2年振りのスキー | 60代からのヨーロッパ・ドライブ旅行ガイド

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重い腰を上げて

2年前は長野の富士見スキー場に行きましたが、ノーマルタイヤでゲレンデへ直行できるのが一番の取り柄でした。今回は迷いましたが、5年前まで毎年のように訪れていた湯沢のスキー場に行くことにしました。

 

3月10日朝は群馬側も雪で、冬用タイヤ装着が沼田から規制されていました。関越トンネルの新潟側は覚悟していましたが、群馬側から装着となると私のようなチェーンでは2度付け替えなくてはならず(実際はゴムチェーンなのでトンネル内も通行可でした)宿が予約してなければ止めるところでした。

昼過ぎれば規制も解除されるだろうと10時ころ出発すると、予想通り群馬側の規制は解除されていましたが、トンネルを抜けると猛吹雪が待っていました。ノーマルタイヤの車は装着場に誘導されますが、ほとんどの車はスタッドレスでそのまま通過していきます。広い装着場は2台のみ、このチェーンを付けるのははじめてで、吹雪の中、それでも20分ほどで完了。本線に戻り50kmくらいの速度で走り湯沢ICから街の中は除雪され、NASPAの駐車場入り口まではノーマルでも行けそうでしたが、駐車場内はかなりの積雪があり、チェーンを外すのは止めました。

15:30にチェックインし、あすまでのリフト券をもらいましたが、きょうはもう滑る気がせず、ホテルのシャトルバスで街に降りました。

 

湯沢の街には美味しいところがたくさんあり、夜はいつも外食で宿はB&B(1泊朝食)にしています。お米はコシヒカリの本場ですし、地酒でおいしいお酒も飲めます。

日本のホテルは客を内側に閉じ込め、2食付きでお土産までホテル内で調達させようとしますが、1軒宿ならともかく、温泉街があるなら外歩きをすすめB&Bにすることで街の活性化が図られ、総じて街の魅力が増していくのではないでしょうか。

野沢温泉などは大型ホテルも少なく、B&Bの宿もありいい街づくりが進んでいるように見受けられます。

 

今回は予約できなかった「森瀧」といううどんすきの名店に17時の開店前に行き並びました。運よく10分ほどで案内され席に。

厚揚げと骨酒でまずは乾杯。

 

 

 

そしてうどんすき。

 

カニ足や鮭、キノコや野菜がてんこ盛り

〆はコシヒカリと卵で雑炊

 

帰りに駅の土産物センターで地酒の鶴齢やせんべいを買い、再びシャトルバスでホテルへ。

 

 

宿はNASPAニューオータニ、スキー場が併設されており、リフト券2日分と1泊朝食付きで一人12800円だから、ナスパはコスパに優れています。温泉も塩化物泉でりっぱな湯舟です。

 

早朝6時、10Fの部屋の窓から

 

朝食後8時にチェックアウト、荷物をクロークに預けゲレンデへ。

昨日の降雪と低温で上越では珍しいパウダースノー。

 

クリックすると74歳のジジイが滑ります

 

最初の4.5本は雪質もよく快適な滑りでしたが、だんだん雪が重くなり、ひざや腿も疲労でだんだんスキーのコントロールが怪しくなり、ついには転倒(ここ10年で転倒は珍しい!)、しかも転倒経験があまりないので立ち上がることがうまくできず、なんと近くにいた女性に手を借りる始末。やはり歳だなあ。

 

岡本太郎、小澤征爾、鎌田實各氏の70を過ぎてもスキーをする姿に影響され私も80まで続けようと思い立ちましたが、いつまで続くことやら。

 

(この項、おわり)