一番身近な病気という事で、まずは鬱病を挙げて3部に渡り話をしてきました。難しい内容になってしまい読みたくなくなるような内容だったと思います。しかし、これはあくまでも、病院で治すことができなかった障害や後遺症に今もなお悩まされている方に一人でも見てもらいたいブログですのでご了承ください。
ただ、最初に絶対に注意してほしいのは、精神の病気の真のメカニズムが環境や生き様などの外因にあることが分かったからと言って、誰でも踏み込めるものかというと、
決して簡単な話ではありませんので、絶対に軽い気持ちでその人のプライベートや環境の改善なんかに着手しないようにしてください。鬱病なんかは一般的には下手な介入によって命を絶つというケースが多いので一般的にはかなり禁忌に近いことですので。
というか、これが出来ないと諦めてしまったから、薬に手を染めてしまったのが現代の病院の有様ですから
(もちろん、全てを犠牲にして、薬に命をかけて、薬で成果を出している人もいます。薬も相当難関ですが、極めれば、要は一人一人の身体に合った薬を選ぶ力があればかなり有効になりますから)
一般的に有名な大学を出て、偏差値が高くて、頭の良いともてはやされた医者達が揃って薬に手を出すのですから、世界をひっくり返すくらい難しい事なので、絶対にやめてください。
何度も言いますように、脳は宇宙を超える複雑さですから。。。。。
ま、とりあえず、現在の医療がずさんな事はお分かり頂けたかと思います。
ただ、あまり医療を攻めるばかりも実は出来ないんです。仕方がないちゃ仕方がないんですよね。
この現在の状況がそうせざるをえないということは確かなんです。
つまり、落ち込んで、生活に支障をきたした患者さんが来られた。
しかし、そんな人はいっぱいいる。町に3つほどしかない病院に対して、患者は何百人といる。
一人一人確実に救っていくのは不可能だ。
しかし、患者や家族は良くなることを望んでいる。
さぁ、どうしよう。 それに
患者だけでなく、国もどれだけ良くなったか。ちゃんとやることをやっているのか。監視している。(これは監査と言って、国のお偉いさんが厚生労働省が1年に何回か来て調べるんです。これも基本的なことばかりで簡単に終わってしまうんですがね)
だから、ある程度訴訟が起きないようにその場をしのがないといけない。
だから 即効性のある 薬が 一番なんです。 すごく 理想的な世の中のシステムです
そして、なぜ それが ばれないのか・・・・・簡単なことです
ほとんど9割以上の病院がそれをやっているからです^^
だから 例え一時的に良くなって、あとあと後遺症なんかが残ったり、副作用でボロボロにされようと
他の病院でもそんな人ばかりなもんだから 家族も こんなもんなんだなと 簡単に諦めるんですね
初めが良いもんだから、病院は良くやってくれた。悪いのは 私達 本人なんだ なんて事も普通です^^
メカニズムを分かっている僕からしたら 腹立たしすぎて もう 言葉もでませんがね
そして それは リハビリの世界でもバリバリそんな世界です ですので 他部門でも 当然そうでしょうね
まぁ リハビリの世界の人間なので リハビリの事だけ とりあえず 言いますが
典型的な 代表的な 事で言いますと 脳血管障害による 片麻痺の歩行なんかが 格好の餌食です
脳血管障害の方の歩行の仕方は ウェルニッケマン肢位で調べればどんな姿勢、歩様なのかはわかると思いますので 調べてください(簡単に言うと、片方の腕の関節が全て内側に捻じれるようにして曲がり、足は内側に捻じれつつ伸びきるような姿勢、つま先が削れながらもつま先を突いて、足首がくじきそうな、というかくじいて関節炎になりながらも体重を支え続ける。見るだけで痛々しい)
現代のリハビリテーションでは 脳血管の片麻痺を治すことはできないと言われており 完全に片方は捨てます
この時点で 何がリハビリテーションなの?^^って、何が再び元の状態なの?って思いますよね^^
リハビリテーションなんて言葉使うなよ!って言いたくなりますよ! 毎日臨床出て思ってます><
で、その歩き方が最善策なんて感じなんですよ 平然と・・・・・あとはそれをどうやって生活に生かすか!みたいな事を いかにも 最善策のように専門的に自負して語ります。最悪です (最悪というのは 自分がキツイという事でです。。。。勘違いせずに)
つまり、歩ける ということを 前に進めれば良い と思ってるわけです。。。
国の検査でも 何M進めるか みたいな 事を治った基準においていて 「質」どのように歩けたのかは一切記入は求めません
明らかに 良いほうの足は ガッチガチのパンパンで 悪い方はもっとガチガチで もう 関節炎起こしまくりです
脳血管障害による否定や否認 無視なんかの高次脳機能障害で 訴えませんが 皮膚はただれるわ。関節は熱は持つわで明らかです
これも 状況、現状から来る ものですが 治療者がそれが最善策かのように自負しているのが腹が立つ(全てのリハビリ専門家がというわけではありませんが、ほとんどですね。)
歩行だけではありません
食事でも なんでも できれば良いのです 痛かろうが 動きがワンパターンだろうが(片麻痺患者は動きの自由度を失う)
出来ればって 出来てないですけどね
ふぅ・・・・・・長くなりましたので 今日は ここまでにします ^^ 最後まで見ていただいてありがとうございます
まだまだ まだまだ ありますので また明日 楽しみにしていてください
あ!もちろん先に言っておきますが 僕は 初めから 片麻痺自体を治そうとしてます
現代のリハビリテーション理論なら不可能?
そんなこと 医療者が 言って良いことですか? 出来ないじゃない やらなくちゃいけないんですよ!
もちろん結果もまだ少ないですがあります なので、もっともっと最大限の再生を目指して技術を高めていきたいので もし 片麻痺で困っている人がいたら連絡ください!
では。第2章は片麻痺について話しましょうか。