脳卒中で右半身麻痺、失語症を宣告された夫と支えた妻のリハビリ記録

脳卒中で右半身麻痺、失語症を宣告された夫と支えた妻のリハビリ記録

心理カウンセラー・天命カウンセリングを行っている夫。
そんな夫が56歳で脳卒中で倒れ、右半身麻痺と失語症を告げられましたが、社会復帰するために行ったリハビリと、自主トレのお話。
そして、家族ができる事をお話します。

仕事で忙しくしていて、全く投稿ができざにいましたが…

夫さんも私も、元気でございます☆


近況を報告いたしますと。
平成まほろば病院への強化リハビリ入院が、今月末か来月か…という時期に入っておりまして。

夫さんは、川平法の自費リハビリ施設も月1回ほど利用しながら、少しずつリハビリに取り組んでおります。

夫さんが今苦手としていることは…

・太ももを上げる(いつも同じ高さに上げられない)
・肘を伸ばした状態で腕を肩から下ろす(肘が曲がった状態でなら下ろすことができる)
・手指(親指と人差し指)を動かす(中指〜小指は動いてきてるらしい)

でございます。

目標や課題が超具体的になってきていますよ。

太ももを継続して同じ高さに上げることができたら、歩幅がもっと広がってくるのにね…
太ももの筋力を鍛える前に、促通で動きを覚えなきゃなりませぬ。

☆☆☆☆☆

毎日ほんの少しでも良いから、麻痺手を使うように努力していくことで、箸ぞうくんでご飯を食べる時間が増えてきましたよ。

以前の夫さんだったら、おかず一品だけを箸ぞうくんで食べるのが精一杯だったんです。

それが、今は2〜3品は頑張れるようになってきましたよ。

わが夫さんの麻痺手テーマは…
使えなくても、何かしら使ってみる。
小さなことでも、生活の中に参加させる。
です。


やっぱり、麻痺手は使えるところは使わなきゃならんなぁ…と、思います。
使うといっても、指を動かしたり手首を動かしたり…ということではないんです。

食事の時に、テーブルの上に麻痺手を置いておくだけでも十分なのです。

麻痺手の存在を忘れないようにすることが大事なのです。


わが夫さんも、時々自分の麻痺手の存在を忘れがちです。
私も常に声かけして、存在を思い出させるように工夫しなければなりませぬね。




最近知った事なのですが、わが夫さんは麻痺足の裏にほぼ感覚がなかったそうです。

感覚がなくても歩ける様で、外ではゲイトソリューション を装着&杖を使って歩いてるのです。

着地の感覚がないのは、私でも足が痺れる時があるからなんとなーく理解できます。
足が痺れてて、感覚が鈍くなってても、歩くことには支障ないですからね。

そんな夫さんが、先日「足の裏、半分だけ感覚がわかるようになってきた」と言い出しました。



足の裏の半分?



どういうこと?


夫さんによくよく聞いてみたら、「親指」「人差し指」「中指」あたりの縦半分だそうで。



画像↑でいうところの、赤線から左部分にあたります。

発症から3年弱になろうとしてますが、まだ感覚が戻ろうとしているのです。
と、いうか、戻りつつある部分が出てきたのです。


脳は神秘的で素晴らしいと思いませんか?

なぜ夫さんが足の裏の感覚に気づいたか?
それは、夫さんが毎日自分の足の裏に刺激を与え続けていたからです。

足の裏を揉み、さすり、指を揉み、さすり、足首までの全体を丹念にさすり続けていました。
それこそ、感覚が無かった足の裏をですが、毎日触っていたから気づく事が出来るようになった様子。

毎度の繰り返しになりますが、リハビリは諦めちゃいけやいと思うし、たまには普段触らないような麻痺側の部位の感覚を自ら確認してみるのも良いかもしれません。

そうすれば、今まで気づかなかった事にきづくことができるかも?
まだまだ、これからですね。



あまり色んな事にこだわらない夫さんですが、最近とてもこだわってハマっているものがあります。

それは、「温泉の湯」です。


以前、大分県の塚原温泉に行った際、夫さんはその湯をたいそう気に入りまして。
本人曰く、「麻痺した手足に効いてるような気がする!」との事でした。

何が効いてるかって?
なんだか、筋緊張してる部分が温泉に浸かった事で柔らかくなった気がするんですって。

それ以来、湯を取り寄せては、お風呂に少し入れて入るのがブームでございます。

温泉の効能って、大抵が慢性皮膚炎とか関節痛みたいなのが多いのですが、この塚原温泉の効能の中には「運動麻痺」という項目もあります。

実際、現地では片麻痺の方も湯治に来られていましたので、何かしらの効能はあるかもしれません。


↑こんなんが届きます。

画像は、塚原温泉のHPからお借りしておりますが、2リットル入りのボトルかスプレータイプのどちらかを選べるようになってます。


取り寄せた湯は、ホントに少しずつお風呂に入れて。
薄い薄ーい温泉の湯で、湯治もどきな毎日です。

夏になっても湯船に湯を溜めなきゃいけないのかなアセアセ
シャワーで済ませられると思ってたけど、夫さんのマイブームが過ぎるまでは当分続きそうですねタラー


ちなみに。
塚原温泉は、かなーり山を登った所にありまして。
しかもグネグネ道。

第一印象は、「ショッカーの基地ですか?」みたいな場所でしたよ。
家族風呂と、一般風呂とに分かれておりまして、夫さんは一般風呂に1人で入るのはムリだったので、家族風呂に入る事になりました。

