夫さんが回復期病院に入院中だった頃の思い出を書きます。
約2年前、夫さんは回復期病院にて、外泊の許可を頂きました。
退院してからの事を想定して、週末が来るたびに外泊してましたね。
で、お家の中の動作確認と練習をひたすら繰り返し、それからイオンモールに連れて行って人混みの中を歩く練習。
おかげさまで、イオンモールの中を歩くのは慣れてきたけど、家の中はなかなか慣れなかったようです。
そのワケは…
床でした💦
バリアフリーにして、コルク材やタイルなんかに変えるご家庭もあるかとは思いますが…
我が家は畳と木材がメインのお家です。
そこそこのバリアフリーにはなってますが、1センチほどの敷居が各部屋と廊下にございます。
夫さんにとって、畳もフローリングも、危険な床に見えたようです。
この↓畳のヘリのデコボコも。
なんでやねん!
…こんな小さい継ぎ目に引っかかるような足があるでしょうか。
超ミニマムな足なのか?
それとも、つま先が細くて尖ってるのか?
真剣に何が怖いのか考えてしまうほど、夫さんは真っ平らなフローリング以外の床は恐怖だったのです。
だから、しばらくの間は、お家の中でも夫さんの手を引いて歩いていました。
夫さんがお家の床になれるまで、結構な期間そうしていたような…
最近、この事を思い出して、夫さんに話してみましたよ。
そしたら、「そんな事もあったのかなぁ」と笑っていました。
過去のことを思い出して、笑い話にできる。
そんな日が来たんだなぁと、シミジミの思いました。
ありがたい事です。