箸ぞうくんの「あれから」 | 脳卒中で右半身麻痺、失語症を宣告された夫と支えた妻のリハビリ記録

脳卒中で右半身麻痺、失語症を宣告された夫と支えた妻のリハビリ記録

心理カウンセラー・天命カウンセリングを行っている夫。
そんな夫が56歳で脳卒中で倒れ、右半身麻痺と失語症を告げられましたが、社会復帰するために行ったリハビリと、自主トレのお話。
そして、家族ができる事をお話します。

夫さんと箸ぞうくんのあれから…

平成まほろば病院で、大豆と小豆をつまむ練習ができて、退院後もそこらへんの練習は欠かさず行ってきた夫さん。

現在は、これらを箸ぞうくんでつまむ練習してます↓



「この中で、どれが一番難しい?」って聞いたら、左斜め上に入ってるマダラ模様の平たい豆が難しいんだって。





豆も色々な種類が入っていまして




先ほどの平べったい豆も、つまんで口元へ…




リハビリは、孤独との闘いなんだなぁとヒシヒシと感じます。

どれだけ周りに励ましてくれる人がいても、結局継続させるのは自分。
チャレンジし続けるのも自分なのです。

誰かが代わりにリハビリ受けてくれるわけじゃないもんね。

諦めるのは簡単だけど、諦めたら自分の行動範囲が制限されてしまうもの。
自由をこよなく愛する夫さんには、今の環境は耐えられないのではないか…と思っています。

大好きなペットと遊んで、誰の力も借りずに好きな場所へ行って、誰にも頼らず好きな事をやる。

そんな日が1日でも早くくるといいですね。

ちなみに…

現在の夫さん、やっぱり手首の背屈が苦手なのです。

手首の背屈ができたら、日常生活で出来ることが増えるのになぁ…