バスタオルなどの設備は整っていないし、温泉の成分上シャンプーや石鹸などは使えない。
ホントに「湯治のための温泉」っていうイメージが強い温泉でございます。

もし、お近くにお越しの際は立ち寄られても良いかも?です☆


さぁ、塚原温泉の湯がどこまで効いてくれるでしょう?
毎回入れてる量が少ないから、「プラシーボ効果なんじゃないの?」という疑念も抑えきれませんが、本人が機嫌よく入ってるから、それはそれでOKかもです☆

川平法ももちろん忘れてませんよ!

頑張ります☆



夫さんが脳卒中で片麻痺になってしまってから、わが家で動ける人間は私1人になりました。

力仕事も、お家の事も、ありとあらゆる事は私がやらねばなりません。
きっとこれは、私だけじゃなくて、脳卒中を発症させたご家族がいらっしゃる奥さまは皆さん当てはまりますよね💦

先日、我が家の網戸が歪み始めまして。

夫さんが、「これ(網戸)、開けたいけど変になってる」と言い始めましたよ。

見てみると、網戸の意味を全くなさない物体が窓枠に…


隙間から虫入るやろうし、外からはお家の中も見えるわねぇ…。

賃貸のお家ですから、大家さんに連絡しても良いのでしょう。
でも、いつ網戸を見に来るかとか、修理はいつするかとか、なんやかんやとスケジュール決めなきゃいけないのも面倒なわけです。

さぁて、どうしたもんか。


って、思っていたのですが、夏に近づくにつれて、窓を開けたくなるわけだし。
今のままほっとくわけにもいかないのですショボーン


意を決した私は、網戸を自力で直すことにしました。

職場の先輩に聞いてみると、網戸の歪みは自分で直せるってことだったし、そんなに難しい作業ではなさそうだったので、ちょっとやる気出てきました☆


決行はゴールデンウィークの晴れた日って事で、先日網戸を修理しましたよ。


結果はこんな感じ↓


やればできるやん!
我ながらスゴイと思いました☆


頼る人がいなければ、どんどん自分でやるしかない。
このまま、どんどんたくましくなっていくんだろうな…私(笑)




ゴールデンウィークでも、訪問リハに来てくれるPTさん。

 
休みなくリハビリに来てくれるのは大変ありがたいです。
 
で、PTさんから「脳卒中発症者は増えてきてますからね」というお話がありました。
脳卒中で片麻痺になってしまう方は増えている。
けど、それに対応したリハビリを受けられる施設がないのです。
 
これ、めちゃ問題!
 
 
脳卒中特化型のデイサービスを作っていこうという動きも出てきてるらしいけど、受け皿はまだまだ少ないだろうし。
そのデイサービスができるの、一体いつ?
 
 
私が通う「川平法を自分達で」奈良教室にも、なんとなんと私のブログを見てお越しになる方が少しずつ増えてきてるのも事実で(//∇//)
片麻痺当事者さんへのリハビリを必要としている方々が増えていることを、ヒシヒシと実感しております。
 
だから、私にたどり着いてくれた方々に心から感謝なのです。
 
 
私がお世話になっている訪問リハのPTさんも、「保険で川平法のリハビリを受けられる施設が増えてくれたら良いのに…」って、今後増えるであろう(今もいらっしゃるかもしれない)リハビリ難民の事を心配していました。
 
・介護保険で、訪問リハや通所リハなどを受ける
・介護保険を返上して、医療保険で外来リハを受ける
・自費のリハビリ施設を利用する
・お家で家族と共にリハビリを頑張る
 
色んな選択肢あると思うけど、自身の体の機能回復に向かうようなリハビリを受けたいですよね。
どんなリハビリでも良いわけじゃないと思うのです。
ちゃんと、自分自身の状態にあったリハビリが必要だと思うのです。
 
わが家は、介護保険で訪問リハを利用し、その他の日は「川平法」を学びながら自宅で私がリハビリを行うっていうスタイル。
そして、チャンスがあれば「平成まほろば病院」にリハビリ強化入院をするという感じです。
 
家族がリハビリを手伝えるのであれば、少しでも手伝って麻痺側の回復を早める方が良いと思っています。
なので、川平法を自分達で行えるように研修会にも参加しています。
 
この「川平法を自分達で」という研修会は、現時点では大阪・奈良・京都でしか開催されていません。
でも、強い熱意をお持ちの方が立ち上がれば、他府県でも教室を開く事は可能なわけで・・・。(でも、なかなか教室を作るのは大変なのですよね。(;´д`)トホホ)
 
 
脳卒中を発症させて、命を落とす方もいらっしゃいます。
が、今このブログを読んでいらっしゃる方は、何かしらの意味があって生還された方々です。
 
私の夫さんもそう。
意識が戻らないかもしれないと言われながらも、手術を受けて生還した一人でございます。
 
私がこのブログでみなさんと共有できる事は、惜しみなく共有していこうと思っています。
そして、少しでも機能回復の機会をみなさんとシェアしていきたいと改めて思いました。