世界中で例の感染症の拡大と言われているこの1年ですが・・・
本当に予想のできないことの連続です。
私事ですが、子どもの幼稚園は最終学年なのに、ほとんど父兄の集まる行事がなくなりました。寂しい限りですが、仕方ないですね。
今までのあり方がよかったかどうかは置いといて。
これまで「日常」とされてきたことが非日常と化しているこの状態について思うこと。
人生、思い通りにいかないことの連続。
大事なのは、
その時どう対応するか。
に尽きるのかな、
と思います。
特に海外暮らしですと、オンライン中心の授業が今も続いていると聞きます。
海外生活を二度経験した私ですが、このような事態は想像もつかないことです。
ただ、今のコロナ禍にあっても冷静でいられる理由。
自分ではどうにもできないこともある。
逆に自分で変えられることもある。
この二つが分かったからです。
2008年のリーマンショックや2009年の新型インフルエンザで、渡航時期や帰任時期の変更をたくさん経験したことが大きいです。
まぁ、その時の私といったら、変更の度にいちいち動揺していました(笑)
「なんでまだアメリカに行けないのよ!」
「ようやく行けたのに、もう帰らないといけないの!?」
当時は、夫のアメリカ国内転勤も頻繁(1~2年未満に一回)でしたし。
その頃はいちいち「振り回された」と思っていたのです。
「もう渡米できる!」
と思い、あちこちで送別会をしてもらっても、
「あれ?まだ日本?」と言われたり、
「いつ行けるの?」と聞かれたり。
自分の意志で時期を決めたものもありましたが、大半は自分ではコントロール不可のもの。
とはいえ、当時の私は精神的にも未熟で、「なんで私ばかりこんな目に遭うんだ?」と被害妄想の塊でしたね。。。
過去記事
今なら、落ち着いて対応できるようになりました。
この10年間の歩みが変えてくれたんだと感じています。
最近、個人的に教会や書物など各方面で目にする機会が多い、この言葉に集約されているように感じます。
二ーバーの祈り
リンクはHP すのはらの「春原主義」より「キリスト教の有名な祈りと詩」です。
神学者ラインホールド・二ーバーが説教した時の祈りなんだそうです。
アルコール依存症の方々のためのプログラムでも使われているようです。
私が読んだ本の中にも引用されていました。
投資には、テクニックよりもメンタルをいかに強く持つかが大事なことを知りました。
キリスト教に留まらず、幅広く使われている言葉です。
つまり、今回については
変えられないもの=コロナ禍により学校や外部の行事の変更や中止
「海外暮らしであれば」例えば、日本に帰りたいけれど、帰れない現状(飛行機が飛ばない、帰れても自宅待機を余儀なくされるなど)
変えられるもの=自分の心持ち、あり方
とすれば、
どうすればいいのか。
見えてくるヒントがあるかもしれません。
振り回されることがあったとしても、基本がブレなければ大丈夫です。
それでもつらくてどうしようもない。
「誰かに聞いてほしい」となれば我慢せず、
第三者や専門家に話を聞いてもらう、相談してみる
のも一つの手です。
以下のサイトに詳しくまとめられていたので、ご紹介します。
こころの相談先-駐妻Café
日本語で相談できる機関です。
どうか苦しんでいる方々の心の重荷が少しでも取れますようにお祈りいたします。
米国元駐在妻・ゆうこ