再び小木ノ城へ(1)松本から桂沢まで | Que sais-je? ク・セ・ジュ――われ何を知る

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昨年4月下旬にエルサルバドルから帰国しました。
エルサルバドルの記事は10月で終了、
その後は帰国後の記事や読書ノートを載せています。

なおヘッダー画像は新潟県長岡市にて2020年11月に撮影。

5月2日(土)に三ノ峠山にハイキングに行きましたが、そのわずか3日後の5日(火)も気持ちの良い晴天だったので、早速歩くことにしました。今回も妻と一緒です。行き先は、熊の出没報告が全くない西山方面の小木ノ城。私は6年前にも訪れたことがありますが、妻はずいぶん昔に行ったきりだというので、では行きましょうということに。帰りに、花みずき温泉「喜芳」に寄れば、前回私が行ったような「ハイキング+温泉」のゴールドコースになります。

 

 

最寄りの蓮花寺バス停から単純に往復すると、舗装された林道をだらだら歩くことになります。しかも杉林が多く、野花も少ないので、私としてはあまり面白くありません。そこで出雲崎方面から入って小木ノ城に行き、そのまま山の反対側に抜けて蓮花寺を通過し、喜芳のある脇野町に行きます。

 

 

長岡駅前9時10分発の路線バスで、出雲崎駅手前の松本9時52分着(720円)。写真は反対方向の待合小屋。こちら側にはスタンド看板しかありません。

 

 

3日前に東山ファミリーランドの近くでも見たウワミズザクラがこちらでもちょうど見頃です。

 

 

今回の小木ノ城への道には、クサイチゴがそこらじゅうで群生していました。野イチゴの代表格で、果実はそのまま食べたり、ジャム、果実酒にしたりするそうです。

 

 

 

それ以上に多く見たのはキツネノボタン。光沢のある5枚の花弁がたくさん咲いているのは、いかにも野花っぽくて美しい。

 

 

オニノゲシです。

 

 

葉に鋭く硬い鋸歯がたくさんあって、攻撃的に見えます。

 

 

葉の茂っている株を上から見るとこんな感じで、有刺鉄線を巻いているようです。痛そうですねえ!(実際に、触ると痛いそうです)

 

 

本日は雲一つない好天。緑もだいぶ濃くなってきました。

 

 

新潟にしては珍しく、これは麦畑ではありませんか。

 

 

六条大麦です。何を作るんですかねえ。麦茶でしょうか。

私は麦茶、大好きです。ビールはもっと好きですが。

 

 

ヘビイチゴの黄色も鮮やか。名に「イチゴ」と付いていますが、果実は毒ではないけれども食用には適さないそうです。

 

 

オオイヌノフグリも、花期も終わりに近づいていますが、まだたくさん咲いています。あまりにありきたりなので最近は写真を撮らないことも多いですが、これは半開きで一瞬違う花のように見えるのがむしろ面白かったので撮りました。涼しい感じがします。

 

 

東山ファミリーランドの近くでも見たアカメカシワが。こちらは特徴的な葉の形が現れつつある若葉です。

 

 

茎が紫がかっていることもあって、これはコハコベのようです。この時期の典型的な路傍の野草です。

 

 

カエルもそこら中にある田んぼのあちこちで鳴いています。水田の足元に近い所に妻が一匹見つけました。トノサマガエルです。初夏ですねえ。

 

 

動植物に喩えるのも変ですが、田舎の集落には神社仏閣もたくさん見かけます。地図を見ると、この付近は集落ごとに寺が一つ、神社が一つあるような感じです。これは別ヶ谷集落にある延命寺。同名の寺が柏崎にもありますし、四国八十八ヶ所の54番もそうです。いずれも真言宗なので、ここもそうかもしれないと思いましたが、後で調べたら、やはりそうでした。真言宗智山派の寺院でした。越後八十八ヶ所の25番札所とのこと。

 

 

その脇の草地には、またもやキツネノボタンがこんなに。

 

 

桂沢集落に入りました。そう、これこそ今の時季の新潟の田舎の情景です。田植えです。

 

 

私たちの歩いている道の脇にビニルハウスがあり、中にはこれから植えられる苗がたくさん置かれていました。

 

 

いかにも象徴的。本日はまさにどんぴしゃりで、こどもの日。

もうちょっと風が強いといいのだけど。

 

 

畦道(あぜみち)に咲いていたシジバリ、もしくはオオシジバリ。葉を撮影していなかったので、そのどちらかは特定できませんでした。

 

 

先ほどはトノサマガエルでしたが、今度はニホンアマガエルがいました。実際にはトノサマガエル以上にわんさかといるのでしょうが、草むらに隠れていたりして、見つけたのはこの時だけです。

両生類や爬虫類(はちゅうるい)が苦手な方もいらっしゃいますが、これなんか、可愛いじゃないですか。右脚をぴょこんと上げたりして、なかなか愛嬌があります。

小木ノ城への道は、これからが登りになります。続きは次回。