小脳出血発症30年精神病院入院30年から退院までの奇跡 10 慢性痛をまず消す | どんなに有名で地位と名誉と権威のある治療家や医師に絶対治らないと言われた後遺症でも根本再生させる妥協なき機能回復のブログ

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さて、安静にすると言っても何もしないわけではありません。

この方の場合、早期リハビリで痛みを我慢しながら訓練されていたので、防御性の収縮が強く出て、筋肉が炎症を起こしていたので、
とりあえず、まずは3~5日はほぼ安静にしました。

でも、これだけでは足りない

一度早期リハビリの餌食になれば

痛みを学習してしまっている可能性があるので

その記憶が薄れるくらい安静にします

結局2週間くらいは安静にさせてたと思います

確かに筋力も大きく落ちます

機能も大きく落ちます

でも、それは仕方ない

今の頭の固い急性期病院が悪いんだから仕方ない


確かに、周りの反対を押しきって行くのは怖い


だが、ただ怖いだけの事


妥協なき理論を突き詰めていれば


恐怖は薄れる


完全結果主義を貫いてきたからだ

だいたい日常動作や日常行為が成り立っている源は

筋力ではない事が分かれば
安静はそんなに怖いものじゃない

一般的なPTは何かと廃用、廃用、廃用、廃用、廃用症候群、症候群、びびりすぎ、

ちゃんと勉強しろ


ま、



それ以降はとりあえず物理的な炎症が落ちつき、慢性痛の痛みの記憶が薄れたので


慢性痛の除去を本格的に行っていきました


訓練は複雑すぎて全ては語れないから簡単に分かりやすく書きますが


根本的には変わりません


脳損傷も整形疾患も基本的には同じです


脳は筋肉や、骨の事なんて知りません


電気信号をただ入力出力するだけです


だから、変わった身体を脳に教えてあげなければいけない

が、身体内部の変化は認識できない、視覚で確認のしょうがないからだ

ま、視覚だけでは全く無理だしね


つまり骨折という事は

明らかに骨は折れて、別の形になりくっついている

それはプレート固定や、人工骨頭ならなおさら

もう、完全に元々持っていた身体ではないわけですから

使う道具(身体)が変わってるわけで

絶対的に以前と同じ出力だと

微妙な組織の流動過程で誤差が出るわけです


ピーターパンのフック船長みたいな

手首から下が、フックであるのとなんら変わりない

プレートやら、なんやら


自分の身体ではない他の物体と融合するわけですから

ふっつーに考えて、システムが変わらない訳がない


MMTやら、関節可動域やら


量的な側面ばかり見てるからこうなる


さすがにフックを付けたら特殊なリハビリが必要だろうが


プレートとはただ付けるだけだから大丈夫でしょ



あー

浅はか


浅はかすぎる


量的考察



ま、話を戻して


だから

その妥協なき認識が必要なんです

かといって、骨は見えない
視覚で見えるのは太ももが見えるだけ

内部は見えません

画像なんかも、ウチは機械もほとんど置いてないのでCTしかないが

それも大事ちゃ大事

認識に使えるものは

全て使う

要は見えない身体内部を

自らが限りなくイメージ出来るように持っていくわけです

(笑)


何言ってるか分からないですよね


だから

もう一度ゆっくり関節を動かし

位置の確認

身体内部の骨の引っ掛かり
つまり
新しい道具(骨)と皮下組織との関係性

などの

認識を促していきます


変わったのは骨だけではありません

手術をするという事は

なんらかの皮膚、皮下組織、筋肉、靭帯なんかを切開し、切開しなくても、ガチャガチャ開いて、はめたり、なんたり手術するわけですから

組織再生した時に明らかに全てが微妙に変わってるはずなんです

だから、その筋肉の出力加減の認識

もちろん痛みがある、ないの認識も

もう挙げるとキリがないが
これ以外にも身体認識に関わる事なら何でも良い

無駄なものはいらないが

ここらへんがセラピスト個人の感性、創造力、機能回復の力量に関わってくると思っている



そして、その変わった身体の認識が2週間くらいで終わったので

初めて、本格的な動きを促し、

動きを自分のものにだいたい出来たところで

荷重へと

再び持っていった

ここまでで1ヶ月半から2ヶ月はかかったか(週2回なので)

で、一通り認識が完了すれば

患者さんからすれば

もう新しい身体であり

世界との関わり、世界の存在が変わっています


もう、自然に動かしても


荷重をかけても、そこには『訳の分からない痛み』

はない


だから、あとは、


『さっ、歩いてみてください』で良い

(実際さまざまなリハビリを盛り込んでいるが)

でも、身体認識と、外界との関係性が完了したあとは
動きのフォームなんかは教えないも同然

誰が日常生活動作を

学んで身につけていますか?

皆さん自分で習得してきたでしょう

(スポーツの動作は別。もはや特殊な動き。自然な動きではない)

ま、長くなりましたんで
今日はここまで

骨折はしちゃいましたが

ある意味必要なイベントでもあり

乗り越えた事で

より一層退院が近づきました

あれ?なんで転倒したのに
必要なイベントだったか理解できない?(笑)

理解しようとしても無理ですよ。 一般的なセラピストは。大丈夫。それが普通です。

一般的なセラピストは普通に自分の与えられた仕事をして、自分の生活を確保してください。

あなた方普通のセラピストは妥協なき機能回復の高みには絶対に到達出来ません
頭が固いから(笑)

無理っす(笑)ある意味才能がないと、ネジって外せないので

高所恐怖症の人がバンジージャンプをするようなもんですから



ま、次回からしっかり説明していきますんで

お楽しみに