モラサン県ドライブ旅行(5)サポ川と2つの滝 | Que sais-je? ク・セ・ジュ――われ何を知る

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エルサルバドルに単身赴任中。
気候がいいので日本よりよほど健康的な生活を送っています。
ドライブ旅行をぼちぼちしていますが、
この国で最も注意しなければならないのは交通事故。
今や治安以上に大きなリスクです。

なおヘッダーは2020年に新潟県長岡市にて撮影。

さて、当初から目当てであったサポ川 (Río Sapo) と2つの滝に向かいます。一緒に仕事をしているエルサルバドル人たちが、モラサン県の観光地として筆頭に名前を挙げる場所です。

 

 

サンフェルナンドからペルキンを通過して南下、途中で幹線道路から分かれてアランバラ (Arambala) を過ぎて更にしばらく行くと、サポ川の渓流が美しい橋に着きました。前回の記事のチョレロン滝からは小一時間です。

 

 

 

 

橋を降りて川辺に出ると、このように大岩の間を水流がすり抜けていて、絵に描いたような美しい光景が織りなされています。

 

 

更に滝を目指して奥へと車を進ませると、フェンスに囲まれたある場所で、ホロホロチョウ (Helmeted Guineafowl) を発見。

アフリカに居た時から願っている事ですが……、

 

食べたい!


 

舗装道路を上がっていき、一つの分岐点で石畳の道に入ります。そしてすぐに未舗装道路になります。

目指している2つの滝は、ジュリア自然公園 (Julia's Natural Park)(グーグルマップでは Julia's National Park と出ていますが "National" は "Natural" の誤りで、国立公園ではありません)の中にあります。この敷地への入園料は一人3ドル、駐車料金は一台4ドル。よく整備されています。

 

 

まずはラスピラス滝 (Cascadas Las Pilas)。幅が広く、水のカーテンになっています。風光明媚とはまさにこのこと。日本人的な感覚で見て、風流な形であるとも言えますね、

食事処もあり、観光施設として一定の設備が整っています。

一組の男女が滝壺に入って戯れていました。そういったのも含めて動画をまとめましたので、次回の記事に。

 

 

こんな感じに、遊歩道が整備されています。

 

 

ラスピラス滝から200mほど下流にあるラオロミナ滝 (Cascada La Olomina)。こちらは激しく怒濤のように流れ落ちる水流が印象的です。二段になっているところも面白い。

 

 

上段の水しぶきは迫力です。

 

 

いや、下段の滝壺に降り注ぐ水のしぶきも凄まじい。

さすがモラサン県随一の名勝。これらの激しい清水の流れを目にしただけで、心が洗濯されたような気がしてきます。

写真をご覧になっただけでも、そんな気がちょっぴりしてきませんか?