖「(やる前から)どうせ無理でしょ」


こういった言葉です。

子どもたちは、どんどん縮こまってきます。

そうして、与えられるものを無難にこなしていればいいんだ。

自分の意見を言えば叩かれるんだ。

自信をなくしていく。

さらには、「自分自身」を失う。

何をしたいか、さえ分からなくなってしまう。



私も渡米する前は縮こまっていました。

叩かれるくらいなら小さくしていよう。

しかし、アメリカでは、黙っていたら相手からは何も働きかけがないんです。
 

 

 


一時期、コミュニティカレッジの ESL に通っていました。


生徒がとにかく発言する。

先生が「静かにしろ」と言うまで、いや言ってもうるさいぐらい喋る(笑)

あってようが間違ってようが関係ない。

そのぐらいしないと自分の存在が認められないんです。

発言の度合いや授業態度も成績に入るんです。
単位認定には出席回数遅刻も厳しい。

日本のように受け身ではとても いられません

「おとなしくしてればいい子」なのは、「日本の先生にとって」都合がいいんです。

あー、日本で良かれと言われてきた教育は

 

騙されてきたんだ!

 

間違ったんだ!

と思った瞬間でした。

グローバル教育だなんだ、

英語が発音よく話せる

とか

そんなの以前に、

その姿勢や態度が先じゃないの!?

と感じています。

なので、

自分の考えを持つ習慣をつける

子どもが口に出したことを受け入れる

子どものことをできてもできなくても認める


がこれからの(いや、今までも)教育に必要です。

そんな訳で、アメリカ生活で鍛えられたお陰で主張できるようになってしまった私です(笑)。

米国元駐在妻・ゆうこ