美食と財布
ある日の夕食は帝国ホテルの「なだ万」
家族4人でメインはすき焼き、11万7800円
翌日は「KINOKUNIYA]で3万円ほどの総菜を買い自宅で
その翌日はニューオータニの「銀座久兵衛」
(妻と)二人で6万9700円
そして翌日「うかい亭」二人で9万6070円
以下・・・・・・・
80歳を超えた妻の光子さんと90歳近い筒井康隆氏の
東京表参道と神戸垂水の2拠点生活
老耄美食日記の
まことに豪快な食べっぷり
ただし、年間1000万円の外食費は庶民では想像もつかない桁外れの額
予約のとりずらいレストランが多く(本文)、一体このようなお店で食事をする人たちとはどんな人種なのだろう、一抹の好奇心をもって本書に触れてみました。
圧倒されました、
その健啖ぶり
散財の豪快さ
何回禁煙を誓ったことか
睡眠薬の多用
喧嘩もするが愛妻家
ジャンルを超えた多彩な文筆家の生活ぶり
編集者との間合い
大江健三郎や蓮見重彦との交流
など脱線も面白い
2024年に垂水の自宅で転倒し、車椅子生活余儀なくされる
現在は奥様と老人ホーム(”超”のつく高級)ぐらし
老人ホームで出される食事
かってはパスタぎらいと嘯いていたが
「きょうのスパゲティ・ミートソースは旨かった」
かの美食家も、
郷に入れば、郷に従え
(この項、おわり)